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レビューアーランキング
先月(2017年4月)

テノールさんのレビュー一覧

投稿者:テノール

13 件中 1 件~ 13 件を表示

1リットルの涙

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本はbk1の「泣きたい時に読む本」か何かで知ったもので、どういう風に泣けるのだろうと思って読み始めた。重い難病と闘い、闘っても闘っても日に日に力が減っていく症状に、悔しくて悲しくて、泣いてしまう亜也ちゃんの日記を、お母さんが出版されたものである。読む人がたいへん多いようだから、「私は何の役にも立たない…」 と悲しんだ亜也ちゃんに、「ちゃんとみんなのために役立っている」とお母さんからも報告してあげられると思う。
今から、ほぼ20年も経つているが、専門的なことは分からないが、この病気の説明や、扱いは、あまり発展が無いような感じである。癌さえも、死なずに回復し、寿命を全うできるケースがでてきているし、遺伝子治療もできる時代になってきているから、この病気もいつの日か、子供が10年も苦しんだあげく亡くなってしまうというようなところから抜け出せる日が来ることを願うばかりである。
この日記から、投げかけられていることのひとつに、公立の進学高校の彼女に対する処置があるのではないだろうか? 現在だったら、同じような処置を高校側から執るだろうか? 彼女の病気について検討されたのであろうか? 入試で受かり、引き受けた限りは、余程のことが無い限り、卒業まで大切に処遇するのが、当然だと思う(事件を起こした途中退学生に対する学校のコメントなどは、やっぱり今も、ひとりひとりを把握さえしていないと感じられる高校もあるが…)。義務教育でないとは言え、前向きに頑張る学生を放り出すのは、公立高校としてはお粗末だったと思ってしまうのは、私だけであろうか? 勿論亜也ちゃんにとって、養護学校に行ったことや、そこでの先生やいろんな障害をもつ友達と過ごせた事を否定はしない。「失った力を嘆くのではなく、残された能力を伸ばしていこう!」この教えは、惨いけれど、亜也ちゃんを奮い立たせ、この病気だけでなく、あらゆる場合にあてはまるかもしれない。生きている限り、がんばるっきゃないのだから。今、頑張ってる人に「頑張って!」と言ってはいけないという風潮がある。頑張ると言う意味にも色々あるのだが…というわけで、泣いては居られない悔しさを感じつつ読み終えた。

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紙の本蒼路の旅人

2005/08/23 13:25

蒼路の旅人

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 久しぶりにこのシリーズとの再会を果たせたという感慨でゆっくり読ませて頂いた。という充実した気持。
「神の守人」帰還編でもう終わりか??と不安だったので、「蒼路の旅人」が出た!と知った時は、じっくり出来上がったのだと、何か幸せを感じた。これまではどんどん読んでしまったので、今回は丁寧に読んだつもりである。
 新ヨゴ皇国太子チャグムは成長し、親子といえども父親の帝に命を狙われるような事態となっていた。民を思うチャグムは数少ない味方を失いながらも、タルシュの捕虜になることで、新ヨゴが大きな力に飲み込まれる寸前であることを知る。その新ヨゴを一人で救おうと、大海に泳ぎ出た。
タルシュのように、次々と国を占領し、枝国として、その関係国をまた枝国にしながら、アメーバのように、世界をわがものにしようとする。この方法はいつの世にも見られ、国取りだけではなく、現代の政財界、暴力団、いじめ、の中でも使われているような気がするが、強い者が勝って、「ハイ終わり」にしない世の中にしたい。と、誰もが願ったり、諦めたり、見ぬ振りをしたりしている。しかし、チャグムはけなげに考え、民のことを思い、願いを叶えるために命をかける。
 さて、次を読めるのは、いつだろう?!まず、ロタに泳ぎ着く。ロタ王に会う。そんなにうまくいかないのだろうが、祈りたい気持にさせるのが、上橋菜穂子さんのうまさというか、魅力だと思う。
 それにつけても、バルサはどうしたのだろうか?生きているのだろうか?チャグムが成長したということは、バルサはそれだけ歳を重ねたということなのだ。旅人シリーズの国が増えていく中で、バルサの占める割合が小さくなるようで、少し寂しいというのが本音なのだが、児童書であっても、大人が読み、心洗われている人の方が多いのではないかとも思うので、是非バルサ登場を待っている。
 一口にファンタジーといっても、魔法や、超能力が底辺にながれているものと、古い時代からの様々な人間の営みが骨組みを支えているものがあると思う。勿論魔法や、呪術といったものは古い時代ほど、人間の生活と密着していたのではあろうが・・・歴史を普通の学校の授業で受けた私にしてみれば、その時代時代に生きていた人間が、喜び、嘆き、悲しむ姿を感じられるようになったのは、こういうファンタジーを読んでからである。学校の授業から、感じ取れなかった私の感性がお粗末だったのかもしれないが・・・
 次のシリーズ、「旅人」か「守人」か・・・じっくり楽しみに待っている。

