サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 田中 良寿さんのレビュー一覧

田中 良寿さんのレビュー一覧

投稿者:田中 良寿

2 件中 1 件~ 2 件を表示

景観、歴史的環境の保全と歴史を生かした住みよいまちづくりのあるべき姿について提言

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 本書は、長年、景観行政や都市再開発・都市計画にかかわり、実践的研究に携わってきた著者が、積極的に社会的発言をし、自ら信じる正論を吐くべきと考え、さまざまな課題を提起しこれからの都市の有り様を提言した書。雑誌などに発表してきたエッセーや小論文を再編したもの。
 本書は3部構成となっており、「景観・都市デザインを考える」「まちづくりを工夫する」「町並み・歴史的環境を保全する」の3部構成となっている。
 都市再開発の事例とその教訓をもとに、これからの都市再開発に向けての課題を挙げる。著者は、都市的視点から再開発を進めるべきとし、より多様な都市空間を創出するためには既存の都市ストックを生かす必要性を主張する。都市再生に対して建築家はどう向かい合っていくか、建築から都市を見る眼と同時に都市から建築を見る眼が必要と述べる。  
 都市再開発には町並み景観を重視し、風景計画の視点からわが国の都市経営や都市整備の現状と課題を指摘する。丸の内の景観と再開発の動きに着目し、行政のビジョンの欠落を指摘、単に丸の内だけにとどまらず東京の都市構造全体を見据えた議論の必要性を訴え、丸の内を論じる視点を整理する。さらに日本の都市問題や都市計画についてアジア諸国との比較で考察し、アジア、欧米の軸から日本の都市を展望する。
 ついで、各地の町づくりの創意工夫に溢れた熱心な試みを紹介するとともに歴史的環境の保全と景観整備について一貫した論理を展開する。本書のベースは、歴史景観の保持や歴史を生かしたまちづくりであり、地域づくりの出発点は自分たちの住んでいる土地のアイデンティティーの確認にあり、郷土に対する愛着である。歴史景観を単に観光資源として考えるのではなく住みよさの指標としてとらえるべきであり、住みよい町をつくることが、まちづくりの目標であると語る。
(C) ブッククレビュー社 2000

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

工務店経営に流通過程の合理化,経営近代化の必要性を説く。IT活用の共同支援センター構想を提案

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 21世紀に工務店が生き残るには,生活者の住生活が幸せにおくれるように住宅を生産・提供サービスすることである。そのアイテムと方向は,「良質な住宅を適正価格で提供すること」であり,「環境共生と省エネルギーの配慮」「住宅流通網の整備」「増改築市場への対応」などが不可欠の条件である。
 生き残りを賭けたユニークな工務店経営からの取材事例は,興味深い示唆と教訓を与えてくれる。自然素材の活用,省エネ,パソコン活用,確かな技術に裏付けされた良心的サービス,無駄のないスリムな経営,健全で計画的な経営,時代を読み顧客のニーズにきちんとこたえるなど,いずれも商売には基本的なことである。
 最近,行政の施策として,良質な住宅を生産供給し消費者を保護するための各種の法律・制度,また,工務店の近代化育成策も整備され,不良不適格な業者は駆逐され淘汰される時代になってきた。工務店経営の近代化経営の方向として,営業力の強化,商品の開発力の強化,資材の共同購入など,強化と合理化を目的としたフランチャイズ制がある。しかし,フランチャイズは生活者第一義であり,生活者の視点が欠落したものであってはならない。
 工務店の物流革命と住宅産業システムの再構築をめざしたのが著者の提案するマネジメントセンター構想である。生活者の視点に立ち,さまざまな要求や課題にこたえていくには,1社あるいは1業界で解決を図ることが難しい。木材店・建材店,工務店,専門工事業,メーカーの加盟企業が,それぞれパートナーシップにより,得意とする技術・ノウハウを提供し,インターネットを通じて情報を交換し,共有する。工務店はマネジメントセンターを共同利用することにより受発注・顧客管理,設計積算,配送等物流,資金管理,教育訓練などについて支援を受ける。同センターは行政,金融保険,コンビニなどの支援グループとタイアップし工務店の経営近代化を支援するというのが著者の構想とアイデアである。
(C) ブッククレビュー社 2000

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2 件中 1 件~ 2 件を表示