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  3. 佐々木 眞さんのレビュー一覧

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    3月のライオン(1)

    3月のライオン(1)

    羽海野 チカ(著),先崎 学 (将棋監修)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

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    はらぺこあおむし 改訂

    はらぺこあおむし 改訂

    エリック=カール (さく),もり ひさし (やく)

    5つ星のうち 4.5 レビュー詳細を見る

佐々木 眞さんのレビュー一覧

投稿者:佐々木 眞

18 件中 1 件~ 15 件を表示

日本人の住宅に対する間違いだらけの考え方を正しながら,理想的な間取りプランを具体的に提案する

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 建築に使える樹が生長するには60年以上の歳月を要する。だから,それ以下の寿命の家を建てるのは地球環境を破壊していることになる。考えてみれば,わが国の木造住宅は100年以上もつのが当たり前だった。必要があれば,簡単に屋根や柱を解体したり,移設したり,部分修理したりすることができる「リサイクル住宅」だった。反対に,腐りが早く,改造不能のツーバイフォー工法は,使い捨て型であることによって,住宅産業の目玉商品になりえたのだが,これは「資源の浪費」以外の何ものでもない,と著者はいう。
 日本固有の文化価値をもう一度見直そう。「和」と「洋」を現代に融合すれば,人間と自然に優しい新しい住まいを再発見できるはず,と著者は呼びかける。図面をあれこれ見せる「間取りプラン実用書」は多いが,本書は違う。親と子が毎日顔を合わせ,一緒に人生を楽しみながら生きてゆく「合理的な仕掛けとしての間取り」を本気で追求している。
(C) ブッククレビュー社 2000

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外資系化粧品会社クリニ—クをゼロから立ち上げた著者が,ブランド・ビジネスのあり方を語り尽くす

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 1978年9月,わが国を代表する百貨店の化粧品売り場に突然の衝撃が走った。真っ白なショップデザインとクリニ—クのシンプルなロゴの登場である。白衣の販売員がコンピューターを使って,お客のスキンケア・コンサルタントを実施する様は,さながら女医が患者の個人診察を施すようであった。
 本書はそのクリニ—ク快進撃の主人公であった著者が,クリニ—クの立ち上げ,日本市場への導入方法,立ち上げ戦略と戦術などについて詳細に論じた興味深いサクセス・ストーリーである。
 通読した印象は,なんといってもクリニ—クブランド自体のコンセプトの独創性であろう。肌に必要な成分を持ち,皮膚医学の理論に基いた処方のもとに肌の診断を行い,不必要な成分が含まれない化粧品を開発しようと考え,1968年に「ソープ」と「化粧水」と「ローション」でこの作業仮説を実行に至らしめた「アメリカン・ヴォーグ」の元編集長キャロル・フィリップの偉大さは不滅だ。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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戦略的マーケティング経営の手法と問題解決能力を,各社の経営実例に即して実習するワークブック

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は,題名通り戦略的マーケティング経営の手法を,各社の事例に即して具体的に学ぼうとする人のケーススタディー実習本である。
 具体的にいうと,ジェフ・べゾスのアマゾン・ドット・コムを皮切りに,日本マクドナルド,コンパイル,フィリップ・モリス・USAとマールボロ・フライデー,W・K・ケロッグ,マクドナルドUSAの各社を研究教材として取り上げている。
 まず,各社の過去の経営行動を総括し,その時点での問題点を解説,最後に問題が出されるのでこれにレポートを書く必要がある。たとえば,「1994年9月に日本マクドナルドが行った100円バーガーキャンペーンの損益計算を行い,さらにこのキャンペーンの評価を行いなさい」というような課題に答えるのである。時系列を追跡した勉強に飽きたら,各社の最新経営動向が第8章に出てくるので,前に自分が書いた処方箋と照らし合わせてみるのも勉強になるだろう。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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“ポスト定年”の豊かで楽しいシニアライフをいかに設計し,準備するかを総合的にアドバイスする

