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    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    体が硬い人のための柔軟講座 (NHKテキスト 趣味どきっ!)

    中野 ジェームズ修一 (講師),日本放送協会 (編集),NHK出版 (編集)

    5つ星のうち 4.0 レビュー詳細を見る

木村 文彦さんのレビュー一覧

投稿者:木村 文彦

3 件中 1 件~ 3 件を表示

基幹業務計画の世界と生産現場を結びつけ,生産改善の中核となる製造実行システムMESへの実務者向き入門

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)は,生産現場の情報システムにかかわる実務者以外には馴染みが薄い言葉である。近年の生産の多様化,グローバル化に対処すべく,生産システムの情報化は目まぐるしく進展している。しかし,ERPやSCMに代表される基幹業務の計画システムと,生産現場の生産設備制御システムの中間に存在して,設備故障や顧客の注文変化などに応じて融通無碍に工程を管理して生産活動を最適化していく部分の情報化が遅れている,と本書は主張する。
 従来は,熟練した現場の工程管理者により扱われていた業務をシステム化するものがMESであり,欧米では既に広く適用されて大きな効果をあげており,我が国でも普及が進みつつある。わかりやすいショート・ストーリーを通じて,MESの概念や基本機能,導入手法や製品パッケージ,導入事例などを解説して,生産現場の実務者がMESの全貌を迅速に把握するのに好適な書である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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日本発の微小機械マイクロマシンとは何か,その基盤技術から将来のインパクトまで

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 マイクロマシンという言葉はこの10年間で一般にもよく知られるようになってきた。欧米でもマイクロ・ナノテクノロジーの先進的研究開発は盛んであるが,シリコン微細加工技術などを基本とするマイクロな構造体やデバイスの研究が主体であったと言ってよいであろう。我が国独特の技術であったメカトロニクスの発展として微小機械を追求するところに日本発の微小機械技術マイクロマシンの独自性がある,と本書は主張する。
 通産省のマイクロマシン・プロジェクトの構想やその成果,関連する我が国の研究開発を要領よくまとめて,この分野の現状を手早く把握できる良書である。記述は羅列的で必ずしもわかりやすくなく,またこの分野では技術が急激に進歩するので最新情報の補足も必要ではあるが,マイクロマシンに託する筆者らの夢が伝わってきて,技術への興味をかきたてられる。
 本書では,まず,従来の重厚長大な機械のアンチテーゼとしてマイクロマシンの概念を導入する。ざっとミリメーター以下からナノメーター・オーダーに至る機械を対象としている。機械工学のみでなく,電気・電子・化学・物理・材料・バイオなどの学際的な基盤技術体系の必要性を概説する。マイクロマシンが切り拓く新分野として,情報通信機器,医療応用,環境分野など,11の産業分野を取り上げ,現状技術や将来の夢を語る。必ずしも目新しいものばかりでなく,従来から製品のマイクロ化として追求されてきたものも多い。
 本書の中心は,多様な科学技術の集大成としての,マイクロマシン技術の紹介であり,通産省工業技術院機械技術研究所の研究成果など,我が国の成果を主として,基盤技術,デバイス技術,システム化技術に分けて,技術の現状をよくまとめている。本書の性格上,技術の詳細については,個別の参考文献などを調べる必要がある。基盤技術として,体積力と面積力の効果の変化などを取り入れ,従来の機械とは動作原理が異なるマイクロマシンの基礎理論を構築しようとするマイクロ理工学は重要である。従来ほとんど研究されていないマイクロマシンの設計理論や多数要素を構造的に組み合わせてまとまった働きをさせるシステム化技術などについても触れている。
 本書を読了してマイクロマシンの意義を改めて考えさせられる。現実的なインパクトのある産業分野として,医療支援,マイクロファクトリー,メンテナンス・システム,などが取り上げられており,説得力がある。しかし,その有用性の多くはマイクロ・ナノテクノロジーによっており,革命的な機械としてのマイクロマシン固有の意義を強く示すものではない。結局,マイクロマシンとは,ロボットや自動翻訳技術のようなものなのだろうか。マイクロマシンというはっきりした夢を与えることで,基盤技術としてのマイクロ・ナノテクノロジーの研究開発が促進され,産業社会に大きな影響を与えていく。このようなことを考えるきっかけとしても本書は興味深い。
(C) ブックレビュー社 2000

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リスク管理に基づく新しい国際安全規格による機械安全の考え方とその理論的基礎を詳説

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 ひたすら機能性や効率性を追求してきた近代技術にとって,環境問題への対応などとともに,安全性は今後の大きな課題である。工業製品の誕生のころから設計製造ミスや人の操作ミスによる事故は絶えず,機械の安全性の確保は技術上の大きな課題であった。しかしながら,安全技術(安全工学)は実務上重要な知識として「事故から学ぶ」形で膨大なデータが蓄積されてきたが,体系的な工学化は遅れていた。機械工学系の学科で「機械安全工学」をきちんと教えているところは多くないように思われる。
 最近に至り,伝統的な注意義務遵守を基礎とした手続き遵守型の「安全管理」の考え方から,危険源の存在を確認してリスクを低減させようとする「リスク管理」の考え方へ転換して,安全工学が体系化されてきた。ここで危険源とはヒューマン・エラーも含めた偶然に左右される制御不能な危険現象であり,リスクは対策により制御できる危険(損害)度である。
 本書は,国際規格に準拠して,リスク管理による安全確保の考え方を詳述したもので,その準備として,信頼性工学の数学的基礎や安全装置の設計上の諸概念についても解説している。参照している規格としては,ISO/IEC Guide 51(Safety aspect - Guideline for their inclusion in standards),ISO-12100-1/-2(Safety of machinery - Basic concepts/General Principles for design),ISO-13849(Safety of machinery - Safety related parts of control systems),ISO-14121(Safety of machinery - Principles of risk assessment),IEC-61508(Functional safety of electrical/electronic/programmable electronic safety-related systems),などがある。安全工学に疎い者にとっては新しい概念や定義が次々と出てきて,数学的準備とともに,本書だけで十分な理解に達することは難しいように思われる。しかしながら,大学や企業内教育において本格的に安全工学を勉学する際には類書が少ないこともあり,教科書・参考書として有益な書籍である。
 安全確保の考え方として,たとえば,リスク・アセスメントと安全対策の手順,安全性の度合いを示す安全性能カテゴリー,安全確認システムの基本構成,安全確認型と危険検出型の比較,電気・電子系システムの機能安全の方策,などについて,上記の国際規格を対応させながらていねいに説明している。興味深い概念が多数出てくるが,真に理解するためには,実務的な背景知識が相当に必要である。
 安全性は,次世代の機械を考える際に,その基本的発想を転換させるような重大な概念であるにもかかわらず,それにふさわしい研究開発が行われているとは言えない。我々は重大事故が起こるたびにそのことを再確認させられる。本書の論ずるような知識が機械技術者の常識として普及することが望まれる。
(C) ブックレビュー社 2000

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