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池田光穂さんのレビュー一覧

投稿者:池田光穂

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実体験を訴えかけようと紡ぎ出す言葉の豊かさ!

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威勢のよい知の越境宣言!に度肝を抜かれ読み始めて、なんとなく中途半端な満足で読み終える。そんな心証をもった類書がいくつも目に浮かんだ。シリーズ第2段にふさわしい執筆陣——芸術、社会実践、そして学問の領域でユニークな業績をあげている人たちによる言葉が満載されている。それぞれの論説・随想・議論・談話には、なるほど!と唸らせるものがある。だがそれらはモノローグとなって大きなうねりには展開しない。身体をキーワードにしながら実際は各人の話が交差しないことが問題なのだ。この違和感は実践の場からうまれてきた言葉を綴った本書にとっては些細な非難にすぎないだろうか。反面教師として私が学んだのは、まず現場での実体験を言葉や理屈として読者に訴えかけようと紡ぎ出す際の言葉の豊かさだ。それに対してこれらを上手に理論化し手際よく大きな文脈の中に位置づけることに長けた学者たちの言葉の貧弱さである。この越境の知という現実を触知するためにもこの本は多くの人たちに読まれなければならない。(池田光穂(いけだ・みつほ)/熊本大学文学部)

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