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 波乱含みの21世紀の幕開けは,そのままアクティブエージ,サードジェネレーション時代の到来でもある。じっさい雑誌,旅行,投資,健康などの分野で熟年シニア世代に向けた新規商品の開発やマーケティング活動が日ごとに活発になっている。『定年の前と後の生活実用百科』と題する本書も,豊かで充実したクオリティー・ライフをエンジョイするための総合ガイドブックといえるだろう。 
 内容的には,「定年後の人生を豊かにする条件」「定年から老後生活設計のヒント」「生きがいの見つけ方と実践」「年齢に応じた体と心の健康管理」「食べる楽しみと健康的な食事」「体力を維持するために必要な運動」「安全で快適な生活のための住居」「老後の経済と法律の知識」「これだけは知っておきたい退職後の社会保障」と多彩で豊富なコンテンツが並ぶ。総花的で多少突っ込みが浅くなっているきらいもあるが,項目ごとの記述は丁寧で活字も大きく,どのページを広げても楽しく読める。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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IT革命必須の日常モバイル・ツールと化したケータイ。その日進月歩の現状を分析し,将来を展望する

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 かつて博報堂生活研究所から発行された「分衆」「感動ホルモン」「社会性消費」などの生活レポートは,凡百のマーケティング書と一味違う,知的アプローチを見せてざん新だった。同研究所が,目下21世紀ニッポンを覆う“ケータイ生活”のレポートを出版したというので,期待をもって読んだ。
 本書は,まずお得意のマーケティング調査を駆使して「ケータイユーザーの全体像」を把握しようとする。ここでは近年の爆発的なケータイ普及率の上昇と,文字メール通信利用者の急増,若者層と熟年層に介在するデジタル・デバイドの危険性が指摘される。
 次章「ケータイ文化,生活者15年近世史」では,昨今のケータイブームの原点は,1986年NTTの「カエルコールのTVCF」にさかのぼる事実が指摘される。さしたる用もないのに公共性,緊急性のない長電話をかける行為——が,この時点ではじめて「解禁」され,わが国のIT革命の端緒であると教えてくれる。
 そして,本書の白眉(はくび)はなんといっても第4章「近未来のケータイ電話のイメージ」であろう。まず『あなたが素敵だと思う近未来ケータイは』という質問を出し,1位「地図やカーナビのようなケータイ」,2位「パソコンのようなケータイ」,9位「秘書のようなケータイ」第17位「ペットのようなケータイ」など,主要な回答をすべてデザイン画付きで紹介しているのが興味深い。想像力を喚起するこの部分だけでも本書を買う値打ちはあるだろう。
 最後に本書は,世の悲観的評論家が安易にはり付けている「IT後進国,ニッポン」というレッテルを盲信するな,と警告する。あくまでも「生活者の二ーズ」に依拠してきた日本と「生産者シーズ至上主義」の欧米。両者を対比すると,高感度生活者によって形成される「創造性コミュニティー」のニーズに応えるためのインターフェースから,モノ作りに励んできたわが国産業の優位性と逆襲を予告する。「希望と憂国の書」でもある。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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いざという時に備えて,クレバーな遺産相続の方法から,正しい遺言書の書き方まで,わかりやすく解説

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 「自己責任」の現代にあって,遺産相続や相続税,あるいは遺言の問題を避けて通りすぎるわけにはいかない。だれしも,「いざ」というときは,くるのだから,その前に,じっくり法律的な予備知識をたくわえ,税対策を慎重に講じておいたほうがいいに決まっている。本書はそんなニーズに的確,しかも全天候的に対応している超便利本である。
 例えば「相続人にはだれがなれるのか」にはじまり,「遺産相続の実際の進め方」「「遺産分割協議のやり方」「相続税の基礎知識」「贈与と贈与税の基礎知識」「上手な相続税対策」「遺言の基礎知識」そして最後に「自分の希望通りに財産を処分するやり方」まで,相続税と法律に関連するノウハウを過不足なく伝授している。
 しかも,叙述スタイルが「一問一答式」で進行するので,ことの本質を,具体的かつ手っ取り早くわからせる。最愛のペットに財産を遺したいときの遺言書の書き方も掲載されている,「旬の本」である。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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世界の広告を読む

