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ごみ・環境ビジョン21さんのレビュー一覧

投稿者:ごみ・環境ビジョン21

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『ゴミのへらしかた』誕生まで

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わたしたち「ゴミ・環境ビジョン21」が自主制作版ではなく、はじめて、ちゃんとした出版社から出したのがこの本です。しあわせな巡り合わせがいつくかあって、6ヵ月ほどで完成し、20世紀最後の七夕に「星の環会」からデビューとなったわけですが、本の中に実を結んだ一つひとつの言葉、絵の背景には、10年にわたる、東京・三多摩の市民たちのごみ問題への熱い取組みがありました。

わたしたちの出したゴミが環境を汚染する!?

三多摩地域26市1町のゴミの焼却炉と破砕した不燃物を埋め立てている、日の出町・谷戸沢処分場のゴムシートが破損し、汚水漏れが発生している可能性がある、と大きく報道されたのは1992年3月のことです。
処分場周辺はもとより、東京の水源域でもあることから、広範囲の汚染を引き起こす心配のある大事件でした。
しかし、多摩地域各市でゴミ問題にかかわっていた市民たちにとって、大きな衝撃であったのは、自分たちのゴミが環境を破壊するという事実を突きつけられたことでした。すべての人が加害者になり得るという認識が、その後のわたしたちの活動の核の部分になっていきました。

ドイツから「種まく人」がやってきた!

出たゴミを処分するのではなく、ゴミが出ないようにすべきでないか、と考えた市民が集まって、1996年12月、フォーラムをひらきました。
メインゲストとして、来日したBUND(ドイツ環境自然保護連盟)のシュルツさんの報告と提起は、わたしたちに大きなショックと活動へのエネルギーを巻き起こしました。「ゴミ問題を物の生産から廃棄までを視野に入れて考える」ことを活動の柱に据えていくと決め、熱い思いとともにすべての会議室が発足しました。

「深刻」と「難解」の海の中で

しかし、「ゴミ問題を物の生産から廃棄までを視野に入れて考える」ことをやればやるほど、直面するのは出口の見えない深刻さと、行政が解決のための拠り所とする最新科学技術の難解さでした。
生活の中から発生するゴミが、市民の暮らしからかけ離れた巨大プロジェクトにゆだねられようとしているのは、なにか根本的に間違っている、という思いが募りました。
循環型社会という言葉は一般的になりましたが、ゴミを資源としてリサイクルすること、と捉えているのがほとんどです。リサイクルは悪いことではありませんが、大量に捨てている物を大量にリサイクルするだけでは、市民の暮らしは変わらず、環境に与える負荷も減りません。
では、どうしたらいいのだろう?
21世紀に向けて、希望の持てる答えを見つけたい、未来を拓くメッセージを発信したい、と考えました。
こうして生まれたのがこの本なのです。


【内容の紹介】

ゴミを減らすために何をすればいいのか?
この本は、ユーモラスなカラスを案内役に、ゴミを出さない工夫をしている人や店をイラストで紹介し、子どもにもわかりやすくした絵解き本です。
例えば自治体は、ダイオキシン対策に超高温焼却やフィルター付きの新型焼却炉などをこぞって購入し、市民が分別したゴミを莫大な税金を使って回収、洗浄、保管しています。しかし、そのようにして集めたゴミは、メーカーが引き取らなければリサイクルはされず、単にゴミとして処理されています。
本書はこのような具体的な例をあげ、リサイクルにも問題があることに気づかせてくれます。そして、リユース(再利用)をすすめ、身近なペットボトルや、使い捨てのものについて自分たちでできることを提案しています。

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