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Kuri/栗原美幸さんのレビュー一覧

投稿者:Kuri/栗原美幸

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本さあ、才能に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす

2001/12/25 22:16

この書は本当にバカにできない。普通ならウン万とかかる自己診断を試すだけでも意味がある。

20人中、19人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 いくつになっても、どれだけキャリアを積んでも、世の中には「自分探し」をしている人は多い。やっぱり人間は日々、何かと複雑で悩ましいのだ。

 さて、この書は実にポジティブな切り口で「自分はどういう人間か?」の答を明示する。この「ポジティブ」というところがミソだ。時々、会社の研修などで「あなたはこういうタイプの人」という診断結果を見ても、「だから?」とある種のとまどいを感じるような診断は多い。なぜなら結果を受けても、組織での自分の役割を見い出せなかったり、ステップアップへの糸口がつかめないからだ。「一般論を読まされても…」という部分でとどまることが多い。

 驚くべきことに、この書は人の可能性を伸ばす方法を教授しているだけではない。あなただけが持つ強みをWeb上で事細かに分析、診断できるのだ。なんと表紙の裏にはアクセスIDがついている。そこからあなただけの強み、つまり「人が持っていない才能」を分析できるのだ。そう、この本はお得だ。本に書かれていること以上に、これからの人生のパフォーマンスが向上するあなただけの答を得ることができるのだから。

 私もご多分にもれず、この書が着いたところで、そそくさとその「“強み”検索システム」のサイトにアクセスしてみた。180の怒涛の質問に応えること約20分。そこに並べられた自分の「5つの強み」に驚いた。その半分はこれまで自分がこれまで組織上では「欠点」と思い込んでいたものばかりだったのだ。

 人間の思い込みやひとりよがりは恐ろしい。チャーミングなポイントを隠そうとしていた無駄は、この書を手にすれば、即解消される。最初、この書のタイトルに思わず、「三十半ばにさしかかるような人間が読む本かい?」と赤面モノの恥ずかしさを感じたが、いや、この書は本当にバカにできない。普通ならウン万とかかる自己診断を試すだけでも意味がある。あなたには、ぜひ納得できる自分探しをおすすめしたい。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸)

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誰にも相談できない中間管理職の部下に関する悩みは、この書が癒してくれる。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 この書を読んで、まず最初に胸にこみ上げてくるのは、世の中には、こんなに多くの「ダメ」の烙印を押されるタイプの部下が事実、いるんだなぁという驚きだ。

 いや、読み終わると、そこらへんにいる「ヘンな部下」が、急に可愛く思えてくる。自分が急に大人になって、実に上司として心が広くなった気がしてくる。本当に実話って、マンガや小説より面白い。そして他の人のアドバイスや事例に耳を傾けるのは、実に大切だと痛感する。

 あなたが同僚や部下に多少なりとも悩みをお持ちなら、この本をサクッと読んでみるといい。この書に登場する数多くのケースの中に、必ずあなたの同僚や部下がいる。読み込めば読み込むほど、思わず、そこに登場する上司と肩を組み、お互いを慰めたくなるだろう。

 この書が他のコーチングや組織行動論の書よりも優れている点は、一つ一つのケースに、複眼的に解決策や分析がなされているところだ。コーチングのプロ、心理学者など、経験値派から理論派まで複数のプロフェッショナルが発している一言一言はなかなか印象的だ。自分がどの答えを選び取るかは自由だが、結論を限定していないところにこの書に「人間への敬意」と「人を追い詰めないキャパの広さ」を感じる。

 誰にも相談できない中間管理職の部下に関する悩みは、この書が癒してくれる。30代ビジネスマンのセルフ・カウンセリングの書ともいえるだろう。著者の二人は雑誌のライターだけあって文章が軽妙だ。深刻な悩みもユーモアがてんこ盛りで実に読みやすい。各ケースの最後に登場する挿絵は、アドバイスをアイコン化したシュールなひとこまマンガとなって深い笑いを誘う。

 万が一、ダメ部下を持ってしまったとしても、この書のケースを読むごとに、ダメ部下が大化けするかはまだしも、明日は上手くいく気力が湧いてくる。おそらく2日あれば通勤電車の中だけで読みきれる。自分の頭髪がストレスで薄くなる前に、軽く一読を薦めたい。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸)

