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桂 英昭さんのレビュー一覧

投稿者:桂 英昭

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本図説日本建築のみかた

2001/04/24 15:17

立体図版を多く駆使して日本建築をわかりやすく紹介,豊富なエピソードも興味をそそる入門書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書の特徴は,ずばり図版にある。アクソメ図法で描かれた立体図は,日本建築の特徴でもある緑に囲まれた広い敷地の建築構成を総合的に理解する上で,最も有効な媒体であろう。豊富な事例に見合った立体図版数の多さは,この種の専門書を含め評者の知る限りでは稀有のもの。図説とあるタイトルをもっと強調してもよかったと思うくらいである。
 コミュニティーカレッジなどでの講義録をもとに,受講者の声を反映して新たに書き起こしたものだということだが,そのことは膨大な事例の整理手法や平易な文章表現からうかがうことができる。こぼれ話やエピソードの多くが講義の中で受講者の興味を誘ったことは想像に難くない。出雲大社や日光東照宮などの話題提供は,読者にとってタイムリーである。収録されている訪問ガイドは,入場制限などがある日本建築の見学に役に立つ必須アイテムである。購買読者層を考えると,文字ポイント数が小さいことが多少気になるところ。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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ショーウインドウディスプレイの「もてなしの視覚化」を実践的に探求し続けた軌跡

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 限られた同じ展示空間を演出し続けること。しかも、銀座の名所と称される和光のショーウインドウディスプレイ、これを30年間にわたり手がけてきた著者の歩んできた道は、華やかさとは異なり修行僧の世界に近いものではないかと想像する。そのことを口にすることなく、33ものディスプレイ要素をハウツウものとして紹介しながら、序において「もてなし」という純粋な一言に還元してしまうことに、創作の場に身をおく読者は心地よい感銘を受けるのに違いない。英文の併記はグローバルな評価を視座においている。
 デザインスケッチや制作プロセスの部分については、もっと詳細を知りたい読者も多いものと思われるので別途発表されることを期待したい。和光のホームページを開くとディスプレイの近作が継続して紹介されているが、本書を読まれた上でご覧になれば、その楽しさは倍増すると確信する。   
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本まちづくりの科学

2000/10/06 15:22

日本の都市計画最前線で活躍中の研究者・実務家27名が集結し,現在進行形のまちづくりの神髄に迫る

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 長年にわたるまちづくりの研究者・実践家のみが獲得できるであろう信念に満ちた言説が集められた学術書である。もし,まちづくりの教科書というものが求められるならば,現時点で,最も適切かつ有効な文献であるといってもよい。編者の心構えや内容の密度からして,一般向けのまちづくり読本とは一線を画している。裏を返せば,まちづくりを柔らかな側面だけで認識している諸氏には,手にとった瞬間に違和感を覚えるに違いない。だが,評者は,この違和感こそが,本書の大きな狙いのひとつであると考える。
 タイトルにある「科学」という用語の使用,第三章の「テクニック」という言葉,さらに,あとがきの副題「まちづくりは正義か」というフレーズは刺激的である。それは,一般住民が抱くまちづくりというニュアンスとは正反対の,かつての「都市計画」と結びつくようなイメージを与えがちだからであろう。
 70年代からスタートしたといわれるまちづくりは,近年になって着実な成果を上げているが,多種多様な展開や終わりのない活動がゆえに生じる現象をあいまいなまま放置し,共通認識として明確化してこなかった感がある。本書は,編者を含めて27名の研究者及び実践家が,蓄積してきた理論やフィールドワークに裏付けられた論理的認識を媒介として,このことへチャレンジしようとしているのである。結果的には,これまでにない論理性と客観性をもつ充実の書としてまとめあげることに成功している。成功の大きな鍵は,さまざまな目的をもつ幅の広いまちづくりの中で,テーマ全体のベースを住環境に絞った編集方針にあると考える。また,住民参加をキーワードとしながらも,それに媚びない専門家の役割と責任を明らかにしようとする姿勢も忘れてはならない。最後に,評者の個人的な希望として,この成果をより平易なスタイルで一般住民や行政関係者向けに発信されることを期待したい。
(C) ブックレビュー社 2000

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