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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

竹中 誉さんのレビュー一覧

投稿者:竹中 誉

6 件中 1 件~ 6 件を表示

eブランド戦略

2001/05/10 22:18

IT環境下における企業経営にとってのブランドの重要性,優れたブランド構築・維持のための手法を説いた

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 近年,日本の産業界において,企業経営にとってのブランドの重要性が強い関心を集めており,ブランドに関する研究論文・書物などが数多く出版され,企業経営とブランドをテーマとするシンポジュウムなどの活動も活発に行われている。
 本書は,「事業を勝ちパターンにのせるうえで,強いブランドの構築は絶対不可欠である」とし,とくにインターネットが創り出した情報環境のもとで,強いブランドが企業にとって持つ意味はますます大きくなっていることを強調している。ITの飛躍的な発展と通信技術との結合の結果生み出されたインターネット環境下において,情報供給量が需要をはるかに上回っており,この情報環境の変化が企業経営にとって,根本的な変化を与えているという視点は市場の本質的な変化についての指摘として注目すべきであると思う。
 そのような市場環境においてはユーザーから積極的に選ばれる強いブランドを持つことが,勝者になる唯一の道であるとの視点に立って,サイバー・ワールドとリアル・ワールドとの違いを企業と顧客との関係の創られ方・あり方などの観点から捉え,両ワールドでのブランドの構築方法の違いについて詳述している。
 また,アマゾン・ドット・コム,ヤフー,AOLなどのブランド構築をサイバー・ワールドにおける成功の主要具体例として紹介している。
 ITと通信技術の進歩と両者の結合,インターネットの出現と驚異的な速度での飛躍的な拡大が,市場環境を大きく変えてしまった事実は衆目の一致するところであろう。
 驚異的な新しい情報環境とグローバライゼーションの進展は,企業に自らと顧客とのあり方を原点に立ち返って再点検することを求めている,といってもよいのかも知れない。
 eブランド戦略というコンセプトを掲げ,新しい時代の企業経営のあり方を問いかけているという点で,的を射た良書であると思う。
 強いて難点をいえば,ブランドの重要性と強いブランド構築の具体論を詳述しながらも “ブランドとは ?”の点での掘り下げが不十分であることか。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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業務多忙で時間に追われている企業人に,仕事の仕方を工夫・改善して,生産性を高める実践的方法を提案

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 ビジネスマン共通の経験として,職場で直面する情報洪水,一時に押し寄せる仕事量,予測外の飛びこみ仕事による業務計画の混乱等々に悩まされることが多い。本書は,このような「多忙」「情報洪水」などの実態に焦点をあて,これらの問題が実践的に解決・改善可能なものだと教えてくれる。
 例えば本書にある『能率向上プログラム=PEP』を実践するとビジネスマンの生産性は2倍にも3倍にも高まるが,それは勤労意欲の高低ではなく仕事の仕方の工夫・改善によって実現できるものという具合。「細部までの徹底」「すぐにやる」「習慣にすることによる改善」「整理・整頓・清潔・清掃」などの所論の内容は,斬新さに欠けこそすれ,個々の提案に具体的な方法論の裏打ちがあるので,貴重な手引書になる。著名人の名言や,米国の経済専門紙に報じられた「ビジネスマンがオフィスで探し物をする時間は年間6週間に及ぶ」といった興味深い資料が随所で著者の論点を効果的に補足している。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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人事管理,リーダーシップのあり方に悩む管理職に対して自己点検・自己啓発のための優れた示唆を提供

