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相良 岩男さんのレビュー一覧

投稿者:相良 岩男

59 件中 1 件~ 15 件を表示

製造企業のあり方や生産・生産管理に関する基本事項などをまとめ,その未来の姿を記述した指針書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 経済を取り巻く社会環境は激しく変化している。激しい変化のなかで,企業は時代の流れを正しく把握し,それに適合するように変革することが必須となってきた。時代の変化に合わせた製造企業のあり方と生産・生産管理に関する基本事項をまとめたのが本書である。
 従来,組立生産ラインは大量生産の時代に対応した生産工学IE(Industrial Engineering)手法が活躍してきた。この基礎は1910年代にできあがり,ほとんど変わることなく歩み続けてきた。しかし,多品種化,短納期化の時代になるにつれ,次第にこの従来のIE手法は適さなくなってきたのである。
 その理由として次のような要因が考えられる。時間分析や動作分析を基本とした現状分析型に多くの時間がかかりすぎる。現状がよくなるように改めていく改善では,大きな変革や改善は期待できない。ムダに対する認識が甘く,運搬や在庫のムダを容認したうえで効率よくやろうとしていた。生産者中心の考えで効率・経済性・合理性を追求し,1秒でも速く,1個でも多く作ることに注力していた,といったことである。
 激しい社会の変化の中で猛烈な競争を勝ち抜くには,従来のIEではなく,新しいモノづくりの哲学が必要となってきた。つまり,変化に強く,顧客中心の思考で柔軟性に富んだ新しいIEへの脱皮が望まれるのである。
 この問題に危機感を持った著者は,問題解決に対する新しい考え方として「新IE宣言!!」を行い,この提案を1990年から1991年まで,工場管理に関する専門雑誌に連載した。さらに,従来のIEやJIT(Just in Time)生産や7ゼロ生産,新技術などを組合せ,「変化に強いムダ取り思想と技術」と題して体系化を図り,新IEの構想づくりをしてきた。これについて記述したのが本書である。
 その内容は,「第1章市場の変化と製造技術」「第2章製造企業と未来工場」「第3章生産管理の概要」「第4章生産管理の組織」「第5章生産要素 5M1 Iの概要」「第6章生産合理化の指標」「第7章原価低減の方策」「第8章未来型生産管理と新IE」である。 新しい生産・生産管理の手法を検討している各企業部門で,本書はよい指針となるであろう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本電気回路の基礎と演習

2001/01/19 18:15

直流回路から交流回路までの電気回路理論を項目別にまとめた入門書。初学者にわかりやすく記述

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 21世紀はIT(情報技術)の時代といわれる。このITを支えるのはエレクトニクス技術であり,エレクトニクス技術の基本となる電気回路理論がある。だが,この電気回路理論を学ぶことは苦手だ,という初学者や技術者が多い。今までにも多くの電気回路理論に関する本が出版されているが,本書の特徴は初学者を対象に勉強しやすいように幾つかの工夫を凝らされている点である。
 まず,誌面の見開きごとに1つの項目を簡潔にまとめるようにした。初めに項目の内容についての説明があり,この後に内容を十分に理解したかどうかの設問がある。内容的には最も基本となる直流回路理論の中で,電圧電源と双対性にある電流電源を用いて回路解析が簡単化できることについても記述している。次に,難解とされる交流理論の中での相互誘導についてはブリッジ回路と結び付けて学び取るようにしている。本書は初学者とか,電気回路理論を再度勉強し直そうという技術者向けの教科書であり入門書である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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機械の設計を行う上で基本となる加工技術について,基礎知識を平易に解説した初心者向けの入門書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 従来,日本の先端産業機器を支えてこれたのは優れた機械設計技術があるからである。これらの産業機器はすべてこの機械設計技術に左右されているといっても過言ではないだろう。
 すべての産業機器は,まず設計から始まる。ただし機械の知識だけあっても設計できない。また現場の技能だけあっても新しい物は作れない。ここで重要なのは設計と加工現場とを結ぶときに生じる実際の知識だ,と著者は言う。この設計と加工の間を結ぶ知識はどのように関連しているのだろうか。
 創造的設計は加工技術が鍵である。基礎となる現実の加工の技術的知識を十分に取得することにより,初めて経験豊富な匠の設計者となれる。機械を作るには,どのような物を作りたいのかという着想から始まり,それを実現するにはどうすればよいのか,どのように加工して作るのか,ということになる。ここから具体的な部品の形が作られ,1つの機械としてできあがっていく。設計者は加工や組み立ての技術レベルをよく知った上で,加工者側に作るための情報を伝達することがより重要となる。
 有名なカメラ精密機械会社で実際の設計にかつて携わった経験豊富な経験を持つ教授と,設計の基礎解説に経験を持つ教授らが中心となって設計に関係する学生や初心者向けに機械加工の常識をわかりやすくこの本は解説している。たとえば,微細加工ではドリル使用上の注意点や,ノギスの本尺と副尺との正しい使用法など,なかなか他人に聞きにくい重要な基礎的事項が記述されている。
 本書は次のような内容が記述されている。
 第1章は,設計から見た加工,第2章は加工の原理,第3章は旋削加工,第4章はフライス加工,第5章は穴あけ加工,第6章は熱処理,第7章は研削加工,第8章は表面処理,第9章は測定・検査,第10章は組立,第11章はその他の加工法,第12章は加工の周辺技術,第13章は量産加工,である。
 この本は学生や初心者向けに,設計と加工の知識とがどのように関連しているのか,部品の製作にはどんな道具を用いるのか,どのように形作られるのか,最も重要な設計に際しての注意事項などについて解りやすく解説した貴重なノウハウ集と言えるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000

