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  3. 菅谷 秀明さんのレビュー一覧

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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

菅谷 秀明さんのレビュー一覧

投稿者:菅谷 秀明

11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本インターネットIR戦略入門

2001/05/22 18:18

ネットワーク社会における戦略的インターネットIR(investorsrelations)のわかりやすい解説書

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 企業と株主や個人投資家とのコミュニケーションが証券アナリストや機関投資家の目を通しての「間接民主制」的な状況だったのが,1990年代後半頃から,投資家が直接企業とのコミュニケーションが取れる「直接民主制」へと変化している。コンピューター・ネットワーク技術の飛躍的発展とアメリカを中心とする新しいディスクロージャー・ルールなど,グローバル・スタンダード化の影響である。その手法の1つとして登場したのが,IR(investors relations)という自社株の投資価値を既存の株主や投資家に訴えかけて株主のすそ野を広げていく企業の広報活動。
 本書は,そのIRを「直接民主制のコーポレートガバナンス下における,実質的な株主総会というべき株主と発行企業の交流において,可能な限り詳細な会社情報を迅速に提供しつつ公正かつ効率的に経営の現状と将来計画を示して,企業価値を高めていく経営戦略」と位置づけ,直接民主制下のコーポレートガバナンスの中核概念であるIR活動は,もはやインターネットの活用なくして考えられないと説明している。
 本書の具体例も豊富で,IR先進国アメリカの状況や事例の提示はもちろん,日本国内の事例も数多く取り上げ,戦略的IRの実践的研究の深堀りした解説と共に,大企業からベンチャー企業まで,サンプル企業の大きさや業態の違いによるIR戦略を詳細に紹介している。
 さらに,21世紀型のIR活動を有意義に展開するための貴重な留意点をまとめ,きめ細かな解説を展開。中でも「企業ブランド価値」の重要性に触れ,企業の帳簿上の資産価値ばかりでなく,その企業の良き伝統や経済社会から高い評価を得ている,いわゆるノレンなどトータルな企業力の総合評価を広く企業のステイクホルダーたちに訴える方法としても,インターネットIR活動がコアになるという部分は,示唆に富み興味深い。企業のIR担当者の基礎的な疑問や誤解にも対応する,わかりやすい内容で,非常に読みやすい。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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最近話題のブロードバンドに関する最新の動向を,わかりやすく俯瞰(ふかん)してとらえた解説書

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 IT革命の急速な進展により,いつでも,どこでもネットワークに接続できるようになった。必要な情報,サービスを,必要なときに受けることができる社会がいよいよ現実のものになりはじめた。そして,その快適な環境を実現させる『大容量・高速の情報通信のインフラの総称であるブロードバンド』が脚光を浴びている。
 本書は,光ケーブル,ケーブルテレビから携帯や衛星にいたるまで,ブロードバンドに関する現在の動向を,俯瞰的にとらえた意欲的な解説書である。しかも,ブロードバンドの実現でもたらされるデジタルネットワーク社会の将来像,ブロードバンドにより生み出される新たな市場の企業動向など,幅広い視点からとらえた記述は,単なる解説書の域を越えた内容になっている。特に,AOLタイムワーナー,ソニー,NTTドコモなど,世界市場を視野にいれている代表的な企業群の,ブロードバンド戦略に踏み込んだ記述は,巻末にまとめられている関連用語解説とともに価値のある著作といえる。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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研究者などセキュリティー技術の専門家を目指す人向けの,インターネット・セキュリティーの教科書的著作

