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まきのなおさんのレビュー一覧

投稿者:まきのなお

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bk1連載コラムより

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とても上品で、瀟洒なつくりの本である。デジカメで撮ったらオーバー気味で真っ白になってしまって、その良さを伝えられないのが残念。
 ドナルド・エヴァンズ(1945-1977)とは、オランダのアムステルダムで火事にまきこまれて31歳の若さで早逝したという、空想の国々の架空の切手ばかりを描いた実在の米国人画家。その想像の産物である国々のネーミング、国旗、紋章、通貨、貨幣…といった創作の一端をみると、画家というより詩人かファンタジー作家と言った方が相応しい面もありそうだ。
 本書は、ニュージャージーの生地から、画家を志して渡ったアムステルダム、恋人と行くはずだったイギリスの小さな島まで、エヴァンズの足跡を訪ね歩いた詩人の平出隆氏(1950-)が、旅の途上から故人に宛てて発信したという葉書をまとめた、書簡体エッセイ。80年代後半にポーラ文化研究所の「iS」という雑誌に連載されたものを再編集、推敲を繰り返して単行本化したということで、思わぬ制作時間がかかっているようだ。
 どこまで現実でどこから架空の話なのかややこしくて区別がつきにくいのだが、本書にも登場する日本で始めてエヴァンズを紹介したという「東京の海岸地区にある倉庫風ギャラリー」のオーナーこそが、この装丁を手掛けた横田茂さん本人らしい。白いカバーにはエヴァンズの切手絵1点と、シルバー箔押のタイトルが入っているのみのシンプルさ。本表紙、見返し、各章扉は淡い黄緑色でまとめられていて、とくに透かしの入ったレターペーパーの片面に薄く色をひいた章扉は泣かせる。本文は微妙な濃度のグレーで刷られている。このように目立たない部分に手間とコストをかけるアイディアは、なかなか受け入れられにくい。こういうことをさせてくれる出版社にも拍手、なのだ。
連載コラム ジャケ買い一直線 より

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bk1連載コラムより

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本書は著者自装(というか装丁家自著)、我が国におけるDTPの先駆者として名高い戸田ツトム氏の近著である。表紙を含む全頁が、今年1月に日本語版も発売となった話題のハイエンドDTPアプリAdobe InDesignで組まれた実験の書でもあるので、デザイン、エディトリアル関係者には一読(一見)の価値あり。
 私も、付録の「体験版」CD-ROMでInDesignを体験してみた。レイアウトグリッドなど、日本語組版作業をするには感覚的にわかりやすいと思う点もあるが、巷の風評なども勘案するにまだまだ課題も多そうだから、必要に迫られた人と新し物好き以外の方は、初期不良が消えてもう少し普及の兆しがみえてから購入を検討した方がよいか。
 それにしても、Illustrator + Photoshop + PageMaker (or Quark) の3点セットでここ数年やっと作業が安定していたのに、また新しいソフトの使い方を覚えなければ(買わなければ)ならないのかと思うと個人的にはウンザリ。慣れるまでトラブルが多いだろうし、お金もかかるなあ。電子思考もよいけれど、一度身につけた技術と道具と知識が一生使えたアナログ時代が懐かしい、どうにも後ろ向き思考な今日この頃である。

連載コラム ジャケ買い一直線 より

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