2001/03/12 22:16

「広告は文化なり」。世界各国の広告作品を紹介しながら,作品の背後に潜む企業哲学や民族の特質を解明

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 本書に紹介された世界各国の広告作品をじっくり研究してみて,改めて「広告は文化なり」の感を深くする。各国の広告は,その国の文化に根ざしており,サウジアラビアはイスラムの宗教文化に,スペイン,ブラジル,フィリピン,そしてニッポンまた然り。「広告」というメディアを媒介として世界各国の民族性と文化特性が,怖いほど鮮明に浮かび上がっている事実に改めて気がつく。
 グローバリゼーションがいくら進行しても,多様なローカル・アイデンティティーは健在で,各国はそれぞれの文化基盤を母胎としてユーモアとウイットとエスプリの花を咲かせてきた。その最も豊かな所産の1つが広告であることが,本書でよく分かる。
 そんな百花繚乱(りょうらん)の国際広告界にあって,わが国の広告の質の低下は,無残というも愚かである。クリエーティブ無視,効率第一の15秒スポット全盛時代が続く限り,国産CFは永遠にグローバルスタンダードたりえないだろう,の思いにとりつかれる。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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日本建築界の泰斗,村野藤吾が遺したホテル建築,客船内装デザインの軌跡をつぶさに紹介する

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 戦前から戦後にかけて名実ともにわが国を代表する建築家,村野藤吾は1984年11月,93歳で急逝するその日まで,鉛筆を握ってひたすら図面に没頭していたという逸話で知られる。
 本書は,この偉大なアーキテクトの全作品を写真と図面,要を得た解説で紹介する『村野藤吾のデザイン・エッセンス』全6巻の1分冊である。1937年に比叡山山上に聳(そび)え立った幻の「叡山ホテル」はじめ「都ホテル」「箱根プリンスホテル」「新高輪プリンスホテル」など,幾多のホテル建築の設計,内装が「あるぜんちな丸」など豪華客船の内装デザインとあわせて紹介されている。
 かつて大阪・心斎橋の「そごう百貨店」を設計した生粋のモダニスト村野は,同時に日本建築の土着性と歴史性,人間らしさに深い愛着を覚えるナチュラリストでもあった。どのような巨大空間を取り扱う際にも,さわやかに吹き抜けるヒューマニズムの風こそが村野建築の真骨頂であり,後世への最大の遺産である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本365日の折込チラシ大百科

2001/02/26 21:16

チラシを見れば企業が分かる。経営者も宣伝マンも,もっとチラシの恐ろしさ,素晴らしさを知って欲しい

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 テレビや雑誌,新聞などのメーン媒体では,おつに取り澄ましたイメージ広告を発信する大企業が,チラシなどのサブ媒体では,「売らんかな」の露骨さがまりにも前面に出て,「これが同じ会社のPRか」とびっくりすることがよくある。
 この本には,1999年の春から2000年の夏までのおよそ1年間に全国各地で制作,使用された約1000点の「折込チラシの優秀作品」が,38の業種別にぎっしりと掲載されている。
 たとえば,百貨店では倒産した「そごう」を含めて約10社のチラシが登場するが,そのいずれもが確固たる表現のアイデンティティーが欠落しているところに,この業界の危機の深さがうかがえよう。たかがチラシというなかれ。1枚のチラシをつぶさに目を通せば,その業界,その企業,そのブランドの実態がおのずと透けて見えてくるものなのである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本建築探偵、本を伐る

