サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. 日経流通新聞MJさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年6月)

日経流通新聞MJさんのレビュー一覧

投稿者:日経流通新聞MJ

46 件中 1 件~ 15 件を表示

2002/03/12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 題名だけみるとパソコンソフトのマニュアル本だが、中身はまったく異なる。マイクロソフトのプレゼンテーション作成ソフト「パワーポイント」を使って、企画書づくりの実際がわかる好著だ。
 著者はマーケティングコンサルタント。企画書づくりの鉄則は「見て、触って、なめてこい!」とか。何事も体験し、自分で分からなければ企画書も書けない。インプットした量しかアウトプットできない、と読者にくぎを刺す。
 そのうえで、パソコン販売店の新規顧客獲得、ネット企業の電子商取引事業、ショッピングモールの携帯電話による販促などの事例をもとに、どう企画書をつくればよいか、指南する。マーケティングやプランニングといった仕事をする人たちがどう計画や思考を導き出すか、うかがえるのも面白い。
 あくまでも、パワーポイントの使い方を覚えるなら、別の解説本を買えばよい。そのまま使える企画書CD—ROM付きだ。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本雇用の未来

2002/05/28 22:15

2002/05/25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 昨年、あるスーパーで社員が納品された商品を横流ししているようだという話を耳にした。破たん直前のことだ。過剰債務を抱える総合建設会社の人事部に勤めていた同僚記者の知人は、人材がみるみる流出し、設計図も満足にできない抜け殻のようになってしまった会社にあぜんとしながら、見切りをつけた。
 かつての大企業では考えられなかったことだ。従業員の高いモラルを維持してきた日本的雇用関係がごく身近なところで変質し始めている。社員のパート化が加速する流通業界も例外ではない。
 米国のピーター・キャペリ教授が書いた『雇用の未来』はリストラとダウンサイジングを迫られた米国企業がアウトソーシングなどを通じ外部のスキルを組織に取り込んでいく過程を検証。会社への忠誠心が後退し、自己のキャリアに対する執着心が高まるといった社員の行動心理と生産性の関係を考察する。ある食品スーパーは採用時に四十五分間、コンピューターによる面接を試みているなど事例も面白い。
 米国で企業が方向転換を余儀なくされたのは製品寿命が短くなるなか、次々にコスト競争力のある新製品を送り出す時代に入り、人の陳腐化が早まったことがきっかけだという。スピードを重視し、組織をフラット化することで中間管理職のポストが減る。同時にそれまで担っていた組織内調整や監督の仕事が情報技術(IT)にとって代わられた事情もある。
 気づくのは伝統的雇用システムが崩壊する軌跡を日本の企業が米国よりも凝縮された時間の中でたどっていることだ。
 「あなたたちは自分自身の才能やコミットメントに対して責任を持たなければならない。経営陣は市場での成長が約束できないようにあなたたちの雇用も保障できない……」。米国経営者は企業と社員の新たな関係を明文化した。そこに日本との違いがあるが、日本でも労働需給が改善したとき、人材の流動化が一気に広がるに違いない。
 そう思い、読み進むうちに人材価値が市場評価で決まる不可逆的な時代の変化のなかで「ハッピー・ワーカー」でいられるか自問自答していた。本のタイトルのように自分の「雇用の未来」を考えさせられる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2002/05/04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