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紙の本入門ディジタル回路

2001/05/01 22:21

デジタル回路の基礎となる論理ゲート・論理関数・演算回路・順序回路などについての初心者向け入門書

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 産業用・民生用各種電子機器(DVD・デジタルTV・パソコンなど)のデジタル化が急速に進んでいる。デジタルによる電子機器を支えているのが,高性能なデジタルICである。このデジタルICの基礎となるのがデジタル回路となる。このため,各大学工科系の学科では積極的にデジタル回路をカリキュラムに取り入れるはじめている。このデジタル回路を理解するには半導体物理,電気回路,線形電子回路,情報数学,集積回路技術など,幅広い予備知識が必要なことはいうまでもない。
 この幅広い知識をわかりやすく,短時間で初心者に学ばせることは大変に困難である。授業を担当する大学の教授たちは適切な教科書がなく悩んでおり,本書はこの問題解決のため必要に迫られた教授陣によって,初心者向けに執筆された。本書の特徴は,高校で学ぶ数学と物理を基本にして,回路の原理を理解しやすいように,平易な文章で記述しながら,専門的な技術力を修得できるように配慮している点である。
 内容は半導体素子の非線形動作,波形変換回路,パルス発生回路,基本論理ゲート,論理関数とその簡単化,単純な組合せ論理回路,演算回路,ラッチとフリップ・フロップ,順序回路の論理構成と機能表現,単純な順序回路,メモリー,インターフェース回路である。
 デジタル回路の基礎を学ぶ大学工科系の教科書として,また,企業内の初心者向け入門書として適している。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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与えられたデータ信号を変換・加工し,目的とする情報を取り出すデジタル信号処理技術に付いての入門書

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 デジタル回路ではCG(コンピューター・グラフィックス)やVR(バーチャル・リアリティー)や数値解析など,デジタル信号処理を扱う分野が急速に進展・拡大してきた。このデジタル信号処理は,与えられたデジタル・データ信号を処理目的に合致するように変換・加工し,目的とする情報を取り出すことのできる技術である。デジタル信号処理は今後の展開のなかで非常に重要な技術となってきた。一般に音声や映像などの情報はアナログ信号であり,これをデジタル信号に変換してから処理を行う。1つのデジタル信号処理を行うにも,種々のアルゴリズムがある。しかも,効率的で高度なアルゴリズムが次々に開発され,次々に旧式化していくのが現状である。この変化のなかでデジタル信号処理技術をどのように学んでいくかが,初心技術者に求められている。
 一方で,デジタル信号に関係する教科書はいくつか出版されているが,格調高く記述した本や,特定の専門分野の理論だけを書いた難解な本が多い。このような現状のなかで,本書の特徴は初心者向けにデジタル信号処理の必要性やその意味の解説を中心に,理解しやすく,平易に執筆している点である。
 本書の内容は信号処理の定義,信号空間とフーリエ解析,標本化の定理,Z変換,離散時間線形システムとデジタルフィルター,デジタルフィルターの周波数特性と設計法,不規則信号解析の基礎,相互関数・パワスペクトル・周波数伝達関数の推定法などから成り立っている。
 デジタル信号処理の基礎を学ぶ大学工科系の教科書であり,企業内の初心者向け入門書として適している。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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パワーエレクトロニクスの基礎,電力用半導体素子・電子回路の制御・回路・応用などを記述した入門書

