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中島 洋さんのレビュー一覧

投稿者:中島 洋

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本日本型IT革命新たな戦略

2001/01/16 18:16

iモード,ネット家電など,日米経済競争力再逆転の可能性を,日本型IT革命の見地から点検する対談

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 インターネットの経済・社会への浸透について,日本社会は,欧米,アジア諸国の後塵を拝したが,インターネット利用の進展に伴って,時代は大きな転換点を迎えている。IT革命の主役が再び日本社会に回ってくることが期待できそうである。
 特に日本にとって有利なのは,次の大きな市場になると予想される分野が日本企業の得意な領域であることだ。「iモード」に代表されるような携帯電話とインターネットが結びついた「モバイルインターネット」,あるいは家電製品がインターネットと結びつく「情報家電(ネット家電)」の双方である。
 IT革命の本質は,インターネットを通じて取引をする,という見かけ上の社会変革だけではない。そこには,メーカー主導から顧客主導への情報主権の移動・逆転やメーカー側の販売代理から顧客側にたった購買代理へと質を変える「ニューミドルマン」の誕生などの,価値観の転換,社会構造の転換が含まれる。
 米国のIT革命のメッカであるシリコンバレーでは,次々とベンチャーが輩出しているが,日本にこの仕組みをそのまま輸入しようとしても無理がある。シリコンバレーで行われている新事業への資本提供,法律相談,販路の確保,経営資源の提供などのサービスは,ベンチャーを興す旺盛な起業家精神を支えるものとして機能する上に,失敗しても何度でも挑戦できるセーフティネットの保証の中で機能している。
 しかし,このシリコンバレーの特色は,日本の大企業が組織として備えている特色であり,この仕組みを「起業家精神」を刺激する仕組みとうまく組み合わせることで,日本社会でも再現できるのではないか。
 この対談で語られていることは特に目新しいことではないが,現在起きている事象全体の整理と理解には役立つだろう。何度か繰り返される「自分の人生を自分でコントロールする」というメッセージに刺激を受ける人もいるかもしれない。IT革命という時代を背景にした人生論対談として読むとさらに興味深い。
(C) ブッククレビュー社 2000

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台湾生まれで日本市場で株式公開した異色のベンチャー,トレンドマイクロの生い立ちと特色

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 台湾生まれで日本市場で株式公開した異色のベンチャー,トレンドマイクロの生い立ちと特色を知る上では手ごろな本である。ビジネスに関する同社の姿勢,戦略,提携思想,技術開発の資源,構成している社員の性格などについては,一通り,理解することができる。同社がビジネスチャンスを求めてさ迷いながら,どのような経緯でコンピューター・ウイルスのワクチン・ソフトに進出し,どのような人的出会い・企業的出会いを通じて短期間で世界的なソフト企業に成長するチャンスをつかんできたか,概観を押さえることができるだろう。
 ただ,激動の創業物語の割には,興奮が伝わってこない。全編が,必要以上に高揚した意識で書きつづられているため,逆に読者がしらけるからだろう。
 その理由は,全編が創業者の夫人であり,同社副CEOでもあるジェニー・チャン氏による一人称で語られているからと思われる。身近に仕事をし,生活をともにしてきたスティーブ・チャン氏を表現する言葉には,どうしても遠慮があり,過度な愛情がこもってしまう。同じことは苦労をともにしてきた社員の記述にも厳しさがなくなる。さらに,自身が手がけた業務や仕掛けについては,記述や評価に,もっと甘さが出てしまう。
 ビジネスの当事者が,現在もビジネス関係にある人々を書物に取り上げるために,こうした甘さが出てしまうのだろう。早すぎた「自伝」という中途半端さを感じざるを得ない。
 現在の成功の蔭には,いくつもの危機があり,本書にも,創業者2人が壁に突き当たり,挫折しそうな状況に追い込まれる場面が出てくる。しかし,本来なら読者をわくわくさせるようなそうした場面でも,記述は,それを乗り越えた創業者たちの自慢話にすりかわり,読者をがっかりさせる。もう少し,物語の筆力ある冷静な第三者が記述すれば,もう少し際立ったものになったのではないか。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本インターネット・ビジネス論

2000/09/14 00:15

インターネットを駆使した企業が次の経済の主役になる。ECやネット金融はどうなるか

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 インターネットで消費者に商品やサービスを販売していく成功のポイントは,コミュニティー型サイトを形成していくことである。急成長を期待されるこのビジネスも,物を販売するビジネスは課題が多く,成長が大きいと予測されるのは保険,金融サービス,コンピューター・ハード/ソフト,旅行,書籍,音楽・ビデオ,花・贈り物など,客の選択の幅が大きい商品である。こうしたインターネット販売を支える仕掛けとして「サーチ・エンジン」の仕組みがある。また,コミュニティー型サイトに集まる客を相手に広告ビジネスも注目すべきビジネスである。
 しかし,個人を相手にした取引よりも,インターネットが使われる取引の場所は,企業間取引の場面である。さまざまな取引情報や商品情報をインターネットを通じて交換することで業務の速度が上がり,効率が大きく向上する。IBMやGEなどの取り組みは根本から産業の仕組みを変える。さらに大きなインターネット・ビジネスの分野は金融の分野である。マネーの電子化が進み,電子キャピタリズムが確立する。米国は電子金融に賭けた。
(C) ブックレビュー社 2000

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