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先月(2017年8月)

中嶋 睦月さんのレビュー一覧

投稿者:中嶋 睦月

12 件中 1 件~ 12 件を表示

Java言語の習得をJBuilder4上で行いながらJBuilder4も使えるようになる,という一石二鳥の入門書決定版

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 何よりもまず,これはただ単にJBuilder 4の解説書ではないということだ。本書は,Java言語習得のための入門書であり,そのハンズオン環境としてフリーに使用可能なJBuilder 4上で実際にプログラミングを試行可能なように開発環境を提供し,関連してその環境を一通り使いこなせるように解説したもの。最初から一石二鳥を狙っている技術書である。
 Javaの言語要素についてはJ2SEに登場するものをカバー。すなわち,読者が本書を読み終える頃には,Java言語の構成要素に始まり,オブジェクト指向プログラミング,そしてSwing,スレッド, ファイル入出力やJava Beansなどを含むJavaプログラミングを習得,加えてJBuilder 4も使えるようになっている,というわけだ。
 JBuilder 4と本書で使用されている全ての例題のソースコードをCD-ROMに収録。Linux, WindowsまたはSolaris搭載のハードウエアさえ用意すれば,すぐさま快適なJavaプログラミングの環境を手にいれることができる。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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UMLを使用したJavaとCORBAによる分散オブジェクトモデリング

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 Java,CORBA,UML(Unified Modeling Language)。今日のエンタープライズ・コンピューティングの中核を担うキーワードをいいとこ取りしたようなサブタイトルをもつ本書は,これからのインターネット関係のソフトウエア・エンジニアに必須のノウハウを簡潔に解説する。
 160ページあまりの紙面のうち,モデリングの習得に関する部分は100ページ程度である。そのため,CORBAの前提知識があれば,全体をあっさりと読み切ることが可能だ。
 前半では,Javaの概要とCORBAの概要を解説する。さらに,IDL(Interface Definition Language:インタフェース定義言語)の解説とIDLのJava言語マッピングについて解説する。この段階で,分散オブジェクトモデリングの前提知識を習得可能である。
 後半の焦点は,事例を通じて実際にモデリングを疑似体験する。要件分析,要件定義,分析,設計そして実装にわたり解説されている。
 本書は,全体を通じて一部その設計根拠が希薄になっている部分が存在し,読者が内容を噛み砕いて納得するには不十分とみられる部分が見受けられる。使用している例題も「会議室予約管理システム」なので,上級エンジニアには物足りなさを禁じ得ないだろう。ただし,タイトルにあるように,モデリングガイドという意味では,ひとつのまとまりを読みとることが可能である。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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J2EEの概要とアプリケーション設計のガイドライン。企業向けアプリ開発のステップアップに役立つ

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 今日のインターネットサービスを支える技術的バックボーンの中核をなすのが,本書の解説するJava 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)である。J2EEとは,その定義によれば,企業向けアプリケーションの開発およびデプロイメントに使用する環境を意味するが,その環境は,Webベースの多層アプリケーションを開発するためのプラットフォームとして現在広く利用されている。
 J2EEは,JDBC(Java Database Connectivity),JTA(Java Transaction API),JNDI(Java Naming and Directory Interface),Servlet, JSP(Java Server Pages),EJB(Enterprise JavaBeans),RMI-IIOP(Remote Method Invocation-Internet Interoperability Protocol),JMS(Java Messaging Service),JavaMail,JAF(Java Application Framework)などのAPI(Application Program Interface)から構成されている。これらを個々に使用するだけでもそれ相応のテクニカルスキルを必要とするが,多層アプリケーションを開発する場合には,さらにそれらを総括的に利用し設計できなければならない。これには,J2EEの環境全体に対する知識と設計技術が不可欠である。
 本書は,J2EEの概要,各アプリケーション層,パッケージ化とデプロイメント,トランザクション管理とセキュリティー毎にその技術的解説と設計指針を提示する。各アプリケーション層は,クライアント層,Web層,Enterprise JavaBeans層,エンタープライズ情報システム層の単位で解説がなされている。
 最終章のサンプルアプリケーションでは,これらの要素技術を総合的に利用する電子商取引Webサイトの構築を題材とした。各章の解説を振り返りながら紙面の1/4を割いたこのサンプルアプリケーションを読み進めれば,とても良い復習が可能である。なお,サンプルアプリケーションのソースコードと動作環境(J2EE v1.2 SDK)は,ダウンロードして利用することが可能である。
 300ページ余りの紙面の中でこれだけボリュームのある内容を解説するのは非常に大きな制約である。したがって,本書では,それぞれの技術要素の概要の説明と基本的な設計指針を著すに留まっている。具体的な実装方法などのより深い技術的解説については,本書を足掛かりにしてそれぞれのAPIのドキュメントを参照すべきであろう。巻末には,186項目からなるこの幅広い技術で使用される用語集が収録されている。この用語集は,J2EE入門者にとって大きな手助けになるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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215個のポイントからJava言語をプログラミングレベルで学べる入門書

