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先月(2017年8月)

江畑  利一さんのレビュー一覧

投稿者:江畑  利一

1 件中 1 件~ 1 件を表示

日経コミュニケーション1999/8/16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 情報システム分野では,サプライ・チェーン管理(SCM)やバリュー・チェーン管理(VCM)など,さまざまなキーワードが猛烈な勢いで沸き起こっており,企業が抱える問題点を映し出す鏡となっている。21世紀の企業は情報システムなしには語れず,これを制するものが勝者となる権利を得る。企業が生き残るためには,入り乱れるキーワードを理解し経営に生かす必要がある。
 インターネットの出現によって多数のニュー・ビジネスが誕生した。好むと好まざるとにかかわらず,企業の価値そのものを変えなければ企業が生き残れない時代になっている。企業は吸収,合併,買収,分割を繰り返しながら,企業名までも次々と変えて成長していく。伝統ある企業名は必要ない。
 こうした時代を生き抜く我々に対し,本書は多くの視点から警鐘を鳴らす。また,経営手法の過去,現在,将来を比較して,今後取るべき行動を分かりやすく示唆する。私にとっても,知識の整理と啓発に役立った。経営者や情報システム部門の方々に是非一読をお薦めしたい。
 本書は,企業が生き残るためには付加価値の高いものを早く売って利益を確保するしかないと説いている。オープン化の波によって情報の隠ぺいが許されなくなったこと,商品のライフ・サイクルが短期化したために猛烈なスピード経営が迫られていること,時代は企業に対してグローバル・スタンダードへの対応を迫っていることを述べる。求められる変革としては,ストック経営からフロー経営へ,国際会計基準の採用,大企業/総合企業からベンチャー企業/コア・コンピタンス経営へ,そしてSCMからVCMへという切り口を示す。
 SCMとVCMの視点の違いは,「アウトソーシング・ビジネス台頭によるSCMの変化」と題して分かりやすく解説している。「SCMが消費者の需要に対して速やかに製品を提供するだけなのに対し,VCMは製品を提供するだけでもうかる仕組みを考えるものである」と。VCMの方法論も,ERP(enterprise resource planning)やOLAP(online analytical processing)との関連で話が展開され,最後まで興味深く読むことができる。
 自社システムの根本的な見直しや軌道修正をも考えさせられ,新鮮なショックを与えてくれた。
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