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先月(2017年5月)

渡辺政隆さんのレビュー一覧

投稿者:渡辺政隆

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読んで得する科学エッセイ?(著者コメント)

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

【シリーズ:自著を語る】

 本書は、一応、ショート科学エッセイ集ということになっている。エッセイストなどと名乗るのはいささか気恥ずかしいのだが、あえてジャンル分けすればそういうことになるのだろう。テーマは副題にあるとおり。生物のちょっと変わった生態、あたりまえのように見える行動を、漢字二文字のサ行変格動詞をキーワードにして綴ったものである。

 エッセイストの祖モンテーニュによれば、エッセイの真髄は身辺の細事を語って森羅万象の真理を敷衍することだとか。いやいや、そんな大それた野望は、端から放棄するほかない。本書を編むにあたって唯一心がけたことがあるとすれば、一編に少なくとも一つは、読んで得したと思っていただけるような情報を盛り込むことだった。

 書名は、イラストを描いていただいた下谷二助さんの、「腕立て伏せをして史上最大の上陸作戦決行日にそなえるシーラカンス」のインパクトがあまりに強烈だったため、それにあやかったものである。おまけにシーラカンスは、生きものが歩んできた歴史について、たくさんのことを教えてくれる。だいいち、はじめて上陸した魚にいちばん近い「生きている化石」と呼ばれているものの、その生息場所は浅瀬ではなく、どちらかといえば深海だというのは、考えてみれば不思議な話ではないか。

 さてそれはどうしてなのか。そんな話をつまみ読みしたい方は、ぜひとも本書をご覧いただきたい。

渡辺政隆(わたなべまさたか) サイエンスライター。『ガラガラヘビの体温計』『DNAの謎に挑む』の著書のほか、グールドのエッセイ集など訳書多数。
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