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饗庭  正樹さんのレビュー一覧

投稿者:饗庭  正樹

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日経コミュニケーション1999/12/6

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は,インターネットに関して,最近マスコミをにぎわせている話題を取り上げている。表現の自由と規制,電子マネーと暗号,著作権と私的コピーなどだ。特に,なぜこうした話題が出てきたのかを,過去を振り返りながら整理し,今後の情報通信の世界に及ぼす影響を探ろうとしている。
「ミレニアム」とは,神が再臨して千年王国を開くという原始キリスト教の予言である。本書のタイトルは,「全人類のためにディジタル技術(見えざる神の手)が至福の時代を導く」という著者の強い思いからであろう。
 国による独占サービスの時代から,通信の自由化に至る経緯が紹介されており,電子マネーを実現するインフラ出現の過程を知ることができる。この電子マネーが幸福を招くかどうかは,ディジタル技術の進化にかかっている。
 著者は,「電子マネーはメリットがよく見えない」と言う。電子マネーを現在の貨幣と同じ扱いで流通させるには,あまりにもセキュリティ面とコスト面でのハードルが高い。EC(エレクトロニック・コマース)関連企業は,電子マネーが安全だということを証明すべきだと主張する。現在は,まだ電子マネーに市民が安心感を抱いていないことが,なかなか普及が進まない原因だろう。
 電子マネーの普及の決め手は,本人認証の方法だと説く。暗号鍵の保管はハードウエアに依存するため,十分とは言いがたい。認証では,声紋や指紋などの技術で本人を識別する方法が広まれば,パスワードによる認証と異なり,悪用されてもだれかを特定できる。これが実現すれば,例えばインターネット上で安心して自動車を購入できるだろう。
 個人と企業の倫理感にもかかっている。セキュリティ技術を開発するメーカーやインターネット上で各種サービスを提供する事業者は「安全」と言うが,保証の限りではない。このためユーザーは,安心して電子マネーを使うために,セキュリティ技術の仕組みを見抜く能力まで求められる。
 政府や業界が電子マネーの標準を決め,ECをけん引していくべきであると感じる。これが,ECの普及を最も早める手段ではなかろうか。
 著者は,本書の前書きに「消費者の方々に訴えたい」と記しているが,むしろインターネット上のサービス提供者にお薦めしたい。
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