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方 長明さんのレビュー一覧

投稿者:方 長明

2 件中 1 件~ 2 件を表示

人生局面における様々な教訓に満ちている

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 「面白くてためになる」、と書けば陳腐な表現ですが、本当に心からそう思える本に出会うことはまれだと思います。この本は面白いし、人生局面における様々な教訓に満ちている、としか言いようがありません。

 タイトルの『コンサルタントの秘密』が、やや本書を敬遠させるきらいがあるでしょうが(事実、私もそうでした)、この本はコンサルティング業務に携わる人だけに向けて書かれたガイドブックというわけではありません。もちろん、それを主眼に書かれているのですが、狭い定義の「コンサルタント」という域を遥かに越えて、一般的な職業人なら誰でもがあてはまる事柄について端的に述べられていると言えるでしょう。

 ワインバーグは「まえがき」でこう書いています。「この本は、コンサルタントになるための方法を書いた本ではない」と。また、「今日ではほとんど誰もがある種のコンサルタントだ」とも述べています。つまり、人に影響を及ぼす行為全てはコンサルティングだということなのです。

 ワインバーグはシステム開発者を経て、彼の言によれば「はからずも」コンサルタントになったということですが、本書は彼の実際に体験した興味深いエピソードに満ち満ちています。しかし、エピソードは彼にとって法則を導き出すための単なるデータにしか過ぎません。そして、彼の珠玉のワン・ライナー(一行警句)が随所で炸裂します。読者は結果として、人生法則にまで導かれることを知るでしょう。
 ここで本書中のエピソードの一つでも紹介したかったのですが、残念ながら字数が尽きてしまいました。本書を手に取って、それらを是非堪能してください。

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「この本は悟りについての本である」

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 本書は人間がステップアップするための方法について述べられた本と言えるでしょう。タイトルに「スーパーエンジニア」、サブタイトルにも「技術」の語を含んではいますが、内容はもっと一般的なものです。原題は「Becoming a Technical leader」(テクニカル・リーダーになる)で、著者のワインバーグはおそらくこのタイトルでの「テクニカル」という語を、単なる「工学的技術」の意味だけではなく、広い意味での人間的技術という含みを持たせているような気がします。

 そしてワインバーグは、まえがきで「この本は悟りについての本である」と述べています。本書は人が成長してゆく局面において現れる困難をどう克服し、また積極的に成長するために必要な「気づき」をどのように得るかを、豊富なエピソードを交えて、一歩一歩階段を昇るように展開してゆきます。

 本書において特に好感が持てるのは、著者のワインバーグが、ステップアップした自身の地点から警句や教訓を放っている他の著書と違って、自らの若い頃からのエンジニアとしての歴史を振り返り、その失敗談なども含めて素直に当時の心情を吐露しているところでしょう。「リーダーになりたくなかった」ワインバーグが、いかにしてリーダーになる、リーダーであることに気づきを得たか、という点が本書のコアとして読者に迫ります。

 もちろん、著者自身の体験だけに留まらず、本書は効果的な気づきの方法論の事例に溢れています。極めて単純なこれらのテクニックは、すぐにでも実践に移せることでしょう。ワインバーグも本書の中で引用している、カーネギーの『人を動かす』と同様、人間知に富んだ一冊です。

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