知られざる販促の極意
 「新・辛口」「炭濾過(すみろか)」「グリーンラベル」。ビール・発泡酒メーカーが最近出した商品の名前を聞いて、どのメーカーかを言い当てるのは至難の業だ。消費者も店頭で何を基準に選んだらいいのか、分からなくなっているのではないか。なぜこんなことになるのだろうか。
 マーケティング論の世界では、消費者の混同・混乱を引き出し、新たな大ヒットを作らせないようにするのも、重要な戦略だそうだ。新しい大ヒットがなければ、いま市場で優位にある商品の寿命がそれだけ長くなるからだ。
 A社の新製品は何ら新鮮味がなく当社にもこんな商品があるのです、と他社製品の特長やカテゴリーを自社に都合よく位置づけ消費者の印象を悪くする手法を、マーケティングの世界では「ポジショニング」という。他社とちょっとだけ違う新製品が相次ぐ発泡酒戦争はポジショニングが乱れ飛ぶあくなき消耗戦とでもいえるのだろうか。
 米国では企業のこうした販売戦略の研究が進んでいる。とくに巨額の広告宣伝費が動く清涼飲料水市場は、ビール・発泡酒に限らず日本のあらゆる消費財の販促を考えるうえで参考になる。具体的な戦略を詳しく知りたいのなら、コカ・コーラの伝説的なマーケット戦略立案者セルジオ・ジーマン氏が書いた『そんなマーケティングなら、やめてしまえ!』(ダイモンド社)がお薦めだ。
 ライバル社が「クリスタルペプシ」という新商品を売り出したとき、ジーマン氏はこの商品をダイエット飲料のカテゴリーに位置づけたうえで同じカテゴリーの新飲料をぶつけることにした。単なる競合商品の投入ではなく、消費者を混乱させ、自らの商品も含めて市場全体を葬り去るのが目的だった。それによって清涼飲料市場で自社の既存商品の位置を守ったのだ。
 大失敗だったとされる「チェリーコーク」は実は大成功だったという話やスプライトに秘められた大胆な商品戦略など、ジーマン氏の話はいずれも興味深い。具体例が豊富で、わかりやすく、あっという間に読め、しかも日本の現状を考えるのに役立つ。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2002/03/26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 オフィスでは1人1台が当たり前になったパソコンで、いかに仕事を早く終わらせるか、知っておいて損はない細かなテクニックを集めた。仕事の生産性を上げたいと思っているが、ソフトウエア解説本では物足りないビジネスマンにおすすめ。
 例えばメールマガジン。情報収集のため数多くのメルマガを購読すれば、取引先から来た重要なメールは埋もれる。メールソフトの振り分け機能を使えば、題名や差出人によって別々のフォルダーに入る。自分のパソコンで作った書類は作成年月ごとにフォルダーに保存、一気にまとめてバックアップを取ることで、デジタルデータがなくなる危険性を回避することを提案する。
 複数のキーワードを入力するウェブ検索、表計算ソフトの便利な関数、使い勝手の良いオンラインソフトなど盛りだくさんの内容だ。ただ著者が20年近いパソコンユーザーのためか、最近見聞きしないソフトの解説がある。読者を混乱させないためにも内容を絞った方がよかったのではないか。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2002/03/14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 インターネットに代表されるデジタル技術の進化で激動が続く米国のメディア業界。その動向を活字、テレビ、映画、ゲームなどの分野ごとに詳述し、未来図を描き出そうとしている。著者はニューヨーク在住の日本人ジャーナリスト。
 インターネットの普及で、資金力や知名度のない企業や個人でも情報発信者になれるようになった。例えば、プロスポーツの中継も運営組織がテレビ局を通さず、自らブロードバンド(高速大容量)で放送を始めようとしている。また、品質を劣化させずに音楽のコピーができる技術により、レコード会社は苦境に立たされている。高度技術の大衆化で既存メディア産業は、“中抜き”の挑戦にさらされているのである。
 また、新聞をはじめとする活字メディアも変革を迫られていることを指摘する。ネット上での情報への課金が失敗に終わる例が少なくないなか、過去の記事検索など付加価値の高い情報の提供で、新たな収益源を確立していくことの必要性を考えさせられる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本常識破りのものづくり