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 いまやインターネットは,テレビや自動車と同様に社会の重要な基盤の一つになっており,そのセキュリティー(安全性)が脅威を受ければ大きな社会問題にもなりかねない。
 そのため,近年になって「インターネット・セキュリティー」の対策に関する書籍が数多く出版されるようになり,その関心の高さを示していると言え,今後は大学や大学院でのセキュリティー教育も強化されていくだろう。
 本書は,主に大学の高学年や大学院の修士課程で学ぶ学生のために編さんされた,中級者向けの内容となっており,セキュリティー全般を広く理解できるような概論と共に,大学で習得すべき暗号やディジタル署名・電子透かしなどのセキュリティー技術についても詳しく著述されている。
 具体的には,セキュリティーへの脅威を天災や故障・誤操作などの偶発的な脅威と第三者や取引相手による悪意の行為などの意図的な脅威に分類した上,ポイントを後者の意図的な脅威に対するセキュリティー技術に置いて解説している。
 当然,随所に数式や関数による記載が散りばめられており,数多く紹介されている参考文献にまで広げていくと,かなり高度の数学の知識を習得していない者にとっては読破は難しい。やはり,指導者による解説か,チームでの共同作業による会得がお勧めであり,教材向きとも言える。中でも,暗号についての記述は詳細で,共通鍵暗号・公開鍵暗号それぞれの基本構造から種類・機能・復号,さらには攻撃方法や管理方法まで,暗号についてのすべてを網羅しており,まさに教科書的存在となっている。
 さらに,電子商取引を中心とするセキュリティー技術の応用にまで触れ,暗号を中心とするセキュリティー技術が,現実にどのように使われているかまで解説している。大学教育向けのため学術的な表現も多い。
(C) ブッククレビュー社 2000

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日本のネットビジネスの起業家を対象とした,日本型ビジネスモデル構築のための参考図書

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 インターネットビジネスでは,アメリカを中心に様々なビジネスモデルが開発されているが,遅ればせながら日本においても,これらのビジネスモデルの導入が始まっている。
 しかしながら,日本では,店舗密度や流通構造など特有の状況もあり,アメリカのモデルをそのまま導入しても必ずしも成功するとは限らない。
 本書は,大資本によるビジネスモデルの開発にはポイントを置かず,新たにインターネットビジネスを小資本で立ち上げようとしている起業家のために,いくつかの日本型ビジネスモデルを提言し,起業時の思考過程の参考となることを目的に著述されている。
 まず,最も重要な日米間のインターネットビジネスの環境の違いに触れ,ビジネスモデル策定時の注意点をあげている。次に,音楽配信・書籍販売・自動車販売・食品や雑貨の販売・ショッピングモールの運営・広告事業・不動産取引・旅行販売と多くの具体的な事業分野を提示し,それぞれ既存ビジネスの状況とインターネットの進展状況,発表され事業化されているビジネスモデル,日本型ビジネスモデル等を示している。
 最後に,日本型ビジネスモデルを開発するに当たり,日本型と呼べる取引習慣が形成されている<流通面>,アメリカに比べ圧倒的に都市の密度が高い状況にある<物流面>,パソコンの普及が遅れている反面,携帯電話の普及が進んでいる<情報面>にフォーカスし,特徴を整理している。そして,特筆すべきは,日本型インターネットビジネスの方向として,既存店舗との併存型と地域密着型を提唱している点であり,まさに的を射ている提案であると考える。
 残念なことは,広範な業界を取り上げて解説をしているため,一つひとつの深堀りに欠けてしまった点で,総体としてアウトルック的な内容になっている。あくまでも概要をとらえ,独自のビジネスモデル開発するための参考図書として読んで欲しい。
(C) ブッククレビュー社 2000

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担当者の全ての疑問に応え,企業のセキュリティポリシー策定に活用できる実践的マニュアル本

