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  3. 成田毅さんのレビュー一覧

成田毅さんのレビュー一覧

投稿者:成田毅

こころの傷を再生するエクササイズ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 虐待、見捨てられ感、幼児期に満たされなかった依存欲求など——これらによる「悲しみ」を「悲しむ」こと、それが「インナーチャイルド」を治癒することだ。
 子ども時代に傷ついてしまったこころは、しかしながらただひとつではない。乳児期にも学童期にも形成され、いくつかの要素が絡み合う。そして現在の自分の信念の核にもなる。こうした傷ついた子ども(インナーチャイルド)を丁寧に解きほぐしながら、再生し育て直す作業が本書のテーマである。
 傷ついたこころがその後の人生にどのような影を落とすのか、乳児期、歩行期、学童期の各段階で自然な欲求が満たされていたかどうかを踏まえた上で、矯正のエクササイズがはじまる。それは、自己を解放する試みであり、「ワンダーチャイルド」(自然な子ども)を引き出すことなのだ。

(成田毅 フリー・エディター/ライター)

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紙の本現代社会のゆくえ

2000/09/20 19:21

わたしたちは社会についてどのようにイメージすればいいのか?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 冒頭から深くうなづいてしまった。そのとおりである。
「社会」という言葉は、じつに世の中にありふれている。そして、誰もが知っている、日常的に使っている言葉だ。だが、そのイメージははっきりとしたものだろうか? 人と人とが関係しつつどこかバラバラなイメージ、いや、ひょっとすると自分たちに何ら関係なく存在する外部?
 こうした希薄な社会についてどのようにイメージすればいいのか。それが本書の課題である。「市民社会」を鍵にして、ハイデガーの大衆社会批判、フーコーの近代批判、それに消費社会論やメディアの意味といった道具立てで、問題圏を鮮やかに浮かび上がらせる。なおかつ、否応なく参入してしまっているこの社会で、わたしたちは何を考え、何をつくるのか。わたしたちに突きつけられた課題は大きいのだ。リアルな思想書である。(成田毅/フリー・エディター)

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紙の本自白の心理学

2001/05/07 18:08

うその自白は、こうして引き出される

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 いやはや、ビックリしてしまった。背中が凍りつく思いだ。しかもすべてが事実である。
 やってもいない犯罪を、自分がやったと認めてしまう。「うその自白」である。気が弱い、自己主張が出来ない……そんなことだけが原因ではない。供述調書を、いや物的証拠すら、調査官の疑惑によって作り出された磁場に吸い寄せられ、歪められたストーリーを紡ぎだす。無実の罪であっても、こうした状況に引き込まれると、うその自白をしてしまい、それをもとにうその犯行ストーリーすら作り出すというのだ。
 たとえ誤った疑惑であっても、それが深まれば深まるほど、周囲も憎しみや不安、怒りに駆られて、疑惑はすぐさま確信になる。そして、うその自白を支えることになるのだ。なぜうその自白をするのか、そしてうそのストーリーを作ってしまうのか? この心理的なメカニズムを解明するのが本書。著者も語るように、日本では「推定無罪」は名ばかりなのかも知れない。
(成田毅 フリー・エディター/ライター)

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子どもをめぐる問題が、家族の問題でもあることを思い知らされる一冊。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自らを尊ぶ、と同時に他人をも尊び、認めること。こうした本来の「自尊心」が現代においては、明らかにバランスを失っている。自らを尊ぶことが過度に肥大し、そこには他人という視点が存在しない。少子化時代にあって教育投資を最優先するあまり、私たちは何かを失った。高い自尊心は揺るぎないものになった反面、ささいなことに傷つくことで逆ギレしてしまう。子どもをめぐる問題は、家族の問題でもある。そのツケが回ってきたことが思い知らされる一冊だ。
(成田毅/フリーエディター)

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「真にかしこい人」になる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「愚かな人」「ずるがしこい人」「真にかしこい人」——人類にはこの3タイプがある。自分が何を望み、何をしたいのかが分からない「愚かな人」は、結局、欺瞞に満ちた「ずるがしこい人」に食われてしまう。先ずは人様のことを考えるより、自分を優先すること。ソフトなエゴイストになることが、「真にかしこい人」になるのである。人生に悩んでいる人も、そうでない人も是非ご賞味あれ。(成田毅)

