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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

渡辺 一正さんのレビュー一覧

投稿者:渡辺 一正

4 件中 1 件~ 4 件を表示

有力シェアウエアCADの公式ガイドブック。本代金も含めて5100円の投資でCADを始められる1冊

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 コストをかけずにCADを導入し,成果を上げる。こんな無茶な命令が下されたら普通はお手上げだ。しかし「M7(エムナナ)」を選べば話はちょっと違う。M7は,Windows上で稼働するシェアウエアCADとして非常に完成度が高い。機能だけ見れば,フリーソフトで名を馳せたJW_CADを凌駕し,2〜3万円台のCAD製品と肩を並べる。M7のシェアウエア代金は2500円だから,本書も合わせると5100円で立派なCADを導入できるわけだ。
 本書はCAD教室として実績あるオブラクラブとM7の開発者である博山氏が共著の公式ガイドブック。主に建築設計者をターゲットにしており,マンション図面作成などを題材に,M7の使い方を一通り勉強できる。M7が入ったCD-ROMもついている。チュートリアルは迷わず一人で練習できるレベルだし,細かい仕様がきっちりと書いてあるコマンドリファレンスも相当頼もしい。ただ,各ステップごとに,今何を学んでいるのかというイメージが伝わってこなかった。読み終わればどうということはないが,ちょっとだけ残念な気がした。
(C) ブッククレビュー社 2000

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オートデスクのトップ技術者が書くAutoCAD用カスタマイズ解説書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 オートデスク社が販売するAutoCADの最新バージョン「AutoCAD 2000」ユーザー向けに,カスタマイズ機能の解説に特化した書。カスタマイズ機能に優れたAutoCADを使っていても,そのとっつきにくさから性能を十分に使いこなしているという人は少ない。
 本書は「プログラミングのとっつきにくさ」をほどよく解きほぐしてくれる。特に,広く一般的な言語であるVBA,ActiveXを使ったカスタマイズに焦点を当てているため,特別偏った知識を必要としないのが特徴だ。内容も文字や図形の扱い方から,画面表示関連,3次元ソリッド・モデル,印刷などの項目について,VBAを使ったカスタマイズを中心に解説している。
 著者の大浦誠氏はオートデスクに勤務する第一線の技術者。技術面ではしっかりしていると思われるが,難解なプログラミング用語が出てくる瞬間があるため,戸惑う超初心者はいるかもしれない。購入すると約70万円するCADソフトの体験版,同書で解説したカスタマイズ・プログラムなどがCD-ROMに入っている。結構,お買い得感がある。
(C) ブッククレビュー社 2000

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3次元CADソフトVectorWorksの2次元作図に焦点をあてた初心者向けマニュアル副本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 MacintoshのCADとして一時代を築いたMiniCAD。その後継製品である3次元CAD「VecterWorks」の操作を初心者向けに解説したマニュアル本。本書は「MiniCAD7 機械製図パーフェクトガイド」をベースに,VectorWorks向けに書き直したもので,2次元製図に関連した作図機能を中心に解説している。解説の仕方はていねいで,読みながら同じ操作を迷わずできるだろう。さすがにVectorWorksの解説について,慣れた印象を受ける。
 ただし,想定しているメインの読者はVectorWorksをすでに持っている人になっているようで,同ソフトの体験版は添付されていない。どのCADにしようか思案している初心者にとっては,VectorWorksの感触を確かめられずに残念だと感じるかもしれない。VectorWorksの3次元CAD機能に関する解説,“お楽しみ”であるCD-ROMも付け加えた次回作に期待したい。
(C) ブッククレビュー社 2000

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オールカラーで分かりやすい「AutoCADLT2000」をマスターできるマニュアル本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 オートデスク社が販売するCAD製品で最も数多く販売されているのが,AutoCAD LTシリーズだ。同社の代表製品「AutoCAD」の廉価版で,主に2次元作図に限定した機能を持つのが特徴。「AutoCAD LT 2000」は2000年7月に発売を開始した最新バージョンだ。
 本書はAutoCAD LT 2000の基本機能をあますところなく解説しているマニュアル本。AutoCAD LTを買ってみたものの,付属のマニュアルはどうも苦手という人向けだ。手取り足取り教えてほしいという人が読んだら,きっと喜ぶに違いない。
 前半部分では,ファイル(図面)を開いて閉じるという基本中の基本に始まり,円や直線を描くための各種図形コマンドの使い方,図形の変形や削除などの編集コマンドなどについて解説。後半は建設設計者,機械設計者向けにそれぞれ1つの例題を出して,その製図過程に沿って機能を解説している。
 構成はまあ普通だ。しかし,その中身はかなりねちっこく説明している。たとえば,「座標を決めて線分を描く」というコーナーでは,たった1本の直線を描くためだけに,8つの手順を説明している。線分を描くという動作をかなり細かく分析できているからだろう。こうした細かさが随所に見受けられる。
 評価できるのは,4色カラーで印刷されている点だ。CADの操作方法を紹介する場合,画面写真の中にCADで描いた直線と,本文で説明に使用している引用線が交差してしまい,どの線分について説明しているのか区別しづらい場合がある。4色カラーで表現できると,引用線を目立たせることで,複雑な説明もかなり明確になる。これは初心者にとってありがたい。
 例題として挙げられている図面は,出版元の秀和システムのWebサイト(www.shuwasystem.co.jp)に掲載されており,必要に応じて図面ファイルをダウンロードできる。可能なら図面ファイルを手元にしながら勉強すると良いだろう。図面ファイルをWebサイトに置くことでCD-ROMを添付しなくてすむ。つまりページをめくりやすくしているわけだが,やはりCD-ROMがないとちょっと寂しく感じるのは私だけだろうか。
(C) ブッククレビュー社 2000

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