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 あらためてJavaのプログラミング言語としての優位性を紹介するまでもなく,Javaは,コピューターソフトウエア開発のツールとして近年多くの実績をあげてきた。パソコン上で稼働するアプリケーションはもちろん,インターネット上で提供される多くのサービス,そして,携帯電話上でもJavaのアプリケーションが使える時代になった。
 本書は,Java言語を215個のポイントから,プログラミングレベルでじっくり学べる入門書であり,Javaアプリケーションの開発に焦点をあてている。
 まず,言語仕様の解説を,Javaの言語要素ごとにほぼ全てのケースにわたってサンプルソースコードとその詳しい説明を施している。クラスやメソッドなど,オブジェクト指向言語としての特徴は,言語仕様をひととおり解説した後に詳しく説明されている。後半は,ユーザー・ンタフェースを構築するクラスの解説を割り当てている。これは,Javaによるスタンドアロン・アプリケーションの構築には,十分すぎるほどの情報量である。
 本書では,冒頭にMS-Windows上のJavaプログラミング書籍と宣言しているが,なにもWindowsにこだわる必要はない。マルチプラットフォームが,Javaの優位性なのであるから。とにかく豊富なサンプルコードをその解説を読みながら自習したいというJava再入門プログラマーに,本書は,強力な助っ人になるだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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分散トランザクション処理システムの概念とCORBA,Encinaによる具体的な例

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 分散オブジェクト技術とトランザクション処理モニター技術が最近結び付いたことにより,オブジェクト・トランザクション・モニターという新しい技術が生まれた。この新しい技術は,これからのエンタープライズ・コンピューティングを支えるたいへん重要な技術として利用されるものである。本書は,このオブジェクト・トランザクション・モニターという技術を概念的な側面と具体的な側面から解説する。
 前半では,分散トランザクション処理モニターの役割と具体的な適用例を掲げており,その意義を認識させられる。そして,分散トランザクションの概念的な側面を解説する。さらに,分散トランザクション処理システムのアーキテクチャについて述べている。これらの説明から,トランザクションの特性や2フェーズコミットそしてトランザクション用キューイング技術さらにデッドロックや障害回復などの概念を習得することが可能だ。
 後半で紹介されるケーススタディについては,OrbixOTMとEncina++を使用して説明する。この解説は,明らかに特定の処理系に依存したものになっている。処理系に対する非依存性と記述の具体性に関しては相反する特性であるから,本書の場合,特定の処理系を使用した解説は,記述により具体性を持たせるために採用した戦略であろう。ケーススタディーでは,株取り引きのオンラインサービスを題材としており,利用者の登録や更新,株の売買などのトランザクションを実装するものである。クライアントサイドからサーバーサイド,そしてトランザクション・モニターからデータベースに至るまで,一通りの解説がなされている。
 本書では,オブジェクト・トランザクション・モニター技術の前提知識となるCORBA(Common Object Request Broker Architecture)やDCE(Distributed Computing Environment)の解説や具体的なプログラミング方法について触れていない。また,後半のケーススタディーで使用しているC++に関しても,一切の解説も無い。これらの技術に関しては,前もって習得してから本書に取り組むべきである。必要な参考資料については,本書の中でも参考文献として紹介してされているので,是非参照されたい。また,具体例に使用されているソースコードは,紙面の関係からその説明の重点的なパスあるいはそのメソッドのみの記載となっている。本書を読み進めるにあたって著者のホームページからソースコードをダウンロードして使用すると良いだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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オブジェクト指向の特徴を活かしてC++を使いこなすための総合解説書