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紙の本カント『純粋理性批判』入門

2000/10/11 15:24

思考の極限への招待

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 格好の入門書である。それに読みやすい。嬉しい一冊である。
 学生時代に眺めはした『純粋理性批判』だが、数年前に何を考えたのかじっくり読もうとして買っておいた。まだ5分の1程度も読み進んでいないそれは、今では本棚の隅っこでほこりをかぶったまま、長い眠りについている。お恥ずかしい話だ。
 だが、この入門書によって、すっかり目を覚ますことになった。カントの3批判書はとかく難解であるし、この『純粋理性批判』を理解しなくては、現代哲学にアクセスするにも難渋する場合がある。その点、本書はじつに役立つのである。それに、カントを論じながら、哲学、つまりものの見方のポイントも随所に展開されている。決して古びた哲学者ではなかったのだ。
 読書の時間が待ち遠しくなってしまった。(成田毅/フリー・エディター)

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平和な日常で安穏と暮らす頭を、ガツンと一撃された。そんな刺激的な1冊だ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

南の暖かい島、バナナの産地、大陸との軍事的緊張をはらむ経済の国。こんな形容は「台湾」の表層にすぎない。実際、何が起きているのか?
1987年の戒厳令解除後、台湾では個と集団のアイデンティティに大きな変動が見られるという。本省人(1945年以前からの住人)と外省人(1945年以後渡ってきた住人)という構図のみならず、そこで話される複数の言語、さらには「二・二八事件」(外省人による本省人虐殺事件)という忌まわしい過去。抑圧されてきた問題が噴出しているのが、現在の台湾だ。そして、これらの問題をつくった根底には、日本の植民地支配があった。
「植民地の記憶」「帝国の記憶」は、私たち日本人が、他人事として、無意識のうちに括弧に括ってきた、いや、意識的に無視してきたことだ。植民地はいまだに終わっていないことを、切々と語ってくれる名著だ。     (成田毅/フリー・エディター)

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紙の本日本漂流記 男たちの行方

2001/11/08 22:16

生きること、物語ることの意味

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 生きていくことの"意味"を、改めて考えさせられた。今の自分、これまでの自分、そしてこれからの自分。五人の男たちから語られるそれぞれの"物語"は、むろん一様ではない。
 個人を切り離すことで生き残る組織。組織はフィクションであることを思い知った男。克己心を捨て頑張らなくてもいい人生を歩もうとする男。やりたいことがない、でも今の状況に満足もしていなかった男。相手の評価を気にかけ、自分の姿を見失いそうになった男。有名になりたいという気持ちがふとなくなり、ひょうひょうと生きればいいと思い始めた男。人それぞれの顔があるように、さまざまに置かれた状況は違う。共通することと言えば、自分を見つめ直したことと、それを"物語った男"ということだ。
 昔、ある女性が私に言った。「男って、二つの死があると思うの。一つは本当の死、もうひとつは社会的な死。そして、会社を辞めたりすることでの社会的な死を、男はとても怖がっているんだわ」。最終章で臨床社会学の野口裕二氏との対談「自らを語れ、男たち」は、そんなエピソードを思い出させた。社会的な死も、物語の古いフォーマットかも知れない。その形式すら崩壊してしまった。だからこそ、語ること、聞くこと、物語を紡ぎだすことには積極的な意味があるのだ。(フリー・エディター、ライター/成田毅)

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目からウロコの知覚システム

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 運動のシステムとともに発見される、環境に存在する知覚情報。あるいは、行為する者に対して環境が提供する、さまざまな行為の可能性についての予見的な情報。分かりやすいようでなかなか難解なのが「アフォーダンス」である。この考え方についての、重要な諸論文によって構成されたのが本書である。
 従来ならば、外界を知覚する上で重要視されたのが、知覚する脳の働きであった。だが、アフォーダンスの視点からみると、脳の振る舞いよりも、知覚される外界に存在する情報の方に重点が置かれる。単なる刺激に対する反応といった系よりも、もっと複雑な環境に適応するための選択的な調整行動として、知覚を考えること。知覚をシステムとして考えることで、従来の視点が根本的に変更させるのだ。
 本書は、視覚、聴覚、触覚など、知覚システムを多角的に研究するための好著である。読み応えは充分すぎるほどあるが、じっくり考えたいテーマである。