2001/02/20 18:16

東大教授,路上観察家の藤森建築探偵が,古今東西の「読書の森」に分け入り,人生の知恵を読み解く

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 建築探偵にして,路上観察家である作者が,1990年から10年間にわたって書きためた書評本である。『ヴォーリーズの建築』から始まって,「私が選ぶ20世紀の3冊」まで,全95冊が俎(そ)上に載せられた。
 著者の専門の建築関係では,例の“屋根の上のペンペン草問題”を真正面から論じた亘理俊次著の『芝棟』が興味深い。91年の本書との出会いが,かの有名な「タンポポハウス」や「ニラハウス」の建築につながっていったのではないだろうか,と想像するだけでも楽しい。
 マンガ関係も充実している。『杉浦日向子全集』では,「絵はあまり上手とはいえなかったように思う」けれど「江戸をどこまでも抜ける空のような見透しのよい空間の中で描きたかった」彼女の“ニゴリと自閉のなさ”が賛美される。
 そういえば,著者の文章も融通むげでスイスイと風通しがいい。その結果,紹介されたどの本にも食指を伸ばしたくなる。そんな不可思議な磁力にみちた1冊である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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会社広報を通さず,スタッフが足で集めたホントの業界&企業情報。“適職さがし”に非常に役立つ

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本書は,巷間数多く出版されている「就職本」「会社案内本」のひとつであるが,非常にユニークな特色を持っている。それは,いっさい企業の正式窓口である広報を通さず,「現役社員や元社員たちからのナマの声,あるいは,経済記者をはじめとする各業界事情通から匿名を条件に聞き出したホンネの声」だけで情報を集めたという点である。
 したがって,読者が自分の常識をベースにして,なんとなく思い描いていた企業イメージは,いたるところで小気味良く打ち砕かれ,訂正を余儀なくされる。おつに取り澄ました会社案内などでは到底うかがい知ることのできない各業種,各業界の赤裸々な実体が,客観的に浮き彫りにされる。そういう意味では,本書は優れた就職ガイドブックであるだけでなく,現代日本の企業実態のライブ・ドキュメンタリーとしても貴重な存在理由があろう。
 内容は,各業界の特徴や歴史,代表的企業のポジショニングマップ,各社概要,給料,待遇,人事などの情報,さらに“一人前の業界人”としてやっていくための極めて具体的なノウハウが先輩の助言,証言付きでたっぷり紹介される。ユニークなキャラクターを起用した漫画も楽しい。さらに,内幕暴露コラム,業界特別用語解説,ブックガイド,女子学生のための業界選びまでいたれりつくせり。確かに本書は“OB訪問代行レポート”といえるかもしれない。
 「会社図鑑!2002天の巻」では,銀行,証券,生保,損保,不動産,ゼネコン,鉄鋼,製薬,ビール,製菓,自動車,鉄道,コンサルタントの13業界。「地の巻」では,テレビ,広告,新聞,出版,商社,旅行代理店,百貨店,ゲーム,コンビニ,携帯電話,アパレル,スーパーの12業界,合計25業界,全103社を取り上げている。ただし,業種によっては(例えば自動車やスーパー,アパレル,携帯電話など)なぜか主要各社の個別の紹介が省かれている。2003年版での改善を望むたい。
 