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 C++は,比較的早い段階に登場したオブジェクト指向言語のひとつである。今日でこそ,多くの機会にJavaが開発言語として採用され始めているが,自由度の高さと実行性能の高さを理由に今後ともC++の利用価値は高いと考えられる。C++は,特にここぞという時にこそ頼りになるプログラミング言語である。
 C++は,C言語をベースとしてその上にオブジェクト指向の記法を付加した,いわゆるハイブリッドタイプのオブジェクト指向言語と分類される。だから,C言語を使ってきたプログラマには馴染みやすいものの,本格的なオブジェクト指向の実装には書き手が工夫しなければならない点がいくつも存在するのである。
 本書では,オブジェクト指向言語の特徴を活かしてC++を使いこなすためのノウハウを網羅している。本書は,2部構成になっており,第1部では,データ抽象, 継承, フレンド関数, オーバーロード, 総称タイプそしてガベージコレクションなど概念的な観点をたいへん詳しく解説している。それぞれのトピックスが非常に深く掘り下げられているため,C++の初心者が言語の入門用に本書に取り組むのはいささか敷居が高いだろう。第2部では,データ抽象を使いこなす, 継承を使いこなすなど,C++をオブジェクト指向言語として徹底的に使いこなすためのノウハウを満載している。本書の後半を正しく理解することによって,読者は,C++を本当に理解したといえ,確実にひとつ上のステップに上がれるはずだ。
 いくつかのトピックスでは,純粋なオブジェクト指向言語の代表である,EiffelやSmalltalkを引き合に出し,C++のどこが優れているか,C++のどこが不十分でありプログラマが注意しなければならない点であるかを解りやすく説明している。C++の枠を越えてオブジェクト指向を理解し,その知識を前提に優れたC++のプログラムを書く。本書は,そういったエンジニアに必要な1冊である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Javaでマルチスレッドを使いこなすための中上級者向けテキスト

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 Java言語の大きな特徴のひとつに,スレッドやロックの機構など,並列プログラミングに必要な機能を言語レベルで組み込み,提供していることがあげられる。多くのプログラミング言語では,並列プログラミングにかかわる実装は,ライブラリーの形式で提供しているのに対し,Javaでは,言語レベルで並列プログラミングをサポートしたため,開発者がこの種のプログラミングにより取り組みやすくなっている。
 このため,Javaでプログラムを記述する際に,プログラマーが特別に意識しなくとも,スレッドとして動作するプログラムを書いているケースが発生するようになった。例えば,Webサーバー上のアプリケーションとして動作するServletは,並列処理環境上で動作しているし,Javaベースのアプリケーション・サーバーで実装されているビジネス・ロジックも並列処理環境上で動作する。すなわち,サーバーサイドJavaを使用している多くのプログラマーにとって,Javaのスレッド・プログラミングは,必要不可欠な技術になっているのである。もちろん,サーバーサイドJavaを使用しなくとも,この機能を活かしたエージェントなどの新しいタイプのアプリケーションを開発するためにたいへん重宝する技術である。
 本書は,オブジェクト指向開発環境上における並列処理プログラミングに必要な,排他制御, 状態依存, スレッドの生成に着目し,それらの特徴をたいへんわかりやすく解説している。そして,システムの設計に必要な基礎知識から実装上の注意点まで,幅広く学習することが可能である。しかも,ほとんど全ての項目に対して,Javaによるプログラム例を記載しているため,論理レベルと記述レベルの両面から確実に習得することが可能になっている。また,いくつかのノウハウがパターンとして再利用可能な形式で紹介されている点も有用である。
 本書に記載されている内容は,決して解りやすいものではない。そのため,本書を読破するには多くの努力が必要になるだろう。しかし,その努力に見合ったスキルを確実に身につけることができるのである。そういった意味からも,本書は,Java上級プログラマーを目指しているエンジニアにとっての登竜門としてたいへん重要な役割を担っている。
(C) ブッククレビュー社 2000