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 ネットワークセキュリティについては,暗号化などの技術面がクローズアップされており,セキュリティに関する組織や運用管理についての関心は低く,あいまいにされていた感がある。これは,日本においては,まだセキュリティに対する高い意識を持った企業が少ない上,意識の高い企業の対応策は企業秘密として開示されていないため,実際の企業で策定・運用されている危機管理の実態がつかめないためであった。
 本書は,企業が直面している危機管理ついて,実効のあがる対策のキーワードとして「セキュリティポリシー」を挙げ,その策定の過程と運用策を詳しく解説している実践書である。
 本書は冒頭から非常に実践的である。まず,多発しているネットワーク犯罪の実例を挙げ,その犯罪の手口,なぜ狙われたのか,犯人は誰か,どうすれば守れるのか,などの内容を分析・考察することにより,読者の危機意識を高める。次に企業内情報管理の不備を,具体的ケースを挙げて指摘し,テーマーである「セキュリティポリシー」の必要性を説いている。
 さらにポリシーを,セキュリティポリシーの憲法的役割である「基本ポリシー」,基本ポリシーを具体的に実践する規定である「スタンダード」,現場レベルの詳細な規則群である「プロジャー」の三階層に分類し,各々,役割・策定手順・決定方法・策定後の運営管理方法・リスクの分析方法まで,具体的に明示して読者の疑問点に明確に応えている。
 評者の個人的見解では,「情報セキュリティ」についてのグローバルスタンダード(国際標準)がそろそろ登場すべき時期になったと感じていたが,本書ではISOをはじめとする世界の動向にも触れ,基準と仕様の内容を紹介している点も評価できる。
 盛りだくさんの内容のためページ数は多いが,全ての項目を5W1Hで対応し,表や図を多用して読者の理解を得やすくする努力が随所に見られ,実践書としてお奨めの1冊である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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IT革命の嵐の中,意欲的な現役高校教師による情報教育実践の集大成。情報教育現場の担当者必読の一冊

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 いまや総理大臣までが率先してIT革命を口にし,日本中に情報化の大波が押し寄せている。それに追随して,教育の現場にも,インターネットの接続や校内LANの整備なども急激に進んでおり,情報教育の体制も整備されつつある。
 しかしながら,「情報教育」の中身についての具体的な指針の欠如や,現場をあずかる教師達の戸惑いもあり,ハードの整備に運用が追いついていないのが,実情である。
 本書は,先見性のある校長をはじめとする管理者に支えられた意欲ある担当教師が,自ら歩んできた「情報教育」のシステム構築や情報教育ならではの新しい試みを,100のアイデア・シートにまとめて,わかりやすく記載している。まさに,現場の先生にしかわからないきめ細かな内容になっており,今,情報教育の担当者として悩んでいる先生方必読の一冊である。著者の「自分の経験した苦労・ノウハウを後進に伝播したい」という目標は十分達成されており,完成度の高い著作に仕上がっている。
(C) ブッククレビュー社 2000

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今一番知りたい,インターネットで起きている事件や出来事を,TVニュースのように紹介した生きの良い傑作

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 今年の正月,2000年問題でコンピューター関係者がまさに眠れない夜をすごしたことは,印象的な出来事だった。同じように,21世紀に向け新しいインフラとして登場したインターネットは,その鮮烈な登場と共に,予想もしなかったさまざまな問題も呼び起こしている。
 本書は,気鋭の学者弁護士である著者が,その豊富な法的知識と語学力を生かし,今,インターネット上で実際に起きている「ビジネス特許」「サイバーテロ」「ハッカー」「海賊サイト」「プライバシー」「著作権」「ドメインネーム」「フェイクサイト」…などなど。これら数々の問題を,水先案内人よろしくジャーナリスティックに紹介している。
 eビジネスの書籍というと,とかく先進国である米国にフォーカスしがちだが,本書は,世界各国にまでステージを広げている点が顕著である。そして,問題点を各国の文化的背景を踏まえてとらえ,インターネットが1地域や国の問題ではなく,国境を超えて波及することを念頭におかねばならないことを,事例や比喩を交え,わかりやすく解説している。そのため,その解決に当たっては,企業防衛・企業利益を目的にした手法にかたよらず,生活や文化が密接にからみ,生活者そのものの営みを大切にしていく基本原則こそが,最も重要である点を痛感させられる。
 本書のもうひとつの特徴は,豊富なURLの紹介である。本書のような事例紹介の書籍を購読する際,紹介された内容をネットで確認したいと思うことは多い。しかしながら,そのすべてのURLを紹介している書籍は少ないのが実情であるが,本書は,単に紹介するだけでなく,最新のアドレスの紹介を心がけている。
 著者がインターネットの進化で体感した『ドッグイヤー』のスピードに,世の中の法律や現実社会の認知が,どこまで追いつけるかをテーマにした本書は,残念ながら明確な回答を用意していない。しかしながら,読者に「インターネットを中心とする新しい秩序が萌芽しつつあり,それが法となる」と感じさせる好著である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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従来のITの概念を根本からくつがえす,21世紀を迎えるすべての経営者・企業戦士必読の一冊

