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ryoさんのレビュー一覧

投稿者:ryo

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紙の本海辺のカフカ 下

2003/06/15 22:42

人は何のために生きる?

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著者がこの小説を通して本当に言いたかったことは誰にも分からないだろう。読み手がそれぞれに自分なりの解釈をする。そしてそれがその人にとって大きな意味があればそれは良い本であって、時にはこんな“書評”を書いてみようなんて気にさせてくれる。もしそれがなんら意味を持たないものであれば、記憶に残ることもないしあるいは途中で放り投げられるかもしれない。
 私がこの本から受け取ったメッセージは、人は何のために生きるのかという問いかけと、それに対する回答であった。だから主人公が15歳の少年であることは、ストーリーとしては重要であったが、それは別のことでも良かった。小説としての技法も読み手を引き込ませるために計算されたものであったかもしれないし、そうでなかったかもしれないがこれも本質的に重要なことではないと感じた。勿論小説は、人を引き込む魅力があってこそ成り立つものだと思うから、ハードの面では重要なことではあるが。
 そしてこの大きな命題に著者が示した回答は、人が生きる意味は誰にも分からないということだと思った。人は例外なく、その日その日で一喜一憂する。その多くはあとで振り返ればつまらないことにもかかわらず。しかし、それが生きていることの証でもある。主人公のように、生きる意味を深く追求せざるを得ない場合もあるだろう。しかしこの両者に大きな距離は無いように思う。人は何のために生きるのかを考えることが重要なのだという筆者のメッセージを私は感じた。

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紙の本世界の中心で、愛をさけぶ

2003/06/12 00:00

素直な心とは

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ある意味本書は、どこにでもある青春小説かもしれない。ストーリーだけを追えばその通りだろう。しかし一気に読み終わって気がついたのは、頬をぬらす涙だった。そしてもう一度読んで、また文章が涙で曇ってしまった。何がそうさせたのか。おそらく2人が互いに求め合う素直な心だろう。それは誰しもが持っており、もし可能であれば、何の遠慮も表に出したいと心の奥深くに隠しているものだ。もちろんこの2人のように何の曇りも無く愛し合うことの素晴らしさにもあこがれるだろうし、そして誰はばかることなくその気持ちを表現できたら…。皆戦い、戦いで疲れ果てている。そろそろ素直になろうよ。そんなメッセージを含んでいるようにも思える。筋立てはやや無理なところもあるし、お涙頂戴のために技を使いすぎていると感じる部分もある。しかしそれを補って余りある魅力を感じさせる本である。

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