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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

廣多 勤さんのレビュー一覧

投稿者:廣多 勤

2 件中 1 件~ 2 件を表示

ゲノム,遺伝子が苦手な人のために,研究最前線の専門家が思い切りやさしく説いた生命科学の入門書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 21世紀は生命科学の時代だという。新聞紙上にも連日,ゲノム,遺伝子,DNAといった見出しがいや応なく並ぶ。でも「バイオ」とか「生命科学」とかはどうも苦手という人は少なくない。著者は「今まで,生命科学について書いた本を手にしなかった人にぜひ読んでもらいたい」と願って本書を著したという。「ゲノム」「遺伝子」「DNA」「染色体」。これらの言葉のうちどれか1つでもよくわからない人,あるいは,どれ1つとしてわからない人。どちらの人も,まず本書を一読することをお薦めする。
 それも,いきなり本書の2章から読み始めるとよい。
 2章は「人は生き物である」ということから説明が始まる。3章,4章と読み進めば,今日の生命科学研究の主要なキーワードが,だれでも自然に納得できてしまうだろう。
 カエルはカエルのゲノムをもっているからカエルなのであって,アメンボウはアメンボウのゲノムをもっているということ。DNAは,カセットテープに例えれば,「テープそのもの」で,染色体は「多数の曲を録音したテープを巻き取ったカセット」で,「1曲分記録されたテープの部分」が遺伝子に相当するのだといった具合に。
 実は,1章が本書のメインテーマである「生命科学が面白い」という章なのだが,残念ながら,ここから読み始めると,少し理屈っぽく感じてしまうかもしれない。もちろん,他の章と同様に極めて平易に親切に書かれていて,著者の意図はよく分かる。
 それだけに,「バイオ」がちょっと苦手な人々は,2章以下を読んで,少し生命科学の世界に慣れてから,1章に戻って読んだほうが,生命科学研究の最先端で世界と競争している著者の真意がよりよく読み取れるだろう。
「読んで何かひとつびっくりするような『発見』が読者にあったならば著者の望外の幸せです」というが,読めば必ず『発見』があること請け合いの本だ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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動物の父親に人間の父親は何を学べるのか。種を超えて父親の在り方について考えた画期的な本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 動物界には,ライオンやゴリラのように,子育てに無関心な「悪い」父親もいるが,むしろ,皇帝ペンギンやオオカミのように,子煩悩な「良い」父親のほうが自然の在り方なのだという。多種多様な動物の父親たちの子育て行動を紹介しつつ,動物の父親と人間の父親の共通性と違いを明らかにし,種を超えて人間の父親が学習すべきは何かを明快に示す。膨大な文献を引きながらも,決して専門家向けの論文ではなく,身近かなエピソードを織り交ぜてわかりやすい表現で論を進めた楽しい科学読み物である。
 昨今,大きな社会問題となっている少年犯罪や学級崩壊の背景として,「家庭環境」,とりわけ父親の存在が深く関わっていることが指摘される。「父親不在」や「父権の失墜」が言われる中で,父親の“自然”な在り方を問い直す本書は,こうした問題を考えるうえでも示唆に富む。
 著者は1941年シカゴの生まれ。ハーバード大学でサンスクリット学を修め,トロント大学で古代インド文学の教授として教鞭を執った後に,同大学で精神分析学を学んで精神分析医の資格を取ったというユニークなキャリアを持つ。動物行動学の専門家ではないが,「ラーマーヤナ」をはじめ擬人化された動物たちが大活躍をするサンスクリット文学の世界を熟知したうえで,精神分析医の視点から動物の行動を観察し続けている。95年には「ゾウがすすり泣くとき」を上梓。動物の「感情」や「個性」を初めて論じた書としてベストセラーになると同時に,動物行動学者らの間で賛否両論の大論争を巻き起こした。
 チンパンジー研究の第一人者であるジェーン・グドール女史は推薦のことばを寄せ,「本書には,真に興味深い父性行動が描き出されている。父親になった男性,まもなくなる男性,いつかなるであろう男性へのプレゼントにぴったり」と評している。
(C) ブッククレビュー社 2000

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