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村野伸一さんのレビュー一覧

投稿者:村野伸一

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紙の本できるかなリターンズ

2001/08/17 15:47

西原のいいとこ全部

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無理難題にチャレンジする『できるかな』シリーズ(今回は「ロボット相撲編」)と、雑誌を潰して歩く流浪の連載『鳥頭紀行』を中心に、1997年から2000年までの作品を収める。
 西原には、大きく分けて二つの相貌がある。『まあじゃんほうろうき』(竹書房)などのギャンブル物と『鳥頭紀行』(スターツ出版)などの虚実ないまぜのルポルタージュでは、地雷を自ら踏みに行くような「突撃・無頼」が強調される。一方、少年の自立を描く大河4コマとなった『ゆんぼくん』(竹書房)、秋に映画公開が予定されている『ぼくんち』(小学館)などでは、隠しようもない「叙情」が溢れ出る。そこで、彼女は何となく「無頼の叙情派」と呼ばれているわけだ。
 近年、後者の二作を見事に完結させたため、最近は「攻撃的サイバラ」展開が激しいと一般的には思われがちだが、本書には「小学一年生」3月号で全国の小学生を涙させた叙情の最新傑作を収録。虚無を覗き込んだような、そこからは感情を読み取りにくい従来のタドン目(こういう●黒丸の目)を、細い線で塗り潰す形で表現し、微細な感情を醸し出す独自の手法にますます磨きがかかってきた点も見逃せない。
つまり、最近の西原のいいとこ全部、といった本である。

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