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ビジネスの真の醍醐味を掴み取りたいと望む人への「ファイト!一冊」だ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 松井道夫。さすが証券業界の“鬼っ子”だけある。そして「変革者」であり続けることができる人間の言葉は想像以上にテンションが高い。しかも問題児とまで評されただけはある。この書は痛快で始まり、痛快で終わる。しかしその吠えている言葉一つ一つが、どれもキツくて心地いい。おそらくビジネスの本質を指摘しているからだろう。

 著者・松井道夫氏は、今や押しも押されぬインターネット証券の最大手社長である。聞けばその松井証券も10年ちょっと前には業界の底辺を洗っていたというではないか。そして、その会社を飛躍させた人間の言葉は読み手の予想を裏切りつづける。彼の視座は常に世の大多数とはアングルを異にするのだ。しかもその差異がビジネスにおける莫大な利益を生み出す構造を支える。その源泉を本書で知ることは決して悪くない。しかもこのタイトルだ。松井節で人を挑発しているとしか思えないが、この際、この言葉に引っかかってみるのをおすすめする。

 世の社長の書は、失礼ながら手前味噌が多すぎるように思うが、この書もそれなりに手前味噌は多い。しかし規制産業のなかで、本当に構造改革をしてしまった松井氏の存在は、いまだに改革を断行できない日本の中では今や希望だ。しかも彼は大変だったろうその改革を「おもしろくて仕方がない」と笑い飛ばしている。

 本書を読む限り、松井氏は天才ではないと見る。しかし誰でも、あるひとつの視点をつかむと、(特にビジネスにおいては)限りない起爆力をもってそれをやり遂げてしまう可能性があることを本書は教えてくれる。それがどんな視点かは本書で確かめていただきたい。

 松井氏は本書の中で「3ヶ月前は遠い過去」と言い切る。この書が明日からあなたを変える可能性は高い。下手な栄養ドリンクより、よっぽどあなたのビジネスへのパワーをアップさせ、それを持続させるだろう。ビジネスの真の醍醐味を掴み取りたいと望む人への「ファイト!一冊」だ。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸)

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「売りにくい相手」には、どうしたら「長く売れる」のか、その秘密を知りたい人におすすめ

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 この書はタイトルをはるかに上回る内容をもつ。世界のティーンエージャーの分析過程とその結果も非常に興味深く面白いが、この著者のマーケティングが半端じゃなく鋭いのだ。

 この書は売るためのマーケティング、さらにブランディングの重要性を改めて目の前に突きつける。読んだ後は非常に秀逸なプレゼンテーションを受けたかのようだ。さすがコカコーラやカルバン・クラインなど超メガ・クライアントを担当していた著者である。笑顔で楽しくマーケティングを説きながら、私達のわき腹を包丁の先でチクチクしてるような、そんなスリルも感じさせてくれる。

 私は長く広告代理店の人間だったので、著者のようなマーケティングが営業やクリエーティブなどのスタッフらに多大な貢献をするだろうことが想像できる。しかもティーンエージャーといえば、すでに日本では彼らの変化に企業の体力が追いつかず、企業が背を向けたターゲットである。その危険なターゲットにあえて挑むこの書の志は、まさしく最難関をブレイクスルーするマーケティング、金脈を掘り当てる視点を与えてくれるものだ。

 複雑過ぎるといってもいいターゲットを2次元のマトリックスでスッキリまとめるシンプルさ、そして大胆かつ印象的なマーケティング・アプローチ。著者自ら語っているが、それはマーケッタ—として「当たり前のこと」である。しかしこの書の場合、その「当たり前」があまりにも見事としかいいようのない出来なのだ。神業的である。さらに翻訳でありながら読みやすいのもうれしい。所々に登場するジョークもそこそこおかしい。

 このカテゴリーの書は足が早いのが常であるが、この書はそれとは異なる。「長く売れるしくみ作り」、そしてマーケッタ—も時々見失う「マーケティングの本質」を改めてインスパイアしてくれる。おそらく半日あれば読める。「売りにくい相手」には、どうしたら「長く売れる」のか、その秘密を知りたい人におすすめ。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸)