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この本がアメリカで読まれている?

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 まだ沖縄が占領されていたころ、アメリカの海兵隊や、軍人が沖縄に住む日本人を、何をしても良い動物のように思っても許されていたこと。今も、あまり変わっていないのかもしれないかも…
 今イラクに行っているアメリカ兵や、アメリカに住んでいるアメリカ人に読んでほしい。きっとネルソンさんのように自分を解放できずに生きているベトナム戦帰還兵、生きられずに自殺した人々。多分、イラクから帰って来ることができた若者も同じなのではないだろうか? これから、アメリカから戦争に行く人が居る限り、昔のネルソンさんは増えるばかりだという気がする。ネルソンさんを抱きしめて涙してくれた子供たち。その気持ちを持ち続けて大人になり、アメリカを救えたら、今のアメリカとは少し違ったのでは…と思うが とにかく、この本を出版できたことは大変良かったと思う。多くの人々に読まれることを!

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紙の本星の歌を聞きながら

2005/05/27 19:03

この感じを心にとどめたい・・・

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

3ヶ月ほど前に「川の少年」を読んだ。不思議な爽やかさだった。そして、挿絵が伊勢英子さんの自然な線で描かれていて、小説の雰囲気をより爽やかにしていると思っていた。(実は伊勢英子さんの一ファンである。)今回、同じティム・ボウラーの「星の歌を聞きながら」と表紙の絵に出会い、絶対に読みたいと思いながら、2ヶ月。手に取ってみて、ちょっと長いかな?と不安になった。人より読むのが遅い・・・1/4ほどで引き込まれないと、止めてしまうことが多いので、どうだろうと思った。しかし、主人公ルークという少年自身のこと・彼を取り巻く多くのできごとが、いろんな色や音を編み込んだ布や川の流れというか、空気の流れのように感じられ、ルークという少年と同じ場所で、息をしているような感覚で読み切ってしまい、当分この良い感じが体の中に流れていたような気がする。すでに楽譜にある曲だけでなく、ルークに聞こえてくるメロディを作曲してピアノで演奏する力や、 様々な音が聞こえるという力が通奏低音となり、少年を取り巻く事件や出来事が結構速いスピードで展開されていくので、「これって超能力?」などと考える暇もなく、自然なルークの力として、受け止めてしまう。
所謂、思春期の少年・少女の心は、周りにおこる様々なことに振り回され、目覚めてきている自我とも闘いながら、どういう大人になっていくか毎日をさまよっている・・・。そんな感じかな?とこの作品を読んで思ったのだが、今の日本の同時期の子供たちはどうなのか。まず、家の近くに森があるか、地域として、子供たちのことや、一人暮らしの年寄りのことなどを考えたり思い合ったり、心配したりということがあるか?利害がからみあったときは、あるかもしれないが・・・。しかし、近くの林や川などが、倒され、埋められ大きなマンションが建ち、という昨今。古い日本家屋は捜さないと見つからないという昨今。殆どの思春期の子供たちは、塾へ行き、自然の中で日常的に遊ぶ暇など無い。そして、ルークと同年代でこの作品を読めるという子供たちは、限られているのではないかと思う。しかし、大人になってからでもいいから、読んでほしいし、こういう本と巡り会ってほしいと願う。