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 パワーエレクトロニクス技術の応用分野は,産業分野では電力系統の制御に,民生分野では家電製品や照明器具など,多岐にわたっている。このパワーエレクトロニクス技術は電子機器を設計するうえでますます重要となる。その基礎から応用までを本書はわかりやすく,図面と平易な文章で記述している。
 本書の内容は,第1章でどの様な分野でパワーエレクトロニクスは活躍しているのか,その概要を,第2章で重要な働きをする半導体と,これを使用した電力用半導体素子の特性を説明し,第3章で半導体素子を制御するための知識として電子回路の基礎を,第4章でパワーエレクトロニクスの核となるAC-DCやDC-DC変換回路などの基本回路を,第5章で電力系統や照明系統など,応用分野の回路構成などを取り上げて解説している。
 各章ごとに章のまとめがあり,内容が理解しやすい様に構成されている。本書はこれからパワーエレクトロニクス技術を学ぼうとする,初心の技術者やパワーエレクトロニクス技術になじみの少ない,論理回路の技術者向けに適した1冊といえるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本身近になるロボット

2001/04/18 18:16

身近になるロボットに必要な機能,ロボットコンテストの現状と意義・取り組み方などを記述した解説書

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 ロボットは人の手の替わりになる自動機械の発展形として,50年ほど前から登場してきた。今やロボットは,技術的に進化し,産業用ロボットから身近なロボットへと大きく変化している。すでに,動物の形をしたAIBOなどのペットロボットは商品化され,間もなくホームロボットとして,家庭への普及がはじまるのではないかと思われがちである。だが,現在のロボットはまだ,パソコンの様な魅力を持ち合わせる商品として,技術的に開発されていない。人間の望む身近なロボットは,非常に高度な技術開発を必要とする。
 本書は,まず魅力あるホームロボットとは,どの様な機能を備えていなければならないのか,それを実現する研究開発の現状はどのようになっているのかについて,取り上げている。次に,国際的な活動が繰り広げられているロボットコンテストの現状と意義,また,技術的課題や取り組みなどについて記述している。
 各項目の説明文章はわかりやすく,簡潔にまとめられ,しかも,写真や図面などが挿入されおり,だれにでもロボットの現状を理解することができる。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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文部科学省科学技術政策研究所が実施した,1998年度の外国からの技術導入に関する動向分析報告書

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 文部科学省科学技術政策研究所は,毎年日本の技術貿易の状況を把握する一環として,外国からの技術導入に関する動向分析を行なっている。調査は,技術導入締結に関する報告書を基に,技術分類別,国別導入件数,契約件数などを分析している。今回の報告書は1998年度の新規導入技術契約の実績1,527件についての分析である。
 報告書によると,新規技術導入件数の減少傾向が大きく,経済活動の停滞による影響が出ている。米国からの導入件数は減少しているものの,依然,米国からの導入は大きな割合を占めている。このなかで「ラジオ・テレビ音響器具」は増加し,「電子応用装置」「精密機械」は横ばいである。特許や商標を含む技術の割合が増加し,欧米企業の工業所有権戦略に,変化の可能性がうかがえる。ソフトウエアは,独占権や再実施権を伴った導入の減少傾向が大きい,と分析している。
 目次は調査概要や技術導入契約件数や先端技術の導入状況など細かく分かれている。さらに,図表として外国技術導入の動向データ,統計表が附加されている。本報告書はこの分野に関係する企業部門にとって非常に価値のあるデータである。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本ディジタルIC 改訂新版