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誰もがぶち当たる悩みにも実に合点が行くロジックで答えが示されている

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 この書は重くて、深い。きっとロングセラーになるに違いない。

 見かけは全く普通のハードカバーである。装丁も言っちゃ悪いが、ダイレクト・マーケティングを意識した本に比較的ありがちなデザインだ。タイトルも「この本、前からあったような…」という印象が否めない。いや、こき下ろすつもりはない。私は、ごく平凡に見えるこの書に思いっきりハマッたのだ。

 表紙をめくると、いきなりこの書の「ミッション」が登場する。まるでベンチャー企業のオフィスの扉を開いた瞬間のようだ。そして読み進むと、まるで経営に関するコーチングを自分の専属コーチから受けているような気分になってくる。

 この書には、ほとんどの起業家に共通する問題がぎっしりと並び、課題の解決法がひも解かれている。自分が社長やCEOと名乗っていても、本当にその役割を果たしているかどうかは、この書で検証できる。中小企業にありがちな、「自分がやったほうが早い」、「なかなかイメージどおりの人が採用できない」等といった、誰もがぶち当たる悩みにも実に合点が行くロジックで答えが示されている。しかも実際にCEOの立場にある人々の肉声を交えて。

 この書は魂もえたぎる起業家が本物の経営者に成長するためのカウンセリングと大辞典の役割を同時に果たす。めくれば、そこから本物のCEOへの道が開かれる。

 奇をてらったビジネス・ノウハウ本は多い。しかしこの本は見かけをはるかに上回る、ずっしりと重みと存在感を持ったライ麦パンのような読み応えである。「定番」、「本物」という形容詞が口をついて出そうだ。

 この書を読み終わった翌日、私は共同経営者に代表取締役の座を譲り、自分が本当にやりたかった事業を新たに別法人を立ち上げ、着手する意志を伝えた。正しい道はひとつしかない。選びとるのは自分だが、この書からアドバイスを受けることに間違いはないとみる。ほめすぎのようだが「本物」とはそういう存在なのである。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸)

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ちょっとした工夫が、いかにビジネスの効率を上げるか、この書を読んで改めて感じていただきたい

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 人は快感を求める動物である。そしてその思いは、年を追うごとに嵩じるものである。不愉快な思いは極力したくないし、不愉快な思いをさせられたら最後、二度と同じ相手と顔を合わせたくないものだ。

 今年に入ってから、心理学をビジネスに応用した本がかなり目立つようになってきた。商品やサービスの差異化が難しい今日この頃は、こういった対人間関係における、ちょっとした工夫がビジネスに格段の差をつける。CRM(Customer Relationship Managements)がここ数年話題を浴びつづけていることも、これと無関係ではないだろう。

 さてこの書をめくればわかることだが、全ての話が読んですぐに実践できる話ばかりが60も盛られている。よくある心理学本のように、「そうなのか」と気持ちを煽るところでとどまらない。私たちが度々ビジネスでぶち当たるシーンで何をしたらいいのかが記されているばかりか、すべてデータと事実に基づいているところに著者の良識を感じる。しかもありがちな「あからさまな」心理作戦ではなく、「深層心理」に届く心理作戦ものである。

 よく心理モノで失笑がまぬがれないのは、相手に読まれてしまっては元も子もないアドバイスが多すぎることである。いくらなんでも相手も大人である。「私、心理学本を読んできたばっかりで。」といわんばかりの顔で相手と向き合うのは、何としてでも避けたい。そういう意味でこの本は洗練され、日本でもさりげなく始められる項目ばかりでホッとする。深層心理本だけはある。

 まともなビジネス環境なら、すでに実践されている項目も多いが、もっとまともなビジネスをしたいと感じているから、この本を読んでみようかと書評をお読みになっているかと思う。ちょっとした工夫が、いかにビジネスの効率を上げるか、この書を読んで改めて感じていただきたい。大体1日で読み切れる。読みやすい本の内容は身にもつきやすいものである。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸)

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ビジネスの大原則をあたかも家計簿をつけるかのようにわかりやすく解いた稀少な書