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『良いシステム』を構築するためのオブジェクト指向技術の正しい適用法

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・良いシステムとは何か
・良いシステムは存在するか
・良いシステムとはどんなものか
・良いシステムはどのようにして作るのかという,高品質のソフトウェアシステムを構築する場合の最も根本的な疑問から,本書はスタートする。すなわち,本書においては,その根底においてオブジェクト指向やコンポーネントは必ずしも主役には成り得ていないのである。本書の主役は,あくまでもソフトウェア工学であり,その目的は,『良いシステム』を構築することに注がれているのである。
 本書は,先の問いかけに始まり,以降,第II部 統一モデリング言語 第III部 ケーススタディ 第IV部 実践に向けてと続く。本格的な内容に先立ち,第I部では,『良いシステムとは何か』を根底に,オブジェクト指向の概念の説明と非常に簡単なケーススタディ,そして開発プロセスの紹介をおこなっている。これらは,オブジェクト指向の初心者に対する高度な内容の本書へのいわばアプローチにあたる。
 第II部では,ソフトウェアシステムに対するオブジェクト指向技術の適用方法を統一モデリング言語(UML)を使用して解説する。使用されているUMLは,オブジェクト指向を使用してシステムに対する分析や設計を表現する際の現時点でのもっとも確立された言語である。UMLにはその目的に応じてさまざまな標記法が登場するが,本書では全体の中の各標記法の位置付けと他の標記法との関連が明確に示されているために,UMLの全体像を失うこともなく正しい理解にたいへん貢献している。
 続いて,第III部では,3つのケーススタディを扱っている。ここで紹介される事例は,それぞれに特徴があり,例えば2つ目の事例のボードゲームでは,「3目並べ」と「チェス」を一つのアプリケーションとして同時に開発することによりこのドメインに見出せる共通機能をもった適切なアーキテクチャをフレームワークとして抽出することに焦点をあてている。オブジェクト指向を採用する開発者の全てがフレームワークの開発に迫られるわけではないが,システムの再利用性という観点から決して疎かにできないのがこのフレームワークであり,それを事例として疑似体験できるのは喜ばしいことである。
 第IV部では,実践に向けての著者からの貴重な示唆が示されている。そこでは,再利用の実用性に関してより深い洞察が提供されている。そして,エキスパートによって確立された知恵から技術を拝借するためのデザインパターンを活用することの有用性について述べる。さらに,製品の品質保証や開発プロセスの品質に関して言及する。
 オブジェクト指向技術が,ソフトウェア開発の現場で広く使われるようになってきてから間もなく10年を経ようとしている。オブジェクト指向は,そのパラダイムそのものが困難であることとシステムにその技術を効果的に適用することの困難さがあることも伴い,これまでも技術書の多くはオブジェクト指向の技術的側面に力点を置いて著されてきた。技術的にある程度の習熟を迎えた今,UMLというスタンダードとともにオブジェクト指向の本質を勉強しなおすとても良いチャンスを本書が我々に与えてくれているのである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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分散オブジェクト・システムのためのセキュリティ・ポリシーのエッセンスを分かりやすく解説