2002/02/25 22:15

2002/02/21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 洋の東西を問わず、強い製造業の代名詞であるトヨタ自動車。山田氏は同社で人的生産性を高めながら徹底して在庫を減らす生産方式を学び、不振にあえぐ工場の業務改善を指導してきた。そのルポと自身のコンサルティング哲学を収めた。
 一貫しているのが、現場の固定観念を打ち壊し、1人で複数の工程を受け持てる多能工を育てるなど柔軟な生産体制をつくる手法だ。鳥取三洋電機ではベテラン女性社員が6人分の携帯電話の組み立て工程を1人で担当し、わずか4日目で従来より高い生産性をたたき出した。スタンレー電気では同機能の半導体製造装置を内製化するなど設備投資を約4分の1に抑えながら在庫も削減した。日本の工場も競争力を高める余地を残していることがわかる。
 米デルコンピュータは頻繁に需給計画を見直すことで高収益体質を作った。不断の改善を通じて需要に臨機応変に対応できる環境を整え、空洞化を最小限にとどめながら雇用も維持する——。日本の製造業にも全く無理ではないと思わせる本だ。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2002/02/19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 携帯電話に使われる二次電池や次世代表示装置の有機ELなど最近、世界的な技術・製品を次々と生み出している三洋電機。戦後の焼け野原から立ち上がった同社がどのようにして現在の地位を築いたか。その歴史を丹念な取材で描き、日本のベンチャー企業論を説いた。
 読み終えて感じるのはトップダウンの重要性だ。トップが新商品開発の方向性を明確に示し、各部署に浸透させる。例えば昨年8月に同社ホーム・アプライアンスカンパニーが発売した「洗剤のいらない洗濯機」(洗剤ゼロコース付き洗濯機)。韓国・中国勢に駆逐される危機感を持った井植敏会長の号令のもと、川野正文カンパニー社長が「とにかく、アイデアを出せ」と社員に発破をかけた。社外取締役発案の女性のモニター組織からの意見をもとに商品化。ライバル、シャープとの提携も井植会長のトップ外交の成果だ。
 業績悪化を不景気のせいにする経営者も多いが、本書を読むとトップの明確な意志こそが不振打開のカギと分かる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2002/02/05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 顧客から募ったメニューを採用してヒットさせたクレープ店、アルバイトの求人ツールにも活用したレストラン——。本書はこんな事例を交えつつ、携帯電話のメール機能の販促への活用法を説いた。
 興味深いのが、個人商店だけでなく、ショッピングセンター(SC)や市民ホールのような公共施設にも役立つ点だ。年配の得意客に携帯電話を配り、1カ月で600件の登録客を獲得したSC。有名歌手のコンサートで、チケット発売日、当日、後日の楽屋裏話と3連発のメールで着実にファンを増やしている市民ホール。携帯メールは活用方法次第で地方自治体・公共機関にも有効な情報ツールになりうることがわかる。
 「クイズ方式のメールを送り、正解者に割引サービスをする」「顧客の来店頻度に応じたメール配信を考える」「アドレス獲得時には解除方法も明記して、消費者が気軽に加盟できるようにする」など実践的なアドバイスも盛りだくさん。自営業者から自治体の広報担当者まで幅広い層に役立つ内容だ。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2002/01/22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 インターネットは人々の生活や仕事の仕方を変えてきた。これを第1の変革とすると、短距離無線技術の「ブルートゥース」や無線LAN(構内情報通信網)の登場で訪れる新しいネット活用法「ワイヤレスWeb」は場所と時間の枠を取り払う意味で第2の変革になる。本書はその技術によって開かれる新しい世界について分かりやすく解説した。
 本書が特に大きな期待を寄せているのがブルートゥースだ。必要電力の問題や対応機器を同じ場所で同時に使う際の競合の問題など克服すべき課題も多い。また、無線接続技術自体、まだ完全なセキュリティー体制にないという。しかし、1チップ5—10ドルと安価になると見込まれ、実用性が高いと予測する。
 例えば、衣服に埋め込まれたチップを洗濯機が情報を読みとり、推奨する水温、洗剤量、回転数で自動的に洗濯してくれる。関連キーワードを記録したチップを本の背表紙に埋め込めば、関連情報を簡単に検索できる。様々な可能性が広がる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本狼たちの野望 IT革命最前線

2002/01/31 18:15

2002/01/24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 東京・渋谷のビットバレーから巣立った14人のネット起業家が実名で登場するドキュメント小説。ネット広告やeコマースの現状に加え、ネット起業家が何を考えているか、何を目指しているかよく分かる。
 「フジタテレビを作りたい」(サイバーエージェントの藤田晋社長)、「メディア事業を手がけたい」(グローバルメディアオンラインの熊谷正寿社長)。この2社社長はネット広告を足がかりに、米AOLのように既存メディアを買収し、自らが巨大メディア企業になることを目指す。「ネットは新しいコミュニケーションツール」(バリュークリックジャパンのジョナサン・ヘンドリックセン社長)、「空間の枠をなくすツール」(ガーラの菊川暁社長)。彼らはネットがこれまでにない新しいコミュニティーをつくり出せると期待する。
 ネットバブルが崩壊し、IT(情報技術)に対する世の中の期待は減少した。しかし、彼らの夢はなくならない。本書を読むとさらに拡大していく様が描かれている。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本本屋はサイコー!

