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  3. 芦谷 庸二郎さんのレビュー一覧

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先月(2017年8月)

芦谷 庸二郎さんのレビュー一覧

投稿者:芦谷 庸二郎

9 件中 1 件~ 9 件を表示

アメリカの実態を踏まえて,インタ−ネットによってなにがどう変わるかを考察

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 ここ10年に起きたインタ−ネットの発展は,従来のコンピュ−タ史上で起きた変化と本質的に違い,他産業,社会に与えるインパクトが大きく,革命と呼ぶにふさわしい。本書はインタ−ネットの背後で大きく転換しはじめている産業構造,社会構造の潮流に焦点をあてている。アメリカにe時代をもたらしたのは技術的側面としての通信インフラ,アメリカ産業の特徴である本業(コア・コンピタンス)への集中を可能にするアウトソ−シング・インフラ,さらに制度的,環境的な側面としてアメリカの産業振興政策とそれに関わる法制度,ベンチャ−・インフラによるIT産業のバックアップ体制など,国をあげてのe時代推進による。たとえアメリカ経済が減速しようが,本質的潮流は変わらない。
 これに対して日本には戦略がない。日本でもiモ−ドのように局所的に成功している分野はあるが,重要なのは,投資効果の高い分野をみつけ,需要をつくりだすマ−ケティングであり,強みを生かす戦略である。本書はインタ−ネットの本質を捉えて示唆に富む。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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携帯電話の現状,また第3世代の携帯電話について簡潔に記述。さらにケータイ・ビジネスの動向を分析する

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 携帯電話サービスが利用できるようになったのは,1979年の自動車電話のサービス開始からだが,その後,電電公社の民営化,新規参入の自由化,電話機の売り切り制度導入など,いくつかのエポックメーキングな変革を経て今日に至る。2000年3月末には,PHSを含めると5685万加入と固定電話の契約台数を抜くまでに増えた。87年に登場した携帯電話は,6000万加入を超えるのに100年かかった固定電話の実績を,約13年で達成しようとしている。 
 99年2月,NTTドコモは「iモード」サービスを開始し,携帯電話サービスの歴史に新たな1ページを開いた。ケータイ端末によるインターネットアクセスである。いまや携帯電話は,インターネット端末として捉えることができ,「パソコン時代の終焉(しゅうえん)」ともいわれる。ケータイ・インターネットの普及により日米のインターネット普及率が逆転することが期待される。また,ケータイの特質である常時持参ということから,多彩なケータイ・ビジネスが展開しはじめている。企業システムの適用事例としてはケータイ・イントラネットが企業内コミュニケーションの中心になろう。個人向けビジネスでは物販,情報提供(有料,無料)への適用事例,ケータイ広告による広告メソッドの革新などが例示されている。 また,第3世代携帯電話,IMT−2000でのW−CDMAなどの採用による高機能化(高画質,国際的な共通性,高速化など)で,さらに多彩なサービスが可能になろう。ただし,画面の大きさなどケータイ端末そのものの限界からJAVA対応,モバイルASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービス化の方向は変化せず,ますます強化されると思われる。
 全体としていえることは規制緩和,自由競争の促進がいかに大切かということである。ケータイそのものについての著作は多いが,ケータイを利用したビジネス(ケータイ・ビジネス)の詳細について記述した著作は少ない。この点に本書の価値がみられる。
(C) ブッククレビュー社 2000

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情報技術産業におけるマネジメント,製品開発などさまざまな失敗事例を具体的に列挙し,その原因を探る

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 失敗を分析し,成功につなげていくアプロ−チは重要であり,面白い。この本の著者ロバ−ト・L・グラスは40年以上にわたってコンピュ−ター業界の仕事に携わり,その間複数の航空宇宙企業に勤務し,また大学で教鞭(べん)をとったり,ニュ−スレタ−を発行したりしている。こうした中で30年以上にわたりコンピュ−ターの失敗談を収集し(224頁),それがこの本のベ−スになっている。
 著者は基本的には失敗を許容するとしているが,重要な失敗は防ぐ必要があり,それにはプロジェクトのマイルスト−ンが必要である。問題の兆候についてはトム・フィ−ルドの「プロジェクトで悪いことが発生した時」を引用して述べている。失敗にはいろいろな原因があるが,中でもマネ−ジメントの責任が重要である。
 本書は大きく2つの部分よりなっている。まずは,第3章(企業編:企業の失敗)を中心に企業全体を壊滅させるような失敗例について記述し,続いて第4章(知られたくない秘密:プロジェクトと製品の失敗の話)以降において,情報システムプロジェクトと製品の開発失敗例を述べている。まず前者についてであるが,投資資金管理が欠けていたうえ,経営者間の文化的背景を乗り越えられなかったユニシスのユ−ソフトプロジェクト,企業力を高めるために合併した企業が,それが重荷になって破綻するノベルとワ−ドパ−フェクト,AT&TとNCRのケ−スなどなど,多くの興味深い失敗の実例を列挙している。
 続いて後者の例としては,プロジェクトリ−ダーの資質,新システムのユ−ザーとのコミュニケ−ションの不足からくる失敗等の実例を記述している。重要なのはエスカレ−ションをいかに防ぐかである。
 本書は関連する詳細記事を他者の記事から収集し,それをベ−スに記述を進めている点で一風変わった面白い構成を取っているが,ほとんどの引用記事がアメリカの新聞などでよく見られる物語風の記事の書き方で,冗長(じょうちょう)なところがある。それとは別に,アメリカのプロジェクト管理はもっとしっかりしていると思っていたが,われわれと同じ失敗の積み重ねであると知り,妙な安心をしてしまう。 
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本不確実性の経営戦略

