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先月(2017年8月)

菅沢永志さんのレビュー一覧

投稿者:菅沢永志

2 件中 1 件~ 2 件を表示

沖縄を愛したミュージシャンの追悼記ともガイドとも

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 ミュージシャンの「どんと」が沖縄に移り住んだと噂に聞いたのは何年前のことだっただろうか。そして2000年のはじめ、彼に関して耳にしたのは、旅行先のハワイで亡くなったという思いもよらないニュースだった。

 言うまでもないかもしれないが「どんと」は「ボ・ガンボス」のボーカルとして活動していたミュージシャン。テレビによく出演していた時期もあったから、とくに音楽に関心のい強い人でなくても知っている人は多いはずだ。
 「ボ・ガンボス」の解散と前後して、「どんと」は家族とともに沖縄に移住して本格的にソロ活動を開始している。

 彼が沖縄に移住する決意を表明した「どんとの沖縄宣言」に始まる本書は、自らもミュージシャンで「どんと」と生活を共にしてきた小嶋さちほによる私的な沖縄案内。『CDジャーナル』に連載された沖縄の音楽シーンを中心にしたエッセイと「どんと」のお気に入りだったスポットを巡るガイドで構成されている。

 夫「どんと」の追悼記とも取れるし、ミュージシャン「どんと」と体験を共有した沖縄を語った本とも取れる不思議な一冊になっている。
 「音楽の島」沖縄ならではの民謡からロックまでのミュージシャンたちのつながりや、ふつうの人の生活の中に根付いている音楽が語られる。亡くなられた島唄の重鎮、嘉手苅林昌から喜納昌吉、10年にわたる活動に終止符を打ったネーネーズ、民謡酒場に結婚式での音楽と踊りの異様な盛り上がり…、境目なしに沖縄の音楽世界が展開しているのだ。知らない人には信じられないくらい、沖縄の音楽シーンは縦横のつながりが濃密なのだ。

 後半のガイド部分では、「どんと」の愛した沖縄のスポットをめぐる。湿っぽくなってしまいそうなテーマだけれど、ふつうの旅行者だったら見落としてしまいそうなビーチや雑貨屋、食堂なんかを、やさしさを感じさせる写真と思い出を綴った文章で紹介している。沖縄に移り住んだ後の「どんと」の幸福感が伝わってくるように感じるのは気のせいだろうか。

 「どんと」ファンはもちろんだけれど、沖縄音楽に興味のある人は手にしてほしい。沖縄の土地と人の気質が、音楽というテーマを媒介にして発散されている。

○ガイドブックガイド 「第四回 沖縄カルチャー・ショック!!!」
○沖縄連動企画地元ならではの濃い情報ボーダーインクの本

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「右に見えますのは〜皇居でございま〜す」はとバスの魅力全開

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 はとバスの魅力全開の一冊! 観光コースの案内はもとより、バスガイドさんのプロフィールや、企画開発部、車両整備部など、はとバスに乗ったことのある人でも決して知らない裏方さんたちまでキッチリと紹介。はとバスのスタッフ、一人ひとりの仕事に対するプライドと個性に焦点を当てた記事に好感が持てる。
 東京を走る黄色いバスは、なんとも魅力的な人たちの手によって支えられていたノダ。ガイドさんの制服の変遷や、昔のパンフレット、チケットなど、はとバスの歴史に触れたページはまさに東京観光の歴史の縮図なのだ。
 ともすると、はとバスの社史や会社案内とも受け取れそうな本なのだけれど、スタイリッシュな写真とポップな文章、英文による外国人旅行者向けのツアー紹介あり、夜のエンターテイメントツアーの熱狂を描いたマンガありの変幻自在な構成で、見て読んで楽しめる一冊に仕立て上げられている。
 読み進むうちに、今まで特に関心がなかった人だって、はとバスに乗ってみたくなってくるはず。そんな人のためには、はとバスのコースの紹介やチケットの買い方もしっかり紹介されているぞ。

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