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松本 典久さんのレビュー一覧

投稿者:松本 典久

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資料集として、または東海道新幹線の事典としての価値を評価すべきなのかも知れない。

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 須田寛氏は、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)の初代代表取締役社長で、現在は同社の代表取締役会長を務めている。1954年、国鉄に入社して以来、主に営業面で活躍され、国鉄晩年には常務理事にも就任。鉄道一筋、特に新幹線については生き字引とも言える方である。
 そんな経歴ゆえ、これまでにも新幹線関連の著作は多いが、これはJTBキャンブックスシリーズとして、写真や時刻表、新聞記事などふんだんな資料を一冊にまとめたものだ。
 本書はカラーグラフをトップに、「通史」「ダイヤ」「車両」「営業制度」「車内サービス」「明日の新幹線」と6つの章によって構成されている。それぞれの章では、年代を追った精緻な解説がなされ、全体として新幹線の歩んできた道を的確に捉えることができる。
 趣味的に興味深いのは、例えば、開業前の状況。カラーグラフでは、試運転中の試作編成(窓が六角形の車両もあった!)、そして新幹線の線路を走る阪急電車など、貴重な写真が盛りだくさん。新聞発表された車両構造図など、あまり露出されていない資料も多い。
 ダイヤの変遷も面白い。例えば、開業当初は、「ひかり」「こだま」が1時間に1本ずつ運転されているだけで、所要時間も東京〜新大阪間で「ひかり」が4時間、「こだま」が5時間かかっていた。一方、現在では「のぞみ」も走り、所要時間も「のぞみ」で2時間30分となっている。これをどのような形で運行しているのか、時代を追ったパターンで解説。その仕組みになるほどと思わせる。
 もっとも、専門的で、かつ非常に盛りだくさんな内容ゆえ、簡単に通読できるような本ではない。資料集として、または東海道新幹線の事典としての価値を評価すべきなのかも知れない。

家庭・実用・女性ジャンルの21世紀最初に読む本に選ばれました。

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