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戦いはファンタジーで・・・

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

戦記にも色々あるだろう。ゲド戦記や、指輪物語、ナルニア国物語、そして、ファンタジーと言ってしまえるかどうかははっきりしないが、日本の歴史を扱った様々な戦記。この「デルフィニア戦記」は、ひょんなことがきっかけで読み始め、止められなくなっている。異世界のリィというスーパー少女戦士(途轍もない美少女だが、本人は自分が女の姿で居ることを疎ましく思っている)が若いデルフィニアの王ウォルの王位奪還に加勢し、遂にそれを達成していくという勧善懲悪そのものの戦記なのだが、この二人以外の登場人物もおもしろい。人情あふれる善人であり、ウォルの幼友達であったり、従兄弟であったり、先代の王の家来であったり、まあ様々な人々が「我こそは」と思いながらも、リィの想像を絶する力に驚き、助けられながら、デルフィニアをウォルの手に取り戻していく。それは、パソコンゲームを進めていくような感じか、絶対に負けないと分かっていても見てしまうTVドラマのような感じか、次が気になって楽しみに次の卷に読み進んでいく。Ⅱ部に入り、ファロットという聖霊や魔術を使う輩が現れ、王女になったリィをねらう。さて、このあと、何が出てくるのか、楽しみである。舞台はもちろん架空であり、日本ではないのだが、どこか、「和」の匂いがする。言葉なのか、人情の表現の仕方なのか、肌にピタッとくる感じがする。それも、読むのをやめられない理由の一つかもしれない。
おもしろがって読んでいる自分が居るのではあるが、人間は、人間の歴史が始まって以来、現実に戦争をやめない。陣取り合戦から始まり、宗教争いまで、よくもよくも懲りないで、人の命を平気?で奪い合っている。実際に戦ってきたから、ファンタジーであろうが、戦記は書かれるのだろうが、ファンタジーだけにしてほしいと、切に祈る。

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紙の本明日の記憶

2005/04/17 14:03

心の準備をしたい・・・

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公の佐伯氏は、アルツハイマーと診断され、次第にフェイドアウトしていく自分の記憶や、思いを忘備録という形で書き始める。症状が進んでいくうちに、忘備録には、同じ内容が重なって書かれ、読み手に「ああ…」と言う思いを持たせる。忘備録以外の記述で、症状がプツッという音を感じて進むという場面がある。そのプツッという音は、外に聞こえる音ではないが、読み手にも不安の増す気持ちが、伝わり、また、本の最後、症状が進行し、連れ合いの顔さえわからなくなった時点では、落ち着きが伝わってくる。
まず、ちゃんとした病院に行けたこと・本人に行く決意ができたこと。
そんなにうまく病院に行けるだろうか? 良い病院があるのだろうか? だが、佐伯氏が病院に行けたのは、まだ4〜50代の自分…その自分の不安を解決しよう、アルツハイマーでないことを、はっきりさせようという気持ちだったのかもしれない。
私事ではあるが、30年ほど昔、父の友人で、電車の通勤定期の期限が半年も過ぎていることを駅員にとがめられ、家に連絡が入り、奥さんが呼ばれ…ということがあった。「初老性痴呆症」という病名がつき、すぐ入院され…それはまだ40歳代だったように思う。まだ、アルツハイマーという言葉が出回ってはいない時代だった。会社では、どうされていたのだろう?と思っていた。「明日の記憶」の佐伯氏のような思いをされていたのだろうか? 今は、私自身、物忘れの王者といってもよいほど、毎日、捜し物をしない日はないほどで、情け無い思いをしている。また、80歳になる母も、昨年夫を亡くし、とんでもない物も冷蔵庫にしまったり、今日が何曜日だということを日に10回ほど聞くことがある。
アルツハイマーであってもなくても老いていく中で記憶についての不安はつらいものがある。
前半、佐伯氏が仕事上で、部下との対応やクライアントとの対応、出張先への道順や場所自体に不安を覚えているあたり、病院に行くまでは、読むのがつらかった。しかし、人間、何があっても自分の状態を受け入れられれば、他の病気と同じように苦しみを減らせるかもしれない。もし、はやくから、アルツハイマーの可能性がわかっているなら、様々な準備や心の整理がほんの少しかもしれないが、できるかもしれない。症状の進行を遅らせる薬が開発されていると聞く。期待している。ま、本当は、誰もが、いつどうなるかは分かっていないから、ある意味での死(精神的な死の含め)への準備をしながら生きて行かねば、という気もする。ただ、なかなかそれが難しいのであるが…

