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LitLitさんのレビュー一覧

投稿者:LitLit

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本月光ゲーム

2003/06/23 01:09

名探偵江神二郎と有栖川有栖に出会って

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本格派という探偵小説をあまり好んで読んでいなかった私にとってこの作品は、次の彼の作品に触れる大きな礎になった。有栖川有栖という自分が登場しちゃう変な作家(海外ではあるそうだが、通じゃないのでごめんなさい)の「月光ゲーム」について書いてみたいと思います。
江神二郎という人物の謎を解くため推理小説研究会に入った有栖がメンバー2名(望月周平、織田光次郎)と矢吹山にキャンプに行くことになった。
当地では他に雄林大学ウォークの面々(北野勉、司隆彦、戸田文雄、竹下正樹、菊池夕子、嵐竜子、晴海美加)7名、神南学院短大英文科仲良し3人(山崎小百合、深沢ルミ、姫原理代)、先にキャンプ地にいた雄林大学の3名(一色尚三、見坂夏夫、年野武)が劇的な運命の出会いをする。
学生である彼らはすぐに打ち解け17名の合同キャンプが始まった。わいわい楽しい、キャンプファイヤーを囲み夏の思い出つくりがあった。
出会いとは不思議なもので、恋を語る出会いもあれば、憎しみを抱くこともある、この空間こそが、密室足りえる条件、犯罪を誘発する条件だった。
突如、矢吹山が噴火し登山道はたたれ、俗世と完全に遮断された、完全密室がつくられた。事は百合子の失踪から始まり、一人、一人と殺されていく。
不安と、誰も信じられなくなった彼らの行動が描かれていく。やがてミステリーは解きほぐされていく、名探偵江神氏によって…。確かに探偵小説であり、推理によって解きほぐされる過程は面白いのだが、人それぞれが関わっていく情景が良かったと思う。その情景があってこそ謎が解明されるのでは名探偵さん。最後にとても好きなシチュエーションを2つあげたいとおもいます。1つはルミが月の話を有栖に聞かせているところ、とても幻想的で、不安と恐怖の日々のなか安らぎさえ感じた。2つ目は夏の思い出の最終章、有栖が理代にふられるシーン、ここでも江神は知っていたかのように肩に手置いた。本文引用「こうなることがこの人には判っていたんだーー」。

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ヴァンサンカンまでに

2003/06/01 21:17

現代の女性像か?

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本当に何処にでもありそうなOLの生活を「翠」という繊維会社広報課に勤める女性を通して描かれている。ただ漠然と何処にでも…と書いたが、不快に思われる方がいらしたら容赦願いたい。職場の飲み会の帰り、女子社員の間では話題の男性をGETし、交際をはじめる。実は彼の上司と不倫関係にあった翠は二人の間をうまく縫って一週間の生活をおくった。会社では女性社員同士の人間関係があり、噂話は事書かない毎日である。そんな時、同期の女子社員が不倫の終焉として無理心中という事件が起こり、少しずつ翠に波紋を投げかけ、やがて翠の生活も変わって行く。決して小説を現実と思っているわけではないが、あまりにも身近で現実味があり、女性というものに色眼鏡をかけずにはいられないほど、乃南さんの女性像に脱帽せざる得ない。女性という人種を理解したければ彼女の作品を読めばよいのではと思う。しかし、個人的には、愛の本質にあこがれ、否定し続ける翠に手を差し伸べてあげたいと思った。

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