2000/12/28 12:17

経営環境がますます不確実な時代を迎え,企業はどのように時代を読み,どのような経営戦略を取るべきか

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 本書は,ハ−バ−ド・ビジネス・レビュ−に掲載された名著論文をテ−マ毎に再編集したものである。論文集だけに著者の大きな視点より編集者の視点が表に出ていると言うべきであろうが,それぞれに大変意味のある論文が掲載されている。大きく前半と後半に分けられ,前半は,現在の不透明な事業環境に対処するために,状況に応じた適切な意思決定が大切であるとして,マネジャ−や経営者の役割について述べている。後半は,戦略における不確実性を減じるための理論や思考法を論じている。
 まず前半を紹介すれば,最も不確実性の高いビジネス環境であっても,なにかしら戦略に関連する情報はあるとして,「残存不確実性」(最善の努力でも確定できない要素)を大きく4段階に分け,レベル1の未来は十分明らかである,またレベル4の未来の予測は全く不可能という二者択一的な考え方を戒めている。
 有名なコア・コンピタンスの元になった論文の紹介があり,リストラクチャリング,リエンジニアリングの限界を述べ,未来を創造する視点確立への全社的取り組みの必要性を説いている。さらに,技術や市場が変化したときに,リ−ダ−企業が業界内でのトップの座を失うことは,ビジネスにおける最も普遍的なパタ−ンであるが,それは「顧客志向」にあると説くのは面白い。また変化の激しい環境に不可欠なコンセプトとしてタイムペ−シング(急速に変化するため予測するのが難しい市場で,予測が可能な一定の間隔で組むスケジュ−ルによって競争していく戦略)を取り上げている。
 後半は,不確実性を減じる理論,思考法が話題になっているが,ゲ−ム理論の活用,シナリオ・プランニング,仮説のマネジメンント,意思決定の質を高める思考法である。
 ビジネス・スク−ルの流れかもしれないが,アメリカの経営教科書は著者の幅広い企業スタディに特徴がある。日本企業がグロ−バル化していく中でアメリカ企業並みの理論が必要になろう。そのためにも本書は,有益な資料を提供するものである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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情報化社会と情報倫理

2000/10/05 18:16

進展するネットワーク社会の中で,情報倫理という分野が注目されつつあり,早期の教育が必要とされてる

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 情報ネットワーク(インターネット)の時代が急速に進んでいる。ITという文字を見ない日はない。この情報ネットワーク時代を理解するためには,コンピューターについての,また,ネットワークについての基本的な概念を理解しなければならない。たとえば,「ハブ」,「ルーター」,「パケット」,「サーバー」などである。
 続いて,著者は情報化社会の到来ということで,情報化社会がどのようにわれわれの生活を変えているかについて述べている。各産業の情報ネットワークの活用の実例として,具体的には,「第二次産業における情報ネットワークの利用」,「金融業における情報ネットワークの利用」,「販売における情報ネットワークの利用」,「インターネットによるオークション」,「教育における情報ネットワークの利用」,「教育内容の情報化」,「情報に関する分野」の教育(とその情報化)などを挙げている。
 著者はこの後,この本の最重要テーマである情報倫理,情報危機管理について,知的所有権とプライバシーという形で,情報倫理,情報危機管理の前提となる概念について述べている。まずは,著作権について,そして,著作権以外の知的所有権,プライバシーについて,それらを犯すことの意味,そして,いかに犯されやすい状況にあるかに触れている。
 続いて著者は,情報危機管理についても詳述しているが,かなり世上知れた話が多いので省略したい。いずれにしても,著者は,小中高生を対象にしたIT教育の専門家であり,教員(学校のみならず,機業内研修),および教員志望者,初心者の管理者,あるいはインターネットの社会に与えるインパクトに関心を持つ人,企業の管理職についている人で,インターネットの影の部分に関心を持つ人を対象としている。今後,この世代に対する教育の需要性は,ますます増えていこう。「情報危機管理」という概念を提示し,ネットワークを利用した犯罪へのさまざまな対策と後処理についても解説が加えられ,小中学生向けの優れた教科書になっている。しかし,情報化社会の到来の章は不完全燃焼の感じがする。
(C) ブックレビュー社 2000

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商談の流れにしたがって,英語による表現を示す。キー・フレーズはCDによる発音付き