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 近年の飛躍的なインターネットの発展にともない,コンピューター・システムに要求されるセキュリティ・レベルは一層高くなってきている。さらに,分散オブジェクト技術を使用し,インターネット上でサービスを提供する形態が一般的になっていることから,オブジェクト・レベルでのセキュリティを確保することが,サービスを提供する上で非常に重要な課題になってきている。本書は,分散オブジェクト・システムのためのセキュリティポリシーの観点についてCORBAセキュリティサービスをベースに解説している。プログラミング言語に依存した記述を省いた代りに,概念的レベルでオブジェクト・セキュリティをわかりやすく取り扱っている。
 オブジェクト・セキュリティには,一般のシステムと比較していくつかの潜在的な固有の要求が存在する。ネーミング: 名前の無いオブジェクトが存在する。スケール:多すぎるほどのオブジェクトが存在し種類も豊富である。カプセル化: オブジェクトは基本的にカプセル化されており,その内容を手に取ることはできない。
 本書では,これらの要求に対して,アクセス制御ポリシー, メッセージ保護ポリシー, 監査ポリシー, 否認不可ポリシーの観点からアプローチする。それぞれのポリシーの解説では,図解も使用してそのエッセンスを読者にうまく伝えている。
 本書が目指したものは,コンピュータセキュリティのポリシーを示すことであり,それをオブジェクト指向に適用させることである。いかにしてポリシーを実行するかということには言及していないため,わずか100ページ余りの本文にもかかわらず内容も充実しており将来にわたって適用可能な示唆に富んでいる。CORBAを使用するしないにかかわらず,これからの分散オブジェクトシステムの開発に携わる全ての関係者に理解していただきたい1冊である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本独習UML

2000/12/16 21:16

オブジェクト指向の統一モデリング言語UMLの表記法の理解と実践的な適用方法の習得

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 UML(Unified Modeling Language)とは,システム開発をおこなう上で,ユーザー側および開発者側の双方で共有可能な道具であり,昨今のシステム開発に欠かすことのできないオブジェクト指向技術を適用する際に不可欠な技術である。
 本書では,UMLを独習しようとしている読者に対して,大きく3つのステップによってアプローチしている。
 第一部:UMLの概要,第二部:開発方法論,第三部:UMLの応用。
 第一部では,オブジェクトやクラスを含むUMLの基本概念の解説およびUMLにて使用する各ダイアグラムの説明とその具体例を示している。各章の終りには,Q&Aおよび理解度チェックが用意されているため,自分自身でどこまで理解できているかを確認できるように配慮されている。
 第二部では,開発方法論としてGRAPPLE(Gui-delines for Rapid APPLication Engineering)というガイドラインを用いて具体的なレストランのシステム化に関して取り組んでいる。
 お客様へのヒアリングからはじまり,開発の過程が大変具体的に示されているため,漠然としているシステム化の対象となるドメインに存在するもろもろが,GRAPPLEに従った開発の工程を経るにつれ絡んだ糸が解きほぐされるような感覚を得る。その中で,第一部で紹介しているUMLの各ダイアグラムが,道具として登場する。
 第三部では,UMLの応用としてデザイン・パターンの適用や組み込みシステムへの適用などを説明をしている。
 本書には,“SAMS Teach Yourself UML in 24hours”という原題がついている。そのために,本書は24の小さな章によって構成されており,それぞれの章を1時間程度で完了できるようにまとめられている。本書に,たったひとつの大きな誤りがあるとすれば,このボリュームの内容をわずか24時間で読者に伝授しようとしたことであろう。本書は,24時間という制約を忘れて,読者が納得できるまでじっくり取り組みそしてきちんと理解していただきたい1冊である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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カラーUMLの紹介とオブジェクト・モデリングの個性的提案,実用的なビジネス・コンポーネントのカタログ