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 本書のエッセンスを一言で表現すれば 「人を使う立場にあるリーダーが心得ておくべき人間管理の基本的な心得帖」ということになると思う。組織の管理者にとっての任務遂行の本質はよくいわれるとおり, ”他人を通じて仕事をする”という点にある。
 この点が,プレーヤーあるいはスペッシャリストと管理者の基本的な違いであり,”名選手必ずしも名監督ならず”という言葉に象徴される内容であろう。したがって,管理者にとっての最も重要な成功要件の1つは人事管理の巧拙であるといってよい。
 一方,豊な社会の実現,価値観の多様化,技術進歩に伴う年功価値の減少などが急速に進む環境変化の下で,組織のなかの人事管理,リーダーとしての管理職の仕事もますます困難な課題に直面している。
 本書は組織のリーダー,特に中堅管理職が人事管理の実務上陥りやすい過ち,心得ておくべき基本的な心構えを66ポイントにまとめて紹介しており,気軽に読破できる参考書である。
 多くのポイントは,時代と場所を超えて通じる内容であり,リーダーが肝に銘じて守るべき教えを示していると考える。管理職の立場にある読者諸氏にとっては思い当たる点が,反省を含めて各所にあると思われるが,本書の面白さについて,特に次の2点に注目されることをお勧めしたい。
 第1点は,一見ハウツーものであるが,各所に人間の深層心理に関係する洞察力に裏付けられた本質に迫っていることである。たとえば,「自分の価値を他人に認められることこそ,人間の最も根源的な欲求である」「論理ではなく,感情で説得せよ」「1つの耳は話を聞く耳,他の1つは心を聴く耳」などである。人事管理上の技術書としてだけでなく,より深い人間理解のための示唆を含む書として受けとめることが適切であろうと思う。
 第2点は,この書の著者が米国人であり,米国産業界で広く読まれ,好評を博しているという事実である。伝統的に,殆ど具体的な根拠もなく,日本人は 「人情の機微は日本人の専売特許であり,外国人,特に米国人は機械のように合理的で,ドライである」と思いこんでいる傾向が強い。グローバリゼーションが進行する世界環境の下で,人間の本質は洋の東西を超えて通じる面が多いことを,より多くの日本人が理解するためにも価値ある示唆に富む。       
(C) ブッククレビュー社 2000

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ITとグローバル化が世界のパラダイムを変化させている環境下,21世紀に臨む個人の生き方への示唆と提言

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 情報通信技術の驚異的進歩と発展およびグローバライゼーションの急速な進展は,世界のすべての国々,社会,企業,個人の考え方・あり方などに大きな影響を与え,今後のあるべき姿に根源的な問題を提起している。
 グローバル化の潮流と国家のあり方,企業のあり方,個人に必要とされる能力などについては,わが国においても多くの識者がすでに頻繁に論じている内容でもある。その視点からは,当書のテーマ自体は特に目新しい問題意識ではないと言える。しかしながら,当書のもつ大きな意義と強烈な迫力はこの課題に単に理念的・論理的な“あるべき論”として取り組むのではなく,世界各国・各地に既に起こりつつある数多くの多様な具体的な事例を通じてその本質に迫り,読者に訴えかけている点にある。
 当書は,世界の変化を象徴する多様な具体例を,国家と個人,企業と個人,社会と個人,宗教と個人などの切り口から紹介し,21世紀に臨む日本および日本人にとっての挑戦課題を見事に描き出している。
 “人間としての普遍的な価値を重んじ,毅然として自己の主張を貫く個人”“自主独立の個人”が今後の世界的主流になり,その流れがすでに始まっているとすれば,“和を以って尊しとなす”あるいは“全体があって個人が存在し得る”という類の考え方,文化に馴染んでいる日本人はその壁を克服し得るであろうか? また,異国間,異人種間の壁を低くし,人間同士としての関係構築を促進するグローバライゼーションの潮流のなかで,“日本人の両親を持ち,日本に生まれ,日本で育った人間だけが日本人”という無意識的な考え方が今なお強い日本人が,世界の新しいすう勢を取り入れて存続・発展してゆけるのであろうか?
 このような根源的な課題について深く考えるヒントを提供してくれる良書であると思う。国家と個人,国家と企業,産業社会と企業,人類にとっての普遍的価値と国家・地域の価値・文化,全体と個人などなど,考えるべき課題は深く,数多い。21世紀に向けての方向,具体的な対処方法は,読者個人個人の思索と努力に委ねられていると思うが,当書に紹介されている数多くの事例が貴重なヒントを提供してくれている。一例をあげれば,スイスのブレーンストア社のアイデア生産の4段階法は,知的資産構築についての知恵を求める企業・個人にとって直ちにでも取り入れ得る具体例であると思われる。   
 混迷感,閉塞感が支配するわが国社会の現状において,21世紀に向けての日本の重要課題の本質についての理解を深め,われわれ各個人がどうあるべきかを考えるために極めて有用な良書であると思う。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本マイクロソフトのマネジメント

