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山之口 洋さんのレビュー一覧

投稿者:山之口 洋

1 件中 1 件~ 1 件を表示

マイクロソフトの新言語「C#」を誰よりも早く学ぼう!

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 本書はプログラミング言語C#(Cシャープ)についての初めての、そして今のところ唯一の解説書である。だから、本書をお奨めすることは、C#をお奨めすることと同じだ。
 C#とはどんな言語だろう? そもそも、C++もjavaもあるのに、なぜ新しい言語が要るんだろうか?——読者はそう思うかも知れない。

 ハードウェアやアプリケーションそれ自体だけでなく、それらが動作する《環境》もまた、時代とともに進化しているというのが、このもっともな疑問への答えだ。かつて、アプリケーションは一つのコンピュータ、一つのOSで実行するために作られていた。その後、複数のコンピュータによるサーバ・クライアント構成の時代を経て、いまやグローバルに結合されたオープン・ネットワーク、つまりはインターネットそのものが、アプリケーションが開発・実行される《環境》と考えられる時代になっている。

 ところが、いまのプログラミング言語やOSは、セキュリティや相互利用性など多くの点で、この《環境》の進化に追いついていない。新しい《環境》には、目に見えない垣根がまだたくさんあるのだ。WWW向けのアプリケーション開発を経験した人なら、こんな風に感じたことがあるに違いない。
 ——WWW上で新しくできるようになったと騒がれてることって、データベースアクセスにしても、Cookieによる利用者情報の保存にしても、一つのコンピュータ上では昔から普通にできていたことばかりじゃないか。
 ——ローカルなアプリケーションも、WWW用のプログラムも、なぜ同じ言語で同じように書けないんだろう。ローカルなアプリケーションはCやjavaで、WEBページ上の動作はperlやjavascriptでと使い分けるのは面倒だなあ。

 マイクロソフトが提唱する.NET(ドット・ネット)構想は、こうした垣根を取り払い、インターネットという新しい《環境》で、デバイス、OS、アプリケーション、XMLによるWWWコンテンツからサービスまでを、相互利用できる形で統合するプラットフォームを提供しようとするものである。そしてC#は、.NETアプリケーション開発の主言語と位置づけられている。C++やVisual Basicといった従来言語でも.NETアプリケーションは書けるが、さまざまな規約に従わねばならないのがうっとおしい。もともと.NETに合わせて言語仕様を決めたC#なら、それらの規約は意識しないでよいし、メモリ管理からの解放や、ドキュメント自動構築などのサービスを受けられる。そして将来、.NET準拠の製品群が充実してくるにつれ、得られる恩恵はますます大きくなるだろう。.NETをやるならC#をやらない手はない。新しい皮袋には新しい酒を、と言うところか。

 .NET構想とC#は、サンのjavaプラットフォームへのマイクロソフトの対抗策と見られているが、どちらに味方する人も、またそうした企業戦略に関心のない人でも、C#を学ぶ価値はある。C#自体は従来の言語のよいところを集めた、しかも取りつきやすい言語であり、C++やjavaのプログラマなら、本書を読むだけでC#のプログラムが書けるようになるだろう。Cのプログラマや、C++を使いながらもオブジェクト指向のコンセプトを敬遠してきた人——ほら、そこのあなた!——は、C#に取り組むことで自然にそれが身につくだろう。少なくとも、C++よりずっと平坦な道のりのはずだ。
 やってくる時代の変化を先取りする、意欲あるプログラマに、本書とC#をお奨めする。

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