2001/04/17 18:18

ディジタルICの基礎的動作の原理から汎用IC,それに応用回路までを易しく説明した初心者向け解説書

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 IC(集積回路)は,あらゆる電子機器で活躍している重要な電子部品。このICは一体どのような動作をするのか,に関心を持っている人は多いのだが,一般の人には何となく馴染みにくい。この本は,そのような人たちに手軽にICを理解してもらおうという目的で,わかり易く編集されている。ICにはアナログICとディジタルICがあるが,ここではディジタルICについて解説している。
 本書は,1986年の初版以来,多くの読者に読まれてきたものを改題改定して発刊,新しく楽しいディジタルICの制作例が追加されている。内容は,第1章 のぞいてみよう!! ディジタルの世界,第2章 ディジタル回路のいろいろ,第3章 ディジタルICの基礎知識,第4章 使って楽しいディジタルICという構成。ディジタルICとして,バイポーラ・タイプの74LSシリーズとCMOSの4000Bシリーズについて取り上げている。楽しい絵を見ながら,誰にでもこれらディジタルICそれぞれの動作を理解することができる。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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キットとパソコンを使って,ディジタル信号処理用のDSPプログラミングを勉強するための初心者向け入門書

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 情報技術の発展で,DSP(Digital Signal Processor:ディジタル信号処理)は,極めて重要な基幹技術になり,音声や画像などの信号処理を行うディジタル・フィルター回路などに使う。ディジタル信号処理の応用分野が分かると,誰でも手軽にDSPを使っての身近な応用展開が可能で,例えばDSPを用いて和音やエコー機能が簡単に作れる。
 本書の主旨は,このDSPをシンプルなC言語でプログラミングしつつ楽しく学ぼうというもの。DSPの動作を理解するのに,TI社のTMS320VC5402搭載のDSPスターターキットとパソコンで,第1章 ディジタル信号処理とDSP,第2章 DSPプログラミングの基礎,第3章 FIRフィルター,第4章 IIRフィルターのプログラミング—を実践学習する構成。
 ディジタル・フィルターは電子機器の中で一段と重要さを増す。DSP技術の習熟は設計技術者の必須条件。本書はDSPプログラミングの基礎を学び,さらなるDSPの展開を図ろうという技術者に適している。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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マイクロ波の回路網理論や電力分配・合成器理論と方向性結合器などについて解説した専門家向け技術書

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 情報技術の発展に伴い,電子機器が使用するマイクロ波領域は,ますます高い周波数になっている。マイクロ波は重要な基幹技術だが,従来の本は理論展開が主で,実際の電子機器開発にどう応用するかの応用展開に手薄いきらいがあった。
 本講座第2巻は,このマイクロ波を実際の設計にすぐ役立つようにするというのが編集の目的。著者は理論展開だけではなく,(1)理論と共に実験データとの比較を行う,(2)問題練習を通して実際のイメージを捉える,(3)発想を豊かにするための基礎的な説明を重視する,(4)設計資料の充実を図る,(5)式の理解を助ける上で各種の理論解説と各種原理・解析などを整えることが重要,(6)式の理解が進めば次の新しい発想に結びつく—といった考えのもとに,記述を展開させている。
 従って,この本の特徴は各項目ごとに,理論面の解説部分,理論と実際のデータとの比較実験コーナー部分,問題と解答を伴った練習コーナー部分を設けている点である。設計データや図解も随所に載っており,難解なマイクロ波の動作の理解を助ける工夫もある。初めてマイクロ波を学ぶ者にとって,その動作内容が理解しやすい本だ。
 このマイクロ波技術講座は4巻仕立てで,既刊の第1巻はTEM波と分布定数回路,TE波とTM波の誘導路,誘電体装荷導波路,平面構造形の導波路などの解説。第2巻の本書は,第1巻からの続きである第6章から始まる。第6章はマイクロ波回路を回路網として取り扱うために必要な回路網理論に触れ,Z行列,Y行列,S行列の物理的意味をわかり易く説明。第7章は種々の電力分配・合成器の理論と実際の構造及び等価回路の観点から物理的意味を解説。第8章は種々の方向性結合器をその原理的な分類から述べ,さらに実際の回路構造とともに,これらの理論と実験値を示している。
 本書は,これからマイクロ波を勉強しようとする学生はもちろんのこと,企業の高周波回路設計者向けの実用的な技術書である。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本モータ技術実用ハンドブック