2002/01/15 22:17

2002/01/10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者は東京・千駄木の小さなリアル書店「往来堂」の元店長で、現在はオンライン書店「bk1」の店長。往来堂時代には周囲の予測を大きく上回る売り上げを達成し、業界では“カリスマ店長”として知られる。本書は彼がなぜbk1に移ったのか、商売はどうあるべきかを描いた。
 独自の理論が面白い。本の置き場には「本籍」と「現住所」があるという。例えば永六輔の「大往生」。ふつうは「ベストセラー」や「岩波新書」の棚に並ぶ。これが本籍。著者は現住所として健康雑誌の隣に並べ、健康雑誌目当ての顧客にも売る。大河ドラマなら原作本に加え、高校の歴史副読本まで仕入れ、店独自のベストセラーを生み出す。関連書籍を並べて棚を編集する「文脈棚」は往来堂書店時代に編み出した。
 物理的な制約の少ないインターネットなら、文脈棚をつくるのはよりたやすい。「人間臭い町の本屋」を目指すbk1がどんな人によって運営されているのか。リアル小売業にもネット小売業にも参考になる商売のヒントがちりばめられている。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2001/12/13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 副題は「オンライン書店・図書館徹底活用ガイド」。題名を見て単なるガイドブックだと思った読者は裏切られる。実用情報に加え、市場全体の現状や動向をまとめてある。
 オンライン書店の売上高は書籍販売全体の1%を超えるといわれるが、数十社以上が参入する激戦区。前半はアマゾン、紀伊国屋書店、イーブックオフなど実際に事業に携わる責任者や、利用者代表の作家や大学教授らのインタビューを満載。書評や配送までの日数、在庫の有無など何を売り物に利用者を増やすのか、各社の戦略を浮き彫りにした。受注後に印刷・製本するオンデマンド出版や、著作権切れの電子化書籍を無料配布する「青空文庫」、1冊まるごと「立ち読み」できる出版社など将来を先取りした試みも紹介しており、読み物としても面白い。
 もちろん、オンライン書店22社の特徴や使い方の説明や、国会図書館や東京都立の3図書館の共同サイトなどの使いこなし方なども指南する。オンラインで書籍を探す読者にとって有益なガイドブックに仕上がっている。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2001/12/06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ブロードバンド(高速大容量)がどんな販促手法を生み出し、経営や組織を変えるのか。前提となるのはブロードバンド通信による高速化でインターネットが通信から放送・電話のインフラになることだ。そこに新しいコンテンツ(情報の内容)戦略が生まれる余地がある。
 本書はインターネット放送の中心技術であるストリーミングに焦点を当てて解説している第2章から本題に入る。ストリーミングとはダウンロードしながら見られる、あるいはハードディスクに蓄積しながら見られる技術。ストリーミングを販促ビデオとして使うと、イメージ重視ではなく機能やスタイリングを細かく説明できて、カスタマイズ需要を引き出せることを自動車販売を例に紹介している。
 ストリーミング・コンテンツを制作するための工程やスタッフの配置、ネットワーク環境なども解説。自前コンテンツの制作に必要な技術や機器を挙げている。ただ、記述は概括的で、すぐに実践に役立てるには無理がある。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2001/12/04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 コスト削減はデフレ下で活動する企業にとって合言葉のようになっている。そんな中、ソニー、ソフトバンク、セブン—イレブン・ジャパン、アサヒビールと大企業が相次ぎ導入した電子購買システムがある。年間10%コスト削減など米国での実績を片手に日本に上陸したアリバのシステムだ。本書は同システムの仕組みと成功の理由を分析する。
 同システムが注目を集める第1の理由は「間接費」の削減に目を付けた点である。商品の発注書などの書類や出張経費、身の回りの文具類といった細かい経費だ。それらをインターネットで発注できるようにしたのだ。これまであまり手を付けられなかった分野だけに効果が見えやすかった。もう一つは間接材を提供する供給側の企業にもメリットが大きかったことだ。ネットを活用し、わざわざ買い手企業の購買部門に何度も足を運ぶ必要がなくなるのだ。
 間接材はラストフロンティア——。日本企業のコスト削減は最終段階に突入したといえる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2001/11/27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ネット接続できる携帯電話のメール配信機能を上手に使い、紙チラシの10倍以上の客を集める——。中小商店・飲食店などに電子チラシの導入を進めてきた著者が、その効果的な利用方法を紹介した。
 電子チラシを商圏内の顧客の来店頻度を高める手段と規定。どんな客層にどの商品をいかに売りたいかをはっきりさせて導入すべきと説く。アドレス数が計画の約1割になったところから徐々に配信を開始。消費者を属性ごとにグループ分けして適切な内容を配信する、会社帰りに来店する人には月—木曜日のセール情報を昼休みに、主婦には昼から午後4時くらいまでに配信するなどアドバイスは具体的かつきめ細かい。
 レシピ付きチラシにより大型店と伍(ご)して戦う小型スーパー、糖尿病や高血圧の人向けのメニュー配信で固定客づくりを進めるレストランなど、取り上げた事例・業種も幅広い。それぞれに電子チラシ導入後の売上高や集客効果も時系列に紹介しており、導入を検討している店には大いに参考になる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

46 件中 1 件~ 15 件を表示