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    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

西村 俊一さんのレビュー一覧

投稿者:西村 俊一

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本やっぱり木の家

2001/04/16 22:16

木造の伝統工法・立柱方式にこだわった材料工学の専門家による1年3カ月もの「我が家づくりの記録」

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 多額の資金を投入して我が家を建てるからにはと,多くの建て主は,その家づくりに何らかのこだわりを持つものである。外観デザインやプランにこだわる人もいれば,構造・工法などにとらわれる人もいる。著者は,「木」と伝統工法の「立柱(りつちゅう)方式」にこだわって,我が家を完成させた。この本は,その建築過程を日記風にこと細かく綴ったものである。著者自ら撮影したと思われる写真カットや手書きの図版なども適切に添えられていて,現代ではあまりなじみのない「立柱方式」による家づくりのやり方が,より理解できるようになっている。
 著者は材料工学の専門家でもある。「木」という材料の特徴を熟知した上で,高温多湿の日本の気候・風土の中で培われてきた伝統工法の高床式木組み「立柱方式」が最もマッチする建て方であるとして,我が家づくりに採用した,と著者は述べている。その発想とエネルギーには脱帽である。
 ただ,敢えて付け加えると—。この「方式」は,現代の木造住宅の建築手法という側面から見て,かなり淘汰された建て方であり,いくら著者が日本の気候・風土に最適だと訴えても,現状の施工体制や施工技術からすると,これを実際に採用できる人はかなり限られてしまう。そのため,仮に読者がこの本を読んで,「立柱方式」に共感し,採用したいと思っても対応してくれる施工業者が地場に果たしているのか,そんな疑問が残る。
 またもう1つ,著者が自宅を新築したのは,九州・熊本である。熊本をはじめ隣県の宮崎や大分は,日本でも指折りの杉などの木材産地。家を建てるにしても,材料(木材)は容易に安く入手でき,木の家を得意とする施工業者も多いものと思われる。本のカバーには,“熟練棟梁・製材所と手を携えて造る「木の家」の快適な住み心地”とあるものの,熊本だからこそ著者のこだわりが実現できた,といえなくもない。版元は福岡市の出版社。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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住宅メーカーの商品開発責任者が,21世紀のあるべき住宅づくりをさまざまな角度から論じた書

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 書名の『「綺麗な家」に住もう』というよりは,サブタイトルの「100 年住宅をつくるということ」の方が,この本の内容をピタリと表している。その「100年住宅」は,著者の勤める大手住宅メーカーが標榜しているキャッチフレーズの1つでもある。
 当然のことながら,そのメーカーと商品のPR的な記述が,随所にしかも巧妙に挿入されている。そういったPR的な記述があることを承知の上で読むと,なかなかおもしろい。逆にいえば,PR的な個所を飛ばして読めば,100年住宅をつくるという商品開発責任者としての,著者の姿勢なり考え方がストレートに伝わってくる。
 内容的には,「100年住宅」と「21世紀のあるべき住宅の姿」について,その市場性やライフスタイル,住宅デザイン,住環境など幅広い視点から論じている。多少焦点ぼけのきらいがないわけではないが,良くいえば,我が家づくりのヒントになりそうなところが拾い読みできる本といえる。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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雨の建築学

2000/10/25 18:15

身近な雨を建築をとおして検証することによって,地球環境問題にも触れるユニークな建築・環境学入門書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「雨の建築学」というタイトルを見て,何のことだろうと思われる方も多いかと思う。と,著者自ら述べているように,この本を初めて手にした時,評者も何のことだろう,と思った。同時に,「雨の」の後に「建築学」が付いており,何やらお固い建築理論の本かなとも感じたが,よい意味で裏切られた。
 「雨」をキーワードにして5つの章からなっており,章から節,さらに見開きごとに小テーマが展開している。雨(水)と建築・土木とのかかわりを中心に据えながらも,気象や地理,地勢,植生などといった広い分野までテーマは及び,興味のある事柄を拾い読みすることもできる。100ほどある小テーマのすべては,1つの点に結ばれている。それは地球環境・エコロジーからの視点である。
 環境やエコロジーにかかわる本はかなり多く出版されており,水をテーマにしたものも多い。しかし,著者(日本建築学会・環境工学委員会水環境小委員会メンバー)が得意とする建築(学)をとおして,雨(水)をキーワードにエコロジーにまで及ぶ内容をわかりやすく著したのは,ユニークであり,評価できる。
 『建築によって「雨水循環系を保全し,育む」必要があること。建築と敷地に植物のような「生態的な働き」を持たせること。雨水を積極的に「生かして楽しむ」こと。』カバー帯には,やや理屈っぽいことが書かれているが,これは著者がこの本に託した願いの集約でもある。それだけに,建築・土木を職業としている人はもちろん,建設・環境行政に携わる人や環境問題に関心のある人,それに,建築・土木,環境などの分野をめざそうとする学生らに読んでもらいたい。また,カバー・コピーの割には,内容も平易で図版や写真も多く,巻末には索引もあって事典的な使い方もできる。中学生や高校生にとっては,理科の副読本としても役立ちそうである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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