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紙の本子どもたちの戦友

2004/09/23 12:30

知らないまま…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 児童書を選んでいるとき、ふと手にとって、読み始め、止まらなくなった。三河あたりでの、敗戦の年の大地震・大空襲を知らなかった(砲兵工廠があるような地域はみなやられたのはわかってはいたが…)。

 ガキ大将とまわりの子供たちが、必死の思いで友になり、正に戦友として助け合い、戦死として友を失い、終戦もしらずに自分も28日間生死をさまようような負傷しながら、生還し、決然と生きていこうとしているところまで。
 自分自身は太平洋戦争は知らない年代だが、自分で知ろうとしなければ知らないまま、殆ど教育の中では教えられずに大人になってしまった。この本に出会わなければ、三河で生きた子供たちや、大地震のことも知らずに、イラク戦争やテロなど、人間が己のために他の命を奪うことに営々とすることを、嘆いているだけだった。
 また、宗田氏の本が若者に人気があるとは思うが、より多くの小学生・中学生に読まれることで、今の自分たちの友達関係を、また大人社会を見る目が育っていくことを望みたい。しかし、戦争に行った年齢の方々・政治に携わっている方々に読んでほしいものである。「何を言ってるんだ、たかが国民が!」という声が聞こえてくるような不安もあるが…

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6ステイン

2005/01/05 18:01

このような人々?

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 防衛情報局・諜報員・工作員・スナイパー・警察補助官・市ヶ谷・赤坂…
よく分からない言葉・いろんな言葉が飛び交う各編の中にはまり込んで読んでいくと、実際にこのような人々が存在するような気がした。昔、落合信彦の小説にはまってた頃のCIA・KGBのような組織と同じような感覚さえ浮かんできた。
 「亡国のイージス」は丁度「北」の拉致の問題もあるので、臨場感もものすごく、「平和ボケ」と自分が言われているように感じ、どこから、考え、何をすればいいのか、手をこまねいたまま世界戦争のようになったら??と心配したが、「6ステイン」は、「こんな職業があるなら、拉致の問題なんて、もっと解決していくだろう」などと、思いながら読んだ。
 福井氏がここまで、「このような人々」を細かく描きあげていくのはなぜなのだろう? 日本の政府の要人たちの発言の歯切れの悪さにイライラするからなのか、人々に「平和ボケ」を自覚せよと言いたいのか??
今、憲法を変える動きがある中で、この本を読んだ人々がどう考えていくかを、知りたいような気がする。福井氏の作品は、このように、フィクションと現実の狭間で現実の実態を考えさせる力があるようだ。おぞましいことが、本当にフィクションで終わってくれることを望む。  

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青い珊瑚の伝説

2004/12/11 17:40

ファンタジックな現実

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沖縄の伝説? と思いながら、読み進むうち、人魚伝説? タイムスリップ…そして、地球誕生から、環境問題や、地球温暖化で火星に逃げ延びようと現実に研究されていることを、ファンタジーに仕上げているところが、おもしろく、読みやすかったです。今生きている私たちが、火星で暮らすことはないとは思いますが、こういう目論見を知った時に、人間は、こうやって、宇宙をも汚し、壊していこうとしているんだ!と、情けなく思ったことを再度思い出しました。「進化ではなく、進歩が大切」と作者は書いています。科学の発達、文明の発達、経済の発達と、人間は、先を競ってきました。協力や、戦争をしながら…。そして、人間は己の首をしめつづけ、自然からしっぺがえしをされている現在。いつ、賢く本当の進歩ができるのだろうと、思いました。作者が小学校で現在先生をしておられるなら、素敵な子供たちと出会っておられるのだろうと、想像しています。そして、この本が多くのヤングに読まれることを望みます。そのとき、表紙の図柄が素敵なあまり、小中学生には、手にされにくいかな??と、渡辺優さんには失礼ながら、思いました。ゲームばかりにのめり込み、ゲームの中で頂点を目指している時、自分の障害になるものは全て倒し、消し去りながら、「自分だけを」に没頭する子供たち(大人もそうなのかも…)もが、手にしたくなる表紙の装丁をと、素人ですが感じました。

