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先月(2017年1月)

但馬さんのレビュー一覧

投稿者:但馬

2 件中 1 件~ 2 件を表示

法を学ぶ

2004/08/30 00:03

初学者必読

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者曰、「法とは何か」の姉妹書である。「法とは何か」と本書の異同は、
1.法学について前著より深く論じていること
2.裁判の仕組みに紙面を大幅に費やしていること
3.生ける法に焦点を当てていることである。
 このように、前著と違いかなり焦点を絞って論じられていて前著では物足りないと感じた部分を補完しているのである。つまり、前著と本書は上下巻の構成と考えてほしい。だから、法とは何かということを広く浅く知り、そしてもっと法について学びたいという知的欲求を持ったならば迷わず本書を手にとって読んでほしい。いわば、前著が法へのいざないであり、本書が法学へのいざないである。

 本書で注目すべきは著者の法学へのいざないが著者自身の経験を通して、書かれているところである。欲を言えば、この著者自身の初学者だった頃の視点と現在の視点を常に対比させた形で論じられると、初学者がこれからどのように法を学んでいけばよいかをもっと経験則的に示せたのではないかと考える。

 さて、本書が念頭している読者層はタイトルのとおり、これから新たに法を学ぶ人である。今から約20年前の1986年に本書は出版されたわけだが、未だに読む価値があると私は考える。何故なら法学に必要なエッセンスはもとより法を学ぶものの心得がこの分量の中に詰め込まれているからである。来年法学部に入学あるいは法科大学院へ入学を考えている人は入学前に、是非読んでほしい。本書があなたが法学に向いているかを判断する基準にもなるだろうし、きっと入学後に出会う講義が本書を読んだことで違ったものになるだろうから。そして機会があればそのたびごとにこの本を読み返すことをお勧めする。良き法律家として良き社会の隣人となるために。

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紙の本法とは何か 新版

2004/08/29 23:54

法と聞いてあなたは何を思い浮かべるだろう?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 著者はいきなり冒頭において法とは○○であると断言する。それはあまりに唐突で意外な答えである。○○は本書のキーであるので敢えて明かさないでおく。とにかく、この著者のメッセージを受けた読者、特に法へマイナスイメージを抱かれている方、利益衡量にすぎないと思われている方は半信半疑でこの本を読み進めることになるだろう。

 ○○を軸に著者は一貫して持論を展開していくが、その切り口は例えば近代法と現代法というように二分論を展開してわかりやすい。また、この分野につきものの抽象的で難解な法というイメージが見事に払拭されていて、具体例や判例を効果的にちりばめイメージさせるという手法がとられている。だが、その単純化のせいか幾つかの部分では著者の論拠に物足りなさを感じる部分や、二分論で展開することに疑問を感じざるを得ない部分もあった。250頁という紙面の都合もあるのだろうが、もう少し踏み込んで書いてほしかったとは思う。

 本書は1979年に書き下ろされたものの全面改訂版である。主要な変更点としては、新たに国内法と国際法の関係の考察と言う視点が盛り込まれている。全面改訂された本書も1998年発行ではあるが、今でも十分に通用する。旧版(黄版)を読んだことのある方は是非この機会にこの20余年を振り返りながら読まれてみてはいかがだろうか。

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