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 それにしてもジャック・ウェルチとインド露天商に共通点を見出す本書の奇抜さはすごい。そしてあなたは「どうしてビジネスの極意がインドの露天商なんだ?」という疑問をぬぐえなくて、この書評を読んでいるのではないだろうか。しかし、読んでみるとこの本が極めてシンプルにビジネスの成功の秘訣を説いていることに驚く。

 タイトルだけでなく、この著書のプロフィールもユニークである。彼自身がインドの露天商だったわけだが、ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得する。この極端さにも少々驚くが、彼は現在、レベルの高いMBAを輩出することで有名なノースウエスタン大学ケロッグ経営学大学院での超人気講師である。

 それを証明するように、この書は彼が経営コンサルだった時代の大物CEOの実話も豊富で読者を飽きさせない。しかもビジネスで一番大切なことをたった1冊の、しかも2〜3時間で読みきってしまえる本にまとめた。最優秀教授賞を得るだけはある。その授業の一端をこの本で感じることができる。

 あなたは財務諸表の数字の羅列を見て、そこで何が起こっているかを「見落とすことなく」把握することができるだろうか。そして次に何をするべきかを「迷いなく」意思決定することができるだろうか。

 この本は、その意思決定を前に、ほとんど全てのビジネスにおける「そこでどうすべきか」の共通項を提示し、誰もがすぐCEO(最高経営責任者)の視点でビジネスにおける問題解決ができるようなしくみになっている。逆にいえば、彼の説く6項目さえまともにわかっていれば、どんなビジネスをしようとも、否が応でも儲かるしくみになっているわけだ。

 タイトルだけ見ると奇抜だが、中身は極めてベーシックであり、ビジネスの大原則をあたかも家計簿をつけるかのようにわかりやすく解いた稀少な書である。戦略だ、変革だと踊らされているビジネスの世界に、この書が現れたことは一つの救済でもあるだろう。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸)

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無理がなく平和で、しかも健康的な手法。あなたの営業が180度変わる。

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 私は12年半ほど広告代理店にいた間、“ザ・営業”と言いたくなるしゃべくりの現場を何度となく見てきた。が、この本を読んで営業の見方が180度変わった。

 この本は営業本来の役割をSPINという極めてシンプルな理論で明確にし、しかもそれが確実に取り扱い獲得につながるように実践的に書き上げられている。このSPINをものにすれば、まず得意先に対して土下座営業をする必要など一切なくなる。営業予算の達成には、あなたは堂々と胸を張り、得意先が話すことに耳を傾け、「SPIN的合いの手」を入れさえすればいいのである。

 SPINを少しだけ明かすと、「得意先が自らの言葉で自分を説得する」という従来とは逆発想のノウハウだ。これだけでもSPINは無理がなく、平和でしかも健康的な手法ということがわかる。今後はマッサージなどで疲れを取る回数も減るだろう。

 得をするのは営業だけではない。得意先、経営者そして家族、恋人、友達etc 全ての人がハッピーになる。一例としてSPINは家族での人間関係や子育てにも大いに活かせるようだ。事実、この著者は家族関係を改善したと語っている。SPINで豊かな会話に満ちた家庭になるとはありがたい。

 ここでなおSPINに興味のない人は、SPINを自然に体得し実践できている人だろう。ちなみに私はSPINに薄々気がついていたが、こうして無意識に知りたかったことを活字や実例を通して知るのは衝撃的である。

 この書評が人の目に触れる頃には、私は自ら立ち上げた法人の代表になる。「いいタイミングでSPINを知っておいてよかった」と正直、胸を撫で下ろしている。あとは(うまく実践できれば)得意先からの「取引をお願いします」との声を待つだけである。

 毎日のことだ。気持ちよく人と関わってビジネスをしたい。そのためにもSPINは全ての大人に知ってもらいたい。営業成績と人間関係の即効改善に、ぜひここで一読をおすすめする。(子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸 2001.10.26)

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これほど日本人を知り、日本人のために愛をもって書かれたビジネス本は初めてである