2001/04/17 18:18

応用機器に使う小型・中型モーターについて最新の技術動向を基に基礎から応用までをまとめたハンドブック

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 駆動系にモーターを使う応用製品は,パソコンやCDはもとより冷蔵庫,髭剃りに至るまで多岐にわたる。それに伴いモーターの小型軽量化・可変速運転性・低振動・低雑音などと要求事項が高度化。利用方法も,コンピューターによる判断機能を持ったサーボシステムやアクチュエーターなどにも及び,高度化は著しく,製造過程の環境対策も重要課題である。
 本書は,このような点を重視,モーターに関する最新技術情報の全体像を把握できるのが特徴。ベーシック編はモーターの基礎,ドライブ,制御,解析,材料などの技術動向,アドバンス編ではその高能率化技術,低振動・低雑音などの技術動向,アプリケーション編はモーターシステムの構築手法,FA機器,AV機器など各種応用動向—をわかり易く解説。全1084ページ,日本能率協会のモーター技術シンポジウム企画委員,モーターの先端技術開発者らによる編さん。駆動系を伴う電子機器の応用設計者には最新動向を知る上で便利。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本生産技術実用化便覧

2001/03/29 18:16

世界をリードしている日本の代表的な産業に関し,その最先端生産技術を集積し,網羅した利用範囲の広い便覧

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 21世紀になって,グローバル化やデジタル化や資本の流動化などが進み,企業の置かれた環境が変化していく。これに伴い,世界の社会構造は大きく変化するだろう。この結果,工業立国として世界をリードしてきた日本の製造業も転機に立たされ,大変革が求められるようになってきた。
 多分,21世紀の日本の製造業はこのままでは維持できない。この壁を打ち破るには,十分な国際競争力を備えることが急務となってきた。実現には企業価値を最大限に高める必要がある。これを支えるのが,新しい生産技術である。今後の生産技術の重要な課題は,資源・価値観・政治経済・科学技術・人工・環境の6分野である。しかし,一部は急速に悪化したり,一部はすでに継続できなくなりかけている。
 社会も企業も,取り巻く環境は劇変するだろう。どのように展開して行くのかを予測するのは困難である。そこで,20世紀から21世紀へと,端境期にある日本の製造業の現場では,どのような技術が,どのように使われているのかをまとめ,この技術を21世紀への飛躍の糧とするねらいから,本書は刊行された。
 日本の代表的な産業の,最先端生産技術のほとんどを網羅し,大変に便利な生産技術に関する便覧である。総ページは2168ページ,執筆者は古川勇二東京都立大学教授監修のもと375人である。日本の先端で活躍している技術者によって最先端の生産技術の現状をまとめている。生産技術の動向を知るのに便利で,役立つ。
 全体は10部構成になっている。第1部は「生産技術のパラダイム」に関する記述,第2部は「生産システムの基礎」を,第3部から第9部までは代表的な製品の生産技術を取り上げている。第3部「生産技術の情報化」,第4部「エレクトロニクス産業のパラダイム」,第5部「液晶産業のパラダイム」,第6部「機械産業のパラダイム」,第7部「プラスチック産業のパラダイム」,第8部「プラントエンジニアリング産業のパラダイム」,第9部「エコロジー産業のパラダイム」,第10部では「資料編」となっている。
 各企業の生産現場,技術開発関連セクションや大学の技術系図書館などで,利用範囲が広い。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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紙の本機械材料の強さと機能