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 21世紀を迎え,急速なグローバル化や規制緩和が進む中,経済界では生き残りをかけ毎週のように業務提携・M&A・企業合併が発表されている。また,それと並行して「IT(情報技術)」や「IT革命」という文字を新聞やテレビのニュースで見ない日はない。
 ところで,私達はIT革命をどのようにとらえていただろうか。新聞などのマスコミに掲載されている論調では,「IT革命とは,インターネットを中心とした技術体系が,グローバル化の世界的潮流を背景に,新たな社会環境(制度・物的インフラ・意識構造・価値観など)を創り出す社会改革」(日経新聞2000.11.6朝刊:経済教室より)が,一般的であろう。
 私達も,昨今のインターネットの急速な普及にともない,情報化社会の進展を体感しているためか,IT革命の中心にインターネットがあるように考えがちである。
 ところが本書を読むと,確かにインターネットの果たす役割は大きいものがあるが,『超コンピュータ』を中心とする,もっと大きい情報技術の革新が進展していることがわかりがくぜんとするはずだ。そして,この予想以上の情報技術の革新が,企業合併などによるリストラを支えてくれ,21世紀の企業として生き残りを図る決め手になるということが理解できる。
 本書は,情報工学の研究者やコンピューターの開発を専門にしている企業の技術者が執筆陣となっており,コンピューター関連の専門用語が満載のかなり高度な内容の著作である。
 しかしながら,すべての専門用語にていねいな用語解説が付いていることはもちろん,全体の半分近くを占めるストーリー形式の[M&A物語]は,マンガこそないが,石ノ森章太郎氏の経済コミックばりのわかりやすさで,執筆陣の言わんとすることが,手に取るようにわかる。
 あえて企業の経営者やITを活用しようとするすべての企業戦士に購読を勧めるのは,質の高い内容に加え,コンピューターの素人でも十分理解できるように構成されているからでもある。
(C) ブッククレビュー社 2000

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インターネットの基本から,現在のネットビジネスの全体像を網羅的に紹介したわかりやすい書解説書

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 2000年に入り,米国にかなり遅れてしまった感のある日本においても,インターネットを中心とした本格的なITビジネスが急速に進化し始めている。それに伴い,IT関連の著作も数多く出版されているが,インターネット・ビジネスを的確に評価するための指針はまだ見えていない。
 本書は,インターネットとはどのような技術なのか,またそれを使ったビジネスはどのような仕組みになっているのか,その「本質」を明らかにすることを目的に執筆された。
 そのため,インターネットが誕生した時から現在までの,インターネット・ビジネスを構成するすべての関連要素が紹介・説明されており,インターネット初心者がインターネット・ビジネスを理解するためには,絶好の著作といえる。また,米国と日本のインターネット事情の違いについてわかりやすく説明されていたり,インターネット・ビジネスを展開する際,当然いだく期待や不安についても,公平な立場でていねいに解説している。
 さらに最終章では,日本のIT企業の中から,著者の目から見て21世紀に覇権を握るであろう企業を6社選び,そのビジネスモデルやビジネス展開の内容をケーススタディーの形で紹介し,インターネット・ビジネスの「本質」を理解させようと試みている。
 これらのアプローチにより,筆者が意図としているインターネットに対する世間の「誤解」や「幻想」を払拭し,インターネット・ビジネスの指針作りに挑戦した努力は評価できる。
 惜しむらくは,全般的に単なる紹介やさわりの説明で終わってしまう点で,この網羅的・解説的なスタンスが,すでにインターネット・ビジネスを始めている人やITビジネス関係者,インターネット初心者であっても他の関連著作を購読した人には,じれったさや物足りなさを感じてしまうかもしれない。
(C) ブッククレビュー社 2000