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紙の本No.6 #3

2004/11/26 12:16

いずれは…現在でも…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

#1.2を読み、楽しみにして#3をついに手にしていっきに読み終わり、ウーンとうなっているところです。#2のあとがきで、どう進むべきか、あさのさん自身の悩みが伝わってきて、私自身も自分だったら…と考えてきました。そういう意味では、やっぱり、性急には突き進めないんだと、納得しているところです。紫苑が、ネズミも含めて、死ぬことなく、No.6を変えていけることが、特にヤングを含む児童書という枠で考えると展望の中に入っていると良いと思います。ただ、#1から感じていましたが、No6も西ブロックも、決して、もう近未来ということでなく、現在地球上に存在しているのではないかと思うのです。人間どうしが、大切にしあえない、考えられないような事象が山と起こっている現在、ある意味でこれは、現在に警鐘を鳴らしているんだと思うのです。現在をみつめ、明るい未来を考える若者を育てる力をこの本はもっていると思います。#4を期待しています。

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猫の名前

2004/10/01 19:03

中学生は自分と照らし合わせるのか…?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 今の中学生は、ここまで自分を振り返るチャンスってあるのだろうか?
佳苗のように、まわりの人に突き詰められたり、何気なく人をきずつけてきたんじゃないかと、自問自答する機会があれば、大変良いと思う。丁度自我に目覚め、思春期まっただ中の柔らかい心がこれからの生き方を考えていくのに、こういう事は大切なんだと思う。自分中心ではあるが、自分のことを客観的にみたり、(人の目を気にするのではなく)考えることは非常に難しい。大人も然り。

 親に内緒で、出掛けたり、内容は結構詰まっているが、結構地味なかんじがした。中学生が、まず手にとって、最後まで読み切るか、悩ましい気もするが、読まれることを期待したい。

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紙の本ぼくは怖くない

2004/07/05 21:22

久しぶりに、子供の心が伝わってきました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 時代は? 実話? など、途中まで「最後まで読むかどうか…?」と思いながらでしたが、ミケーレ少年が浮かび上がるように私の気持ちに入って来ると、止められなくなっていました。
 彼は、母や父を、追い求める親として、また自分なりの価値観をとおして見る大人として見る目で、真摯な生き方を見せてくれます。どんなに、ひどい目にあっても、大切な人は大事にするやさしくて強い自然な心。
 どんなに貧困な生活の中でも、マンマが、「ここを出ていくんだよ」というような過酷な環境でもミケーレ少年は真摯に生きるのです。
 私は、生まれた時から銃をとって、戦争をするようになっている国のこどもや、薬や体を売ることで、成り立っている国に生きる子供など、現在、過酷な環境に生きる子供が多く生きていることに、気持ちを馳せていました。
 多くの大人や子供にも読んでほしい一作です。

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紙の本図書館の神様

2004/07/09 19:51

垣内君な高3生って、今いるかな??

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 図書館で少し働いた経験あり、で、題名に興味をもって、読み出した。「清さん」は高校時代の心の傷を持ちながら、自宅から離れて高校の国語の講師をしている。教材の話は出てくるが、大して深い悩みはなく(本当の教師・講師が聞いたら、怒るかもしれないが)、期待もせず、毎日が何気ない自然体で過ぎ、不倫さえしている?? しかし、肩のはらない、文章。そして、人物や、自然に対する見方が、次第に「清さん」を愛おしくさえ感じさせる。クラブ顧問が、文芸部というミスキャストのように不満も伝わってくるが、たった一人の部員「垣内君」。これがまた「清さん」の上手をいく自然体の賢い高3生である。ちょっと賢こすぎないか…?と思ったが、昔、自分が、高3の頃は、あのくらいの賢い大人で清々しい同級生が居たような気もする。
 最後はやはり、「終わりであり、始まりである」という、スラっとした終わり方。 気分が良かった。

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