2001/03/29 18:16

新素材開発に向け,従来からある素材や物性などの基礎技術を再度見直し,知能化を検討した技術書

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 社会の豊かな生活は高性能,多機能な各種の材料によって支えられている。生活と材料のかかわりのなかで,素材の特性や材料の物性が重要となってきた。最近のニーズとして,知能化に寄せる期待が大きくなっている。生体の材料の多くは外部からの情報を感知し,選択したうえで刺激を防いだり,機能を回復・再生させる能力を備えている。このような能力を既存の工業材料に付与するのが知能化。従来の材料に関する高性能化,多機能化の動きの延長線上にあり,新規材料開発の目標でもある。この新規材料開発は新規産業を構築するうえで,最も重要な基盤技術である。新規産業を支える材料には,金属系や有機系や無機系などがあり,そのどれも素材に対し高度な特性が要求される。
 材料として,既存の素材技術を基礎にしたものと,まったく新規の素材開発がある。だが,新規素材の開発は,技術的に困難な壁を乗り切らなければならず,実用化に多くの時間がかかる。
 そこで本書は,最も可能性のあるものとして,従来の素材を基礎とした新規材料開発に焦点を合わせた。このためには,従来の素材の機能や物性などの基礎技術や新素材に有用と思われる材料に関する原理など,具体的な問題を検討していく必要がある。そこから,従来の工業材料や機械材料にはなかった高機能,高性能な新規の材料開発が可能となる。次世代に必要となる機械材料の強さと機能を満たす新規材料を開発することが重要だとしている。
 金属系,無機系,有機系材料など,各材料が持つ特有の機能や特性だけでなく,材料全般の物性に関する基礎的な問題について取り上げている。本書のねらいはあくまで,新規材料開発の基盤となる既存の材料の技術的な点についての検討である。この結果,それぞれの材料が持つ優れた特性を活用し,ニーズにそった新しい新規材料の開発ができると,期待している。
 本書の内容は,第1章生活と材料,第2章材料と機能,第3章構造の形態と軽量化,第4章材料の強さと応力,第5章弾性エネルギーと材料,第6章生体機能と材料,第7章材料の知能化,第8章材料の有効利用と環境。
 本書は新材料開発にこれから勉強しようとする学生向け教科書や,すでに携わっている技術者の参考書となるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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知能ロボットで求められるものは何か?動きの決定するために重要な基本事項を記述した入門書

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 本格的なロボットの実用化は程遠いと,多くの人たちは考えがちである。だが現実には,ロボット技術は急速に発展している。従来からロボットの技術的側面を記述した本は数多くあるが,主としてロボットの機構や制御に関するハードが中心であった。
 いままで開発されてきたロボットは,組み立てロボットや部品搬送ロボットなど,単に動くことで作業を実現するタイプであった。こうしたなかで最近,特に注目されているのが知能ロボットである。知能ロボットは,ロボット自身が動きを決定し,作業を実現する重要な機能を持たせたものである。最終的には人間と同じような能力を目標としている。だが,知能ロボットの研究は開発が始まったばかりで,このような高度の目標達成は容易ではない。
 人間の動くための知能とは,あらかじめ計画を立て,その計画を実現する動作を考えながら,具体的な行動を起こす能力のことである。同様にロボットが動くための知能は,「動きの手順を考える知能」「動きの調整方法を考える知能」「動きの計画および実現を考える知能」から成り立つ。ロボットにも人間と同じような能力が求められるが,本書は「動く」ための知能の1つである最後の項目,「動きの計画および実現を考える知能」を取り上げて理論的に解説している。これは「ロボットの動作計画問題」という方法論と言われる。本書執筆の背景はこの「ロボットの動作計画問題」に関する現状・基本・体系などを紹介することにある。本文は各章ごとの明快な説明文とまとめで構成,内容が何であるのか,何が問題なのか,という点で読者の理解を助けている。
 「ロボットの動作計画問題」は「障害を回避しつつ,ロボットの初期のコンフィグレーション(物体を構成するすべての点の位置を特定するパラメーターの組)と,目標とするコンフィグレーションとを連続的に結ぶ経路を生成する問題」である。
 本書は次のような内容になっている。1)知能を持つロボット,2)基礎的な計画手法,3)複数ロボットの動作計画,4)掃引作業の動作計画と実環境での動作,5)理論的背景
 知能ロボットは今後発展の期待される新しい分野の学問であり,本書はこれからロボット工学を勉強しようという学生や技術者向けには最適な教科書であり,解説書でもある。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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