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 昨今のeビジネスに対応したシステム構築では,EJBをサポートしたJavaベースのアプリケーション・サーバーが採用される機会がたいへん多くなってきた。ビジネスモデルをEJBというコンポーネントにうまくカプセル化することができるという点が,採用の大きな理由である。しかし,EJBを採用したからといって,即それで良いシステムが構築できるわけではない。そこで,正しいモデリング技術が大切になるのであって,正しいオブジェクト・モデリング技術こそ最大の難関なのである。
 本書では,オブジェクト・モデリングに関する斬新かつ個性的な提案と実用可能な61個のコンポーネント群の紹介がなされている。
 第1章では,分析モデルの情報伝達を容易にするためにカラーを導入したUMLを提案する。カラーUMLは,モデルに依存しない瞬間時間間隔,役割,説明,パーティ/場所/物の4つのアーキタイプに分類しそれぞれを色分けすることによって理解度の向上を狙う。
 第2章から第5章にかけては,実際にカラーUMLを使用して,具体的な以下の分野から多くのコンポーネント群を紹介する。デザイン・パターンが,オブジェクト指向設計カタログのように機能したのに対して,ここで紹介されるコンポーネント群は,まさに具体的なビジネスモデルのカタログとして利用可能である。
 構成は,第2章:製造または調達,第3章:販売,第4章:関係づけ(資源管理モデル),第5章:調整とサポート(活動管理モデル)となっている。
 本書は,さらにFDD(Feature-Driven Develop-ment)というユーザー機能主導型のソフトウエア開発手法を提唱している。それは,近年,いっそう加速するソフトウエア開発サイクルに適合するためのアイデアである。
 本書では,カラーUMLという非常に斬新なアイデアを提唱しているが,読み進むにつれそれが多くの有用なコンポーネント群を分かりやすく説明するための道具であることに気づくだろう。すなわち,私達は,本書によって多くのビジネスモデルのカタログを手に入れると同時にカラーUMLというより分かりやすい表記法も習得できるのである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Java初級者から上級者まで役にたつ163のTips。Java2時代に向けたTipsをまとめた

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 「じゃばじゃば」を主催する著者が自身のホームページに公開する「じゃばじゃばJavaTips」の中からJava2時代に役にたつTipsをまとめたものが,本書である。本書は,以下の章から構成されており,「はじめに」によれば,本書の読者としてJava初級者から中級者を想定しているということになっている。
1章 UML(48 tips)
2章 HelloWorld(23 tips)
3章 Javaの基本(29 tips)
4章 最適化(13 tips)
5章 クラス設計(21 tips)
6章 例外処理(4 tips)
7章 テキスト処理(16 tips)
8章 国際化(9 tips)
 著者による読者層の想定とは裏腹に,このTipsは,出だしからヘビーな内容で始まる。まず,はじめの章の内容がUMLである。ここで,Javaが正当なオブジェクト指向言語であることを読者に認識していただく想定であろうか。さらに,クラス設計の章では,Javaに特化した設計のTipsが散りばめられている。
 このTips集は,決してJavaという言語レベルの内容にとどまってはいないのである。そして,HelloWorldでは,お約束通りコンソール出力アプリケーションから展開される。それは,Applet, JavaBeansやJFCに発展される。
 ここまでなら,普通のTips集である。本書は,あくまでもSuperなので,ここから,JavaCC, Pnuts, JAXP, Xerces, Xalanと,中身の濃いTipsが次々に展開される。また,最適化の章では,プログラムの可読性と引き替えに実行性能を引き出す記法をバイト・コードを引き合いに出しながら具体的に解説している。
 一部,ネーミング・ルールのところでは,一般的にJavaで使われているものとは異なる命名法を採用していたりする。しかし,この解説も著者の考え方がきちんと現われているので,好き嫌いは別にして大変説得力がある。そして,標準的なJavaの表記とは異なると正直にコメントされているから,誤解される心配もなく親切である。
 ともあれ,本書は,初級者から中級者ばかりでなくJavaの上級者でも十分に堪能できる内容で構成されたとてもSuperなTipsである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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