(C) ブッククレビュー社 2000

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紙の本サービス王になろう

2000/12/26 15:22

中谷彰宏氏による角田スターバックス,鳥羽ドトール,田中ケン・コーポレーション社長らへのインタビュー集

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 中谷彰宏氏がインタビューしたのは,「スターバックス」の角田雄二,「ドトールコーヒー」の鳥羽博道,「ちゃんとフードサービス」の岡田賢一郎,「ワンダーテーブル」の林祥隆,「千葉夷隅ゴルフクラブ」の加藤重正,「ケン・コーポレーション」の田中健介,「パークハイアット東京」の馬場隆一郎,「ホテルニューオータニ大阪」の楠本圭子の8氏。いずれもサービス業界で高い評価を受け話題になっている人物ばかり。各人各様なかなか興味深い話を聞かせてもらえる。
 なかでもワンダーテーブルの林氏が説く「レストランのサービスが悪いのはマネージャーの責任」「店を締めることができて一人前の店長」「2店舗できれば,100店舗できる」「ウエイターと呼ばずにアドバイザーと言おう」等の指摘は新鮮である。8氏に共通するのは「当たり前のこと」を実行していること。つまり,彼等は「当たり前」を不可能にしている壁を壊したり回避できる8人なのである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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厳しい企業経営を,その最前線で担う「取締役」の役割と使命を一問一答形式で詳しく解説する

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 大手百貨店「そごう」の旧経営陣に対して,総額60億2100万円の賠償責任があるとする東京地裁の判断が示されるなど,最近企業の取締役に対して社会的,法律的,道義的責任が追及されるケースが目立つ。企業統治のあり方が議論されるなか,取締役が果たす役割は日を追って重要なものになってきた。
 本書はそんな「取締役」の現実の姿とあるべき姿を一問一答形式で分かりやすく解説している。冒頭の例のように,取締役には株主や会社そして会社外の債権者に対する責任があり,「株主代表訴訟」や「第3者責任訴訟」によって民事裁判で責任追求されるケースもある。しかし,取締役を退任し,死亡してからも在職中の行為責任が残り,遺族が被告として訴えられることすらあると聞けば,取締役に任命された人も喜んでばかりもいられまい。では就任に従う義務はあるのか? 拒否した者を懲戒できるか? そんなケースへの対応まで親切に教えてくれる便利な本である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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添付された「戦略手順シート」が読者を的確にナビゲートする,現代エリア・マーケティングへの実践的入門書

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 産能大学事業本部を経て,現在小林マネジメント研究室代表である著者が書き下ろしたエリア・マーケティングの便利な実用書である。
 本書の最大の特徴は,何といっても第4章「戦略策定シートで戦略を練る」に添付された懇切ていねいな“エリアマーケティング戦略策定シート”にある。「経営戦略の確認」に始まり「営業活動の現状と市場地位の確認」「強み・弱み&機会と脅威の分析」「戦略ドメインの決定」「販売目標の編成」そして「戦略の実行度・達成度のチェック」に至るまでの全プロセスを,右ページの著者の指示に従って順番に左ページに記入していけば,自社オリジナルのエリア・マーケテイング計画が策定できるという仕組みになっている。このシートには,著者の多年にわたる経営システム構築のノウハウが投入されており,汎用性と付加価値はきわめて高い。記入しながら自社の問題点が次第に絞りこまれてくるため,企業戦略と行動計画の設定が非常に明快になるのである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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日本没落は杞憂。世界に冠たる日本の製造技術は,21世紀も国際競争をリードすることができる

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 21世紀に入り,ますます国際競争が激化し,企業および国家間の優勝劣敗の度合いが激烈なものになってきた。とりわけディジタル革命とバイオ・インフォマティックス革命の始動がその傾向に拍車をかけている。21世紀の興亡を担う両革命のキャットイヤー的進行に取り残されつつある日本の前途に関して悲観的な論調が多いなか,長谷川慶太郎氏の最新刊である本書は,きわめて楽天的な未来図を描き出している。
 技術の現場に強い著者は第5章「日本企業が世界経済を底から支えている」でわが国の工作機械の製造技術,環境保護技術のレベルの高さについて言及し,21世紀においても日本の新しいリーディング企業は「高い技術水準と優れた経営管理能力,非価格競争力」を備えた製造業の中から輩出すると断言する。しかし著者が第7章で指摘する通り「規制緩和と財政改革で日本は再浮上する」か否かは,森内閣がどのようなリーダーシップを発揮できるかにかかっている。
(C) ブッククレビュー社 2000

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