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苦しくもあり、楽しくもある。それは自分の問いを考えること

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「哲学人(てつがくびと)」とは、なかなかいいタイトルである。原題「ある哲学者の告白」そのままよりも、著者ブライアン・マギーその人を髣髴とさせる。哲学者であるよりも、おそらく哲学人であろうとした自由な、そしてまっとうな姿——それが彼なのである。
 本書では、そんな彼が歩んできた道のり、これからも歩み続ける道が語られる。プロの哲学者になることだけはやめた、いわばアマチュアの哲学人の文は、注意深く耳をすまさなければ聞こえないような難解な書とは正反対、じつに分かりやすい。それは、小さい頃からもち続けてきた疑問——時間と空間、現実と自己、そして存在について——を自分のなかでどのように考えようとしたのかがいたるところで通底しているためであろう。その点、一貫したテーマがある。
 論理実証主義以外の哲学はすべて見下された戦後のオックスフォードにあって、違和感を感じ特別研究員としてイェール大学へ赴いたことで、カント、そして後にはショーペンハウアーの著作に触れることになる。自分のそれまでの限界を超えたところにある視点から学びたかった彼にとっては、大きな収穫であった。また、ポパーやラッセルとの交流もじつに有益なものとなる。
 本書の魅力は、こうした哲学者との関わり、扱う哲学的な問題が何ら古めかしくなく(古典はいつでも新しい!)語られるところにある。それも研究対象としてではなく、人生を高めてくれる友人・ガイドとして。見方を変えれば、ごく大まかな哲学史とも言えよう。とくに、戦後のオックスフォードを中心とした哲学の状況が手にとるように分かるのである。
己の信念の正当化のためではなく、現実に関する自分の疑問に答えるための哲学。むろん、それは疑問ではあっても、決して答えではないこと。それが彼にとっての変わらぬ真摯な態度である。
面白いから是非読んでほしい。上下巻そろえて読まないと意味がない。

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苦しくもあり、楽しくもある。それは自分の問いを考えること

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「哲学人(てつがくびと)」とは、なかなかいいタイトルである。原題「ある哲学者の告白」そのままよりも、著者ブライアン・マギーその人を髣髴とさせる。哲学者であるよりも、おそらく哲学人であろうとした自由な、そしてまっとうな姿——それが彼なのである。
 本書では、そんな彼が歩んできた道のり、これからも歩み続ける道が語られる。プロの哲学者になることだけはやめた、いわばアマチュアの哲学人の文は、注意深く耳をすまさなければ聞こえないような難解な書とは正反対、じつに分かりやすい。それは、小さい頃からもち続けてきた疑問——時間と空間、現実と自己、そして存在について——を自分のなかでどのように考えようとしたのかがいたるところで通底しているためであろう。その点、一貫したテーマがある。
 論理実証主義以外の哲学はすべて見下された戦後のオックスフォードにあって、違和感を感じ特別研究員としてイェール大学へ赴いたことで、カント、そして後にはショーペンハウアーの著作に触れることになる。自分のそれまでの限界を超えたところにある視点から学びたかった彼にとっては、大きな収穫であった。また、ポパーやラッセルとの交流もじつに有益なものとなる。
 本書の魅力は、こうした哲学者との関わり、扱う哲学的な問題が何ら古めかしくなく(古典はいつでも新しい!)語られるところにある。それも研究対象としてではなく、人生を高めてくれる友人・ガイドとして。見方を変えれば、ごく大まかな哲学史とも言えよう。とくに、戦後のオックスフォードを中心とした哲学の状況が手にとるように分かるのである。
己の信念の正当化のためではなく、現実に関する自分の疑問に答えるための哲学。むろん、それは疑問ではあっても、決して答えではないこと。それが彼にとっての変わらぬ真摯な態度である。
面白いから是非読んでほしい。上下巻そろえて読まないと意味がない。