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 このタイトルだけ見て、流行りの「金持ちサラリーマンになる本」だと思った人は、たぶん損をする。いや、損をしたことも気づかないだろう。

 著者キャメル・ヤマモトは、元伏魔殿官僚の相当ユニークな人物である。裏表紙にも著者のキャリアが通常の3倍のボリュームで掲載されているが、それを読むだけでも、この著者を知りたいという半ばのぞき趣味をそそられる。

 しかしこの本は人の自慢話は一切読ませない。その代わり9割の日本人に欠けている(←私の推測値だが)と思われる「稼ぐ人の秘密」だけに完全にフォーカスしている。また外務省官僚の秘密漏洩事件など最新の話題や、各業界でも最旬と評される人物とのエピソードも出てくるが、それらも興味深い。

 ところで「稼ぐ人」とあえて商人チックなタイトルをつけているが、この「稼ぐ人」は単に金回りのよさを示さない。本書は「働くならより楽しく、より多く稼ぐ」を最短で教授している。その結果として高額年収が待っていると説く。こんないい話は聞かない手はないだろう。

 プロローグを読んで、サラリーマン選民主義の本と思った人は、勇気を持って読み進んで欲しい。「安い人」「余る人」の言葉に実は胸がチクリとした人は、今すぐクリックして読んで欲しい。安い人も余る人も、読んだ人から「稼ぐ人」になれるのだ。

 さらにこの本は単に気持ちを高揚させるだけに終わらない。全章「即実践本」である。話題のコーチングに関する話もかなり示唆深い。最終章は日本人が最も苦手とする「外国語(特に英語)習得方法」が今日から克服できる方法を明らかにしている。これでNOVAは不要だろう。

 これほど日本人を知り、日本人のために愛をもって書かれたビジネス本は初めてである。著者の熱い思いを感じないではいられない。新人からリタイア直前の人まで、誰でも「自分らしく幸せに、その結果、金持ちなれる本」である。話題になるだけはある。くやしいほどおすすめだ。 (子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸 2001.10.11)

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ビジネスと人生のあらゆる局面において、最悪を最善に、困難を希望と実現に変える術とチカラを与えてくれる

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 本気で世界を変えようとする者に、そのすべての術を公開する真実の書。それがこの『史上最強のリーダー・シャクルトン』だ。

 それは零下30℃をはるかに超えた南極でのサバイバル。そこから2年かけて全員生還という信じがたい事実を、私は朝すでに30℃を超えた猛暑の通勤電車の中で読んでいた。が、結局、ほとんど汗をかかず、暑ささえ感じないまま読破した。まさに天然クーラー効果をもたらしてくれる体感ノンフィクション本なのである。

 主人公・シャクルトンは1915年当時、南極探検という極限状態のなかで人間の本質を見抜いた。いや、人間が生まれながらにして持っている才能を最大限に引き出す方法を見出した、といったほうが正しい。そもそも自分の命さえ永らえることが困難な状況で、よくも他人をここまで見ていたものだと感服する。

 しかし極限状態だからこそ知ることができる(逆に普段、私たちは決して知ることができない)人間の真実がこの本にぎっしりと詰まっているともいえる。我々は毎日、快適なオフィスで一定範囲内の仕事をしている。しかも人の命がかかっているような重い仕事は少ないはずだ。その中で得られない学びをこの書は与えてくれる。

 正直なところ、この著者はシャクルトンを称えすぎではある。しかし人の心理をここまで事実に沿い、人間味豊かにあぶり出した本は稀少である。しかもこの書は一生、南極に行かない我々にも、その極限状態を恐ろしいほどの共感をもって再現し、ビジネスと人生のあらゆる局面において、最悪を最善に、困難を希望と実現に変える術とチカラを与えてくれる。事実、このシャクルトンに学び、ビジネスを絶望の淵から栄光に導いた世界的な成功者は多い(本書で確認されたい)。

 これまでにない「本物」の人生を示唆する書。頭が凍傷にかからないよう、心して読んで欲しい。しかし読みきった瞬間、心の底から熱いものがこみ上げる、そんな熱い魂の一冊である。 (子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸 2001.10.11)