2000/11/01 12:15

企業の大きな夢を現実のものにするための経営理念とマネジメントの具体的実践手法を明快に紹介

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 多少とも情報産業界に関係のある人,或いはPCについて学ぶ経験を持つ人であればマイクロソフトという会社の名前を知らない人はまずいないといってよいであろう。また,同社の創始者であるビル・ゲイツの名前も恐らくマイクロソフトと同じ位の知名度を持っていると思われる。ビル・ゲイツとマイクロソフトは現代社会の奇跡であり,産業界に身をおく多くの人々,特に若い世代に対して大きな夢とロマンを実現した存在であると思われる。その観点からは,ビル・ゲイツはコンピューター・ソフトウエアによって世界の産業界・社会の情報化の推進に多大の貢献をしただけではなく,近代社会に大きな夢を与えた功労者であると言ってよい。
 世界中の多くの人達がマイクロソフトの驚異的な成功に目を見張り,ビル・ゲイツに賞賛の声を惜しまないであろうが,マイクロソフト社の大成功の秘訣を身近なものとして考えた人は多くはないであろう。本書はマイクロソフトの成功の背景に焦点をあて,その奇跡的大成功が,単にビル・ゲイツという天才的リーダーのひらめきや,稀有な指導力によって実現されたものではないこと,市場での勝利を志す他の企業に移入し得る経営ノウハウを含むものであることを明かにしようと試みている。マイクロソフトの成功を組織管理の方法論的観点からとらえ,経営理念,目標設定,マネジメントのあり方,目標達成に向かう社員の動機付けなどを12の具体的実践論として論じている。組織としての明確な目標の設定と全員への徹底,組織全体のエネルギーを集中させ,導くための具体的手法と社内文化の構築,目標追求活動を全社的に実践するためのマネジメント・ノウハウ等々は,企業経営者および管理職にとって重要な示唆を含んでいる。
 「どんな企業であっても優先すべきは,安全の欲求を持つ人間ではなく,征服の欲求によって駆り立てられる人間を雇用することである」「マイクロソフトにおいては,社員評価の最優先基準は成果であり,言い訳や説明ではない」などの言葉は日本の読者にとって相当に刺激的に聞こえる点もあろう。独立性,自立性が強い個人で構成される米国の社会・文化上で成功する組織管理の考え方,人事制度,プログラムなどは,当然のことながら,そのままでは日本の土壌に適さない面を含んでいる。しかしながら,グローバル環境下の企業経営の原理・原則を考える上で,日本の企業経営者や管理者にとっても価値ある指標を提供する良書であると思う。
(C) ブッククレビュー社 2000

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顧客サービスの本質は人間の喜びの充足であり,真のサービス実現のためには,理念,戦略,実践の確立が不可

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 アメリカの百貨店チェーン,ノードストローム社の副社長として手腕を発揮したベッツイ・サンダース氏は,企業が顧客に提供するサービスについて鋭くその本質を追求するとともに,優れたサービス企業として成功するための示唆を提供し,提言を行っている。
 成功するための要件を基本理念,ビジョン,戦略等に整理し,普遍的原則,体系的な仕組みとして構築している点が文化,国境を超えて理解と共感を創造する訴求力になっている。特に,きめこまかなサービスは以心伝心で,日本人独特のものと思い込みがちな日本人にとって大いに参考になると思う。
 顧客を頂点とし,トップマネジメントを底辺とする企業の逆ピラミッド組織図も具体的かつ教訓的である。また,いくつかの個所で紹介されている企業現場で日常的な事例も大変示唆に富んでおり,著者の主張をより説得力のある内容にするのに役立っている。
 日本型経営の大成功が世界中の注目を集めていた1980年代には,優れた顧客サービスは日本企業のお家芸の1つとして,また,成功の秘密の1つとして取り上げられていた。テーマ自体は新しいものではないかも知れないが,高度な倫理観に基づく企業行動こそがサービスの真髄と説く著者の論点は,新しいコーポレート・ガバナンスを模索する日本企業にとって価値ある示唆を提供するものであろう。また,IT技術をサービスに活かす考え方や実践についての意見も興味深いものがある。
 経済活動のグローバル化が進展する環境下で,日本企業のサービスを原点に戻って再点検・再構築し,日本人以外の多くのステークホルダー(利害関係者)との間により良い理解と共感を構築していくために参考となる良書であると思う。
(C) ブックレビュー社 2000

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