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事故に潜む人間心理の謎

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 人間はエラーをするもの。至極当然のことだが、この認識に立たなければ、対策も何も始まらない。注意力に限界があるからこそ、組織や環境などの整備が必要なのだ。そして、事故から学ぶこと。何が起こったのかを隠蔽せずに提示しなければならない。現代においては、多くのエラーは、組織事故であることが多いからだ。
 本書は、頻発する医療事故、記憶に新しいJCO臨界事故、日常化してしまった交通事故、エラーと性格など、そこに潜むヒューマンエラー=人間心理の謎を、さまざまな立場の心理学者が探っている。のみならず、これからの産業場面での心理学の有用性を提言している書でもある。
誰もが納得する「安全第一」という言葉は、もはや抽象的なものになった。より具体的な方途が必要なのだ。安全は文化であることを、本書をつうじて知ることができた。
(成田毅 フリー・エディター/ライター)

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紙の本イデオロギーの崇高な対象

2001/02/28 18:21

欲望する主体とイデオロギー

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 目から鱗が落ちた。フロイトの夢の分析の枠組みと、マルクスの商品の分析の枠組みは相似であるとは。顕在化した夢の内容の背後に隠されたものを探るのではなく、なぜに潜在的なものが顕在的な形態をとったのか。これがフロイトの分析態度である。そしてマルクスも、商品の背後に隠されたものを探るのではなく、なぜ労働が商品価値という形態をとったのか、という態度だった。この対比はなかなかなものである。
 現実界は、彼岸の象徴界によって沈黙させられてはいるが、現実界は回帰してくる。夢に現われる自分の欲望の「現実界」から逃れることは、イデオロギーについても言えることだという。このイデオロギーの内容の変種を超越して、イデオロギーの「同一性」を保持するものこそ、「浮遊するシニフィアン」、すなわちポワン・ド・キャピトン(クッションの綴じ目)だった。
 ジャック・ラカンの基本概念を紹介し(とはいっても難解ではある)、ラカンをとおしてヘーゲル、また、ポワン・ド・キャピトンをとおしてイデオロギー理論に参入する本書は、読み応えのある一冊である。
(成田毅 フリー・エディター/ライター)

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紙の本日常生活からの心理学入門

2001/02/09 18:39

心理学の発見が満載!

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 心理学の入門書は数々あるが、そのほとんどは教科書的なもので、いささか味気ないものが多い。そんななかで、ユニークな構成による入門書が現われた。『日常生活からの心理学入門』である。勿論、心理学はそもそも私たちの日常生活に根付いたテーマからしか出発しない。本書もそうなのだが、ユニークな点は一日の時間の流れに沿った構成になっていることである。
 登場するのは、水戸家の面々。両親と娘、弟、それにおばあちゃんの5人家族だ。朝起きるところから、出勤、通学、パート、帰宅など、それぞれのその日の場面に見られる心理学的な知見を分かりやすく紹介する。お父さんの出勤場面では認知・注意、お母さんのパートでは個人と集団、子どもたちの帰宅場面では知能や性格、そして夫婦の会話ではストレスについて、各々心理学が明らかにしてきた点を解説している。
 各章末には読書案内も付された、読みやすい一冊である。(フリー・エディター/ライター・成田毅)

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父-娘から離脱すること

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 相対立するものを如何に扱うか。思考の枠組みを知る上でも極めて有益な書物である。弁証法のように、一方を止揚・廃棄することによって問題を扱うのではなく、対立項の微妙に触れ合う部分を注視することからそれが始まるのだ。
 本書のテーマは、まさに正反対のものである両性(男女)の交差、つまり精神分析とフェミニズム(政治的なもの)。例えば、「自己」というものを極めて明晰なものとして捉えようとするフェミニズムに対して、精神分析は「欲望」の名のもとにそれを揺さぶるし、政治的なものからは遠いように見える精神分析も、“不条理な社会構造に人間を順応させる保守的な装置”としてフェミニズムからは見なされる。両者の対立を解消するのではなく、接続するところに互いに自らを開くことが重要なのだ。そして、精神分析からフェミニズムの疑問点を暴き出しつつも、仕舞には精神分析に対する異議が提示される。
 互いの和解がなされる以前に書かれた名著である。(フリー・エディター/ライター・成田毅)

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