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 現代のビジネス英語の入門書である。21年に及ぶ著者の豊富な海外経験に基づいて,商談英語のエッセンスが示されている。今後は,インターネット時代の影響もありビジネスの国際化が急速に進み,いままで以上により多くのビジネス・パーソンが海外との折衝に巻き込まれていくものと思われる。その人たちにとって,よい指針であり,ここに出てくる英語を徹底して覚えることを第一歩と考えたい。
 評者が海外駐在中の外人対応で使えなかった単語・フレーズもかなりあり,この種の本も進んできたなという思いが強い。さらに,著者が「商談成功の秘けつ」としてまとめている欄は,実践から学んだものとして参考になる。商談に即して多くのことが書かれているが,言うべきことははっきりと言いながらも,人間としての配慮を欠かさないことが長く関係を良好に保つ秘訣であることを知らされる。
 評者は,英語はヒアリングにありと考えている。英語の教授法も進歩してきているが,基本は営々とした継続,積み重ねによってヒアリング力を高めることにあるのではないか。
(C) ブックレビュー社 2000

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変化の激しいインターネット時代を勝ち抜く英語の重要性,またeメール英語の基礎を解説

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 インターネットの普及が急速に進んでいる。それに伴い英語の重要性がますます増加している。著者はこの変化を的確にとらえ,それに伴うビジネスの変化に,日本が乗り遅れないための方策を提示している。インターネットやパソコンの時代における新しい社会格差はディジタル・デバイドと言われるが,一般的には所得や学歴によるインターネットやパソコンへのアクセス,習熟による格差を意味する。著者はそれに,日本人の英語のハンディキャップを加えている。
 まず,著者はインターネットが,ビジネス分野に与えている最大の影響をスピードであるとし,さらに,インターネットによる新しい事業のビジネス・チャンスであるオンライン・ショッピングにも言及する。これらインターネットの衝撃について述べた後,英語の習熟がいかに大切であるかについて筆を進めていく。
 最近の調査では,インターネットのWebやホームページの約80%までもが,英語を使用しているという。英語は,インターネットを利用する上で,最も汎用性と共通性がある言葉である。eメールで海外の取引先と交信する際に使う言葉は,圧倒的に英語である。欧米はもちろんのこと,東南アジアの客に対しても英語が必要になってきている。
 著者はナマの情報を,自ら素早く吸収して,直ちに活用し,あるいは,自分から英語で発信することが,競争社会で生き抜く上で極めて重要になるという。さらに著者は,欧米流のビジネス・スタイルについても説明を加え,ビジネス英語,eメール英語についてユーモアを交えながら説明している。ビジネス英語については,正確,簡潔,明瞭でなければならないとし,よく使う語句やイデオムを挙げている。若手ビジネスマンに参考になることが多い。評者も米国への駐在を含めビジネス英語を使ってきた一人であるが,参考になることが多かった。
 もちろん,この本を読んだだけで英語ビジネスが完璧になるわけではない。この本を読んだことを契機にビジネス姿勢,ビジネス英語をさらに極める契機としたい。
(C) ブックレビュー社 2000

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紙の本競争戦略論 2

2000/07/17 06:16

いかにして,個々の企業が競争優位を確立し,それを持続するか。対する政府,地域,企業の役割は何か

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 ある国の競争力は,その国の産業においてイノベ-ションを起こし,グレ-ドアップしていく能力によって決定される。著者は,競争優位の確立,保持のためにクラスタ-という概念を導入している。クラスタ-とは,特定分野における関連企業,専門性の高い供給業者,サ-ビス提供者,関連業界に属する企業,関連機関(大学,規格団体,業界団体など)が地理的に集中し,競争しつつ同時に協力している状態をいう。
 クラスタ-の大切さは,経営にも,政府にも新たな課題,役割を生じる。例えば,政府の場合,競争力を育むためのマクロ経済政策についての理解は深まりつつあるが,政府がより決定的な影響力を及ぼすことができるのはミクロ経済であり,最優先課題は,クラスタ-の質を向上することである。その他に,企業の長期的な競争ポジションを強化するための投資行動にも触れ,著者の永年にわたる,ワールドワイドな実証研究の成果が示されている。
(C) ブックレビュー社 2000

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日本経済の混迷は,カルテルなどや,それに依存した政治勢力の長年にわたる支配構造にあることを指摘

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 日本経済混迷の原因を,バブルとその崩壊に求めるのではなく,日本の社会制度の中に醸成されていた,カルテルを中心にした相互依存社会に求めている。
 日本経済の一般的成長論に捕われず,著者は,1955年~73年と,1973年~90年に分けて分析している。前者の時期は,「市場機能促進型」の政策をとってきた時期であり,日本の工業化の速度を高め,それによって成長速度を高めた。後者の時期は,「市場機能促進型」から「現状保護型」に政策転換したことで,日本の奇跡は終わった,としている。
 いかにしてこの閉塞状況を脱して活力ある日本を再現するのか。著者は最低限でも4つの広範な分野での制度的刷新が必要としている。それは,政権交代可能な政治システムの確立,進んだ金融システム,真に競争的な企業の仕組み,競合する輸入品や外国からの直接投資への門戸開放である。
 ある部分は,ITの発展(たとえばeコマース)により実現されつつあるが,しょせんは外圧頼みとならないよう,心ある政治家,有識者に是非読んでほしい本である。
(C) ブックレビュー社 2000

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