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堂内 祥さんのレビュー一覧

投稿者:堂内 祥

5 件中 1 件~ 5 件を表示

建設工事を担当する人必読の書。現役現場所長がこれまでに蓄積してきたノウハウや秘策を公開

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この本は,読んだ方が絶対「得」である。時間のない人は,ゴチックの単語を追うだけでもいい。気になれば詳しく読めばいい。著者は,人間を,業務を,そして人と人との関係を熟知した方である。章建てがうまく,実に分かりやすく書かれているだけでなく,著者がこれまで長年にわたって仕入れてきた情報,知識,経験が創り出した宝の山である。他人事ながら,ここまで自分のノウハウ,知識を公開してしまうのは惜しい気がしないでもない。このような所長についた社員は幸せだろうナー,と思う。現場の人間でもないのに,「元気」が出ました。
 著者も言っているように,「これまで通りにものを作ればいいと思っている人には必要はない。新しい展望を見いだそうとする人には,確実にこの本は有効」である。最後の章「社会人のお受験」を読むだけで,この本への投資は確実に回収できる。
(C) ブックレビュー社 2000

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構造設計論

2000/12/28 12:16

構造設計者や建築家を目指す人を対象に,構造設計技術として知って欲しい基礎知識を平易に解説

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「構造設計論」と聞けば,まず難しい数式と係数や難解な用語を想像して,構造設計を専門とする人以外は避けて通りたくなる。しかし,「建物の重さを知っていますか:第2章」「地球は生きている:第4章」という目次を見れば,この本はそのような堅苦しい専門書でないことがすぐにわかる。目次だけでも興味をそそられる。
 この本の主題は確かに「構造設計論」である。第3章:構造デザインと設計プロセス,第4章:地震に強い建物を設計するために,はかなり専門的な内容で,ある程度の建築構造に関する基礎知識がないと理解できない部分もある。が,この本は単なる「構造設計論」ではない。建築の「啓蒙書」である。全体に流れる思想は,構造を切り口とした「建築論」であり「建築技術論」であり「建築生産論」である。実質的な最終章である第5章は,まさしく将来をにらんだ「建築産業論」である。各章が独立した内容で,どの章から読んでもいいというのもありがたい。
 難しい所は飛ばして読んでも,長年学会や協会で活躍し建設会社で実務設計に携わってきた経験をもつ著者が言わんとする建築に関する概念と哲学は,行間に滲み出る著者の建築に対する熱い思いとともに容易に汲み取れる。
 建築基準法がこれまでの仕様規定から性能規定に変革されて,建築に対する新しい価値判断と新規技術の開発が求められている。また,「IT」のような建築以外の技術の激しい進展が建築生産に大きな変革を促し,さらに「高齢化や少子化の人口問題」や「環境問題」が,建築が担わなければならない技術領域をますます広範囲に広げている。
 著者がこの本の中でつねに確認しているように,「建築は,学術,技術,芸術の総合化した文化」であり,「建築は,アートとエンジニアリングが結びついた成果としてある」という言葉は,激しい変革の時代にあって忘れてはならない建築の思考基盤であろう。構造設計者だけでなく,デザインや施工を目指す人が目を通しても決して無駄ではないし,むしろ「建築論」として一読を薦める。
(C) ブッククレビュー社 2000

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空調・衛生設備計画

2000/12/01 21:16

空気調和設備計画に重点をおき,空調システムの比較や消費エネルギーの診断など建築計画に必須の設備を解説

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 建築の設備設計,環境設計に関する基本的な実務知識を解説。最新の設備機器及びシステムについて述べるだけでなく,環境に対する考え方,その基準や指標,評価方法などを比較対照している。「建築設計者(意匠,構造),設備設計の初級,中級者向け」と断っており,設計基準値や指標,データ,図表,機器のシステムについて,密度濃く懇切に解説されているし,建設会社での実務と経験を基にした記述だけに説得力がある。
 基本的な視点はあくまで環境であり,空調,給排水,防災などの通常の項目以外に,ごみ処理計画まで解説した空調・衛生設備計画書はおそらく初めてではないだろうか
 この本は,『建築環境エンジニアリング』シリーズ(全4巻)の第4巻として刊行されている。地球環境から室内環境まで,建築環境が置かれている全体概要を知るためには,全巻を読むことをお勧めする。
(C) ブッククレビュー社 2000

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土質と基礎に関する高度な内容を,簡潔な文と図と例題で解説した書。教科書副読本として最適

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 海に浮かぶ海洋構造物は別として,地球上の構造物はすべて地盤の上に建つ。建っていられるのは,「地盤(土質)」が堅固であるか,あるいは「基礎」という部材を介在して地中深くの堅固な地盤に支持されているからである。一見当たり前のことであるが,重い構造物が沈むことなく,また傾くことなく,地盤の上に“正確に建ち続ける”ことを工学的に保証することはたいへん難しい。
 「磐石」という言葉があるように,地盤は堅固なものと思い込みがちである。が,地震で地盤が崩壊したり,液状化したり,大雨で地盤が流されたり,特に自然災害のときにその地盤のもろさに気が付く。災害が起こらなくても,いつの間にか建物が傾いたりする事故は後を絶たない。
 このような現象が起こるのも,建物が拠って立つ「地盤」そのものが一筋縄ではゆかない難物である,ということも原因の一つではあるが,地盤と基礎に関して誤った理解をして設計している場合も多い。かなり経験を積んだ専門家でも,地盤の表面を見るだけでは判断を誤る場合がある。地盤は奥が深い。
 この本は,地盤(土質)と構造物の基礎に関して,長い間研究と実務(コンサルタント,設計)に携わってきた専門家が,建築で必要な土質と基礎に関するかなり専門的かつ工学的に高度な知識を,長々とした説明文を避け,イラストや図を用いて非常に解りやすく簡潔に解説した本である。しかも,見開きで各項目が一目できる構成になっていて,手元に置いて手軽に利用できる。例題も工夫されている。土質と基礎に関する「用語」を理解するのにも便利である。
 建築を学ぶ学生はもちろん,建築デザイナー(意匠設計)にとっては基礎知識を得ることができ,構造設計者や建設工事などの実務に携わる人達にとっては,これまでの知識を再確認するのにたいへん便利な書である。
(C) ブックレビュー社 2000

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土木工事「現場の失敗」

2000/07/10 09:16

土木工事の現場で起こった失敗の事例を集め,原因を究明し,今後の教訓として生かせる反省材料を提供

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 誰にでも失敗の経験はたくさんある。失敗から学ぶことによって成長することもある。が,建設工事の失敗は,コストと工期に手ひどく跳ね返る。余分の出費だけでなく,関係者への謝罪,再協議などその処理に四苦八苦しなければならない。これは経験した人でないとその「恐ろしさ」と「苦しさ」,そして「悔やみ切れない悔しさ」はわからないかもしれない。それにも増して,会社の信用を失うことが最も辛い。
 未経験,無知から生じる失敗も多い。しかしこれは技術者として言い訳にはならない。他人の失敗例を知ることによって,自分の経験値として生かされれば,この本を読む価値は大いにある。気軽に読めるが,この本に書かれた54事例の一つひとつを,その意味を十分に考えて学べば,かなりの失敗は避け得ると思う。ただ,事例を並べるだけでなく,「原因別」とか「工種別」とかの分類が欲しかった。
(C) ブックレビュー社 2000

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