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豊富な実例紹介を通して優位性のあるeビジネスモデル構築のための体系的入門書

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 今日,日本の企業の中で,経営者からeビジネスのミッションを突然与えられて日々悩まれている人が多いのではないだろうか。本書は,B2B,B2C,C2Cといったeビジネス全般にわたり豊富な事例が紹介されており,これからeビジネスを検討する責任者の人の入門書として,非常に参考になる。
 特に,差別的優位性のあるビジネスモデルを創出するため,本書で唱える<ビジネスモデル・マトリックス>⇒<ビジネスモデル・コンセプト>⇒<ビジネスモデル・プラットフォーム>という整理の仕方は明快で,eビジネスに限らずビジネスを立ち上げようとする企業にとっても十分活用できる内容である。
 また,『総合』ではなく『統合』であり,eビジネスの特性である『らしさ』『ならでは』『市場への仕掛け』をいかに利益を生むスキームに昇華させるかが,ビジネスモデル構築にとって鍵になることを再認識させられる。
(C) ブッククレビュー社 2000

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豊富な図版による明解なC/S解説書。SE志望者に限らず,幅広くネットワークを構築する人々必読の一冊

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 「C/SシステムはWeb時代にこう変わる!キーワードは“Object Web”」…と,帯にある。この言葉が,本書の方向性を何よりも端的に表しているといえるだろう。1994年,米国でベストセラーとなったコンピューター書「Client/Server Survival Guide」を全面改訂した第3版になる(US書籍における「改訂版」は,日本でいえば「続〜」や「新〜」といった続刊の位置づけになる)。
 さて本書では,C/Sと呼ばれる分野について非常に幅広く詳細を解説することで,「現在から近未来に向けたC/Sのあり方」というものを紡ぎ出すことに成功している。
 何よりもこの本の素晴らしいところは…C/Sと呼ばれる範囲の技術概念について,正しく理解できるのに十分な情報量が本を分厚くしているにもかかわらず,あくまでも概念論に徹しているところだろうか。それによってこの本は,「SEのための」とあるにもかかわらず,「なんらかの形で(未来的な?)C/Sシステムにかかわる」マーケッターから営業マンにいたるまでに役立つものとなっているのだ。
 しかしそれは「実用書ではない読み物」では決してない。SE,そしてマーケッターやセールスマンは,顧客満足のためのシステムを提案(〜構築)してみせなければならないわけだが,この本では,そのための総合的な理解を得られるだけではなく,それらの仕事における説得力をも身につけることができる。
 その第一の点は,豊富な図版だ。この図版自体が(たとえばオライリーのような)味気ないものではなく,わかりやすくデザインされている。この図版をそのまま「盗用」してはいけないだろうが,「参考」にするのは読者の権利だろう。
 また,これはUS書籍の常套的な手法のひとつなのだが,その業界における著名人の(ややシニカルな?)台詞を多く引用している。(悪魔の辞典のような感じ,とでもいえばいいのだろうか)解説しようとしている内容が,端的にいってどういったもの(こと)なのか,について一文で紹介するような形はわかりやすい。これらの「US風」を,たとえばプレゼンテーションの場で利用することは日本のビジネスにはそぐわないこともあるだろうが,「的確でありながら,やや斜に構えたとらえ方」というのは理解促進といった意味でも興味をそそるものとなっている。
 そして,最後になるが,本書を魅力的なものとしているもっとも肝心な点は,非常に豊富なC/Sシステムの一つひとつの概念を解説する際に,それらがどのような状況でどう利用されるかといったリアリティーのある展開を多く紹介しているところだろう。それによって,読者は各種技術を「役に立つ技術」としてとらえることができるようになっている。
 SE,そしてSE志望者に限らず,幅広くネットワークを構築する人々のすべてが,一度は目を通していい書籍なのではないだろうか。
(C) ブッククレビュー社 2000

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