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この本がもたらす時間の充実度・快感度はとびきり高い

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 アメリカン・ドリーム、伝説の起業家…… タイトル通り、この本は実にゴージャスである。紹介されている起業家が、とんでもない金持ちになった話のせいだけではない。この本がもたらしてくれる時間の充実度・快感度がとびきり高いのだ。

 ページをめくってみよう。今や知らない人はいない、超有名企業25人の起業家が時空を越えて登場する。しかも翻訳が実に読みやすい。

 ちなみにこの本は、そこらのビジネス誌などのメディアで紹介されているような、とりすました企業像などは描いてはいない。まるでその起業家が目の前にいるかのような人間臭さ、その欲にまみれた性格、荒い鼻息、ライバルらに放った決定的な一言から、彼らの知られざる私生活や育ちまで描かれている。

 そんなエンターテイメントな描写に加えて、アメリカン・ドリームを実現した彼らの野心、アイディア、ノウハウまるごと25人分! である。ここまでてんこ盛られたら、「成功と勇気のオーラ」、そして「映画に迫る感動」に酔わないわけにはいかない。

 しかも、である。せこいようだが、このアメリカン・ドリームは一人物あたり、たったの70円余で手に入る(定価:1800円税抜)。映画ならたった一つのテーマで消える値段で25人分である。ハンパなビジネス成功本を選ぶなら、この本を手に入れるほうがよっぽど賢明な選択だといえるだろう。

 さらにこの本は、アメリカ経済史、過去200年を一気に今日まで駆け抜ける。建国時からビル・ゲイツにいたるまで、ここまで巨大化したアメリカの歴史の流れと社会の変容、企業の由来は、ほぼこの一冊で知ることができる。しかも巻頭と巻末には「この本の読み方」と「25人の総括と分析」など、この本を「単なる読書」にさせない親切なおまけつきだ。

 最後に。この本のもうひとつの凄さは、「企業30年寿命説」が果たして真実か否かが検証できるというところだろう。いや、まさしく企業人、必読の書である。 (子育てサイト「子育てワハハ!」主宰:Kuri/栗原美幸 2001.10.11)

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タイトルどおり日本の腐りきった経営と従業員を「劇的に変える」強力なカンフルになる

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 一言で言って、この本はあまりにも面白すぎる… というか、役に立ちすぎて怖い。我々は改革だ、変革だ、三角だ、四角だという言葉に、すでに耳にタコができてしまっている。変革といっても変革は起きないというダラケがある。

 しかしこの本は、我々にダラケを許さない。ここに明かされている企業変革は、すべて著者が日本の大企業を中心にコンサルとして経験し、蓄積した事実に基づいている。その内容たるや、ほとんど回復する見込みのなかった脳死患者が、スニーカーを履いて走り始めるような、そんな変化である。もちろん、この例えは大げさではない。事実である。

 この本の目次に並んでいる項目は、今、あなたが経営に対して感じている不満への答ばかりである。変えようのない組織の存在を、あきらめているあなたには、真っ先に読んでもらいたい。ミドルマネジメントのあなたには、明日から組織を変革できる武器の山をこの本に見るだろう。また経営サイドにいるあなたは、過去の変革手法では企業に何ももたらしていなかったことに気づき、この本から多くの勇気とその具体的な手法を得るだろう。

 この本は、タイトルどおり日本の腐りきった経営と従業員を「劇的に変える」強力なカンフルになる。企業を変えるばかりでなく、日本の経済を活性化させるひとつの布石となることは間違いない。

 米国は80年代から一時的にブームになった日本の経営を20年以上かけて研究し尽し、パワフルな経営理論を再構築したが、著者はその理論をコンサルとして、その経営の最前線でモノの見事に日本の風土を活かし切った。その最も効率的でうまみのあるノウハウを「21世紀経営手法」としてここに著したのがこの書である。

 この中で繰り広げられる事実に基づいた変革プロセスは、時に目頭が熱くさせるほどだ。

 問題は企業だけでなく、あなたの中にある。この本を手にした企業から、地に落ちている日経の株価を著しく伸ばすことが可能だろう。 (bk1ブックナビゲーター:Kuri・栗原美幸/子育てサイト「子育てワハハ!」主宰 2001.09.20)

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