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先月(2017年8月)

竹中  誉さんのレビュー一覧

投稿者:竹中  誉

1 件中 1 件~ 1 件を表示

人材論

2000/07/10 09:16

組織の中で他人を活かし,自らも大事を成し遂げ得る人間として活躍するために必要な基本的心構えを説く

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 “組織は人なり”という言葉は古来からの名言であるが,この言葉は “先ず組織あり”の発想である。本書では,著者は,この言葉を違った視点,すなわち人間個人の立場から意義づけ, リーダーおよび組織の一員の双方の立場からそのあり方について信念を紹介している。組織のチームワーク・組織目標の大切さを前提としながらも,個々の人間としてのあり方,生きる意義の重要性を基本理念におく著者の考え方はきわめて重要な示唆を提供するものである。
 グローバル環境が急速に進展する環境下で,集団優先思考に基づく日本の伝統が制度疲労を起こしつつある現在,本書の呼びかけは21世紀に向けて日本人全員が真剣に考えるべき課題であると思う。あるべき姿についての理念・哲学とハウツー的手段論の共存で著者の主張がわかりやすくまとめられている。
 組織内の肩書きは果たすべき機能の明示であって,身分の上下を意味するものではない,とする著者の考え方には大いなる共感を覚える。この考え方に立脚して,組織の中でリーダー的立場にある者の人に接する際の心構え,動機づけ,言葉の使い方のこわさ等についての著者の考えを具体的かつ明快に披露している。部分的にはハウツーに深入りし過ぎたきらいは感じるが,その点が,考えるための具体的な材料を読者に提供する実践の書としての有用性を高めているのかもしれない。
 本書から学ぶべきもう1つの着目点は,著者の持つ前向き人生哲学であると思う。バブル崩壊後の長引く経済不況と社会の混乱現象の中で,日本社会全体が深刻な自信喪失と不安感に満ちている。このような雰囲気の中で,人間の大きく明るい可能性に対する著者の確固たる信念と前向き人生哲学は読者にある種の救いと希望を提供してくれる。
(C) ブックレビュー社 2000

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