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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

菊助さんのレビュー一覧

投稿者:菊助

4 件中 1 件~ 4 件を表示

突っ立っているだけで十分魅力的

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 後藤真希の最新写真集を鑑賞していると、そのあまりの自然体ぶりに、不思議な感覚にすらなってきた。なんでこんなに自然な印象をあたえられてしまうのか、考えてみるに、たぶん、ポーズの問題なんだと思う。いわゆるグラビアアイドルの、スタイルをよく見せようとするあの一連のかっこう。あれがないからなんじゃないか、と。

 たとえば、同じハロプロ、モー娘。関係を思い出してみると、松浦亜弥なんか、もろに「アイドルであること」を意識したポーズで写真におさまっているし、ほかのメンバーも多かれ少なかれ決めポーズをとっているような気がする。

 で、後藤真希なんだけど、そのポーズがない。見方によっては、ぶっきらぼうでなげやりにさえ思える突っ立ち方が、でも逆に自然な感じを演出できているんだろう。もちろん、CDのジャケットとかプロモーション用の写真では、後藤真希はちゃんとアイドルらしい決めポーズをつくっている。それが写真集になったとたん、こんな、立っているか座っているかくらいのバリエーションしか披露しない(以前の写真集よりもさらに動きがない)。なのに、それが他の媒体では見られない新たな面での魅力に感じられてしまうからやっぱり不思議だ。つまり、ここにあるのは、より素に近いと錯覚させられているような、マジック。もちろん被写体の魅力あってこそという事実は、いうまでもないんだけど。

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紙の本ナマの京都

2004/07/16 11:16

脱力系のイラストで語る京都論

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 観光地といえば、名所・旧跡をたずねる行為をくりかえす場所であって、つまり「見栄えのいいもの」を見ることが至上の目的だ。当然だ。なかでも京都など、その筆頭なわけで、ガイドのたぐいも選ぶのがめんどうになるくらいたくさん出ている。
 人が行きたくなる「いいところ」を紹介するのがガイドの役割であるし、京都には、その「いいところ」がいっぱいある。ガイドをひらくだけでもおなかいっぱいになるくらい。

 そういった一般的なガイドと比べると、グレゴリ青山の京都本『ナマの京都』は、外から見た京都の「いいところ」というよりも、作者が京都出身者である強みを生かして、むしろ日常的な京都の姿をレポートしたガイドという方向をとっている。
 ふつうに考えても、観光地に行って食事をしようとすれば、チェーン飲食店はさけるだろうし、特殊な事情がない限り映画館にだって入らないと思う。そういった、特殊ではない生活に密着した部分についてレポートしているにもかかわらず(だからこそというべきか?)、京都という土地の気質のようなものがかもしだされてくるあたりが、とにかく面白い。思わず、この本に描かれた京都に行きたくなってしまう。

 いろいろな媒体に発表した作品をまとめたということもあって、全体として話題が(学生時代の思い出話もふくめて)あっちにいったりこっちにいったりと、バラバラでまとまりにかけているのに、京都という強力な軸がそれらをひとつにまとめあげている感じ。つまり、深読みすれば、これは愛すべき京都人論として読める一冊なのだろう。もちろん、脱力系の絵柄のギャグマンガとしてだけでもじゅうぶんに楽しかったけど。
 京都に住む人がどう受けとるのかはさだかでないが、外側にいるぼくなどは、たいへん興味深く読んでしまった。こんど京都に行ったら、名所・旧跡オンリーの旅にはきっとならないだろうな。

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もはや妹系ではないのかもしれない

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 かつて「妹系」の名をほしいままにした小倉優子がロリータのアイコンとなったいま、身近な存在としての感覚を喚起させる——妹系の名に値するのは桜木睦子をおいてほかにいないと思う。いや、正確にいうと、思っていた。

 さて、最新写真集なのだけど、これは衝撃的な作品であり、桜木睦子の写真集のターニングポイントとなるものだと感じた。具体的にいうと、カメラ目線、つまりこちらを見つめる視線が、これまでの写真集よりも明らかに少なくなっているのだ。

 桜木睦子がこちらを見つめる視線、それはすなわち、すがる視線であり頼る視線だった。そのまさしく妹系アイドルの最大の魅力、すがる視線が、今回の作品にはほとんどない。これまで擬似的にせよ妹のように「思っていた」桜木睦子の視線は明らかにどこかほかのなにかに向けられるようになった。こちらを向いた視線すら、そこにすがりつく意志は感じられなくなっている。

 妹系からの脱皮の過程、それは桜木睦子の成長する姿でもある。その意味では、たしかにアイドルを応援する醍醐味がそこにはある。けれども同時に一抹のさびしさを僕たち見るがわに感じさせることもまた事実であり、今回の写真集、なんとも複雑な思いにかられる作品なのである。

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うつろう表情の魅力

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 2003年サッポロビールキャンペーンガール・村上恵梨の1st写真集。
 グラビア、写真集で被写体となる女性の将来性をはかる基準のひとつに、表情がどれだけバラエティに富んでいるか、というポイントがあると思う。いわゆるキメ顔に固執してしまい、角度、目線、口元に浮かぶ笑みまで、どのページを開いても同じような表情のオンパレードになっており、そのため、ポーズは色々と変化するものの単調な出来になっているアイドル写真集が意外に多い。最高の自分を見せようという姿勢は買うが、それでは写真集は買えない。
 村上理恵の写真集は、まずこの表情の多彩さが印象的だ。笑った顔から憂いを含んだ大人びた表情まで、ありがちな表現だが「たくさんの村上恵梨に出会える」。それもわかりやすい、つくったような変化ではなく、微妙な表情の移り変わりが見事だ。おそらく実際の顔立ちは童顔で、こびのない笑顔が本領発揮といったところなのだろう。そんな幼顔と、身長169センチの長身に申し分のないスタイルとのギャップも好ましい。また、大人の女の雰囲気もその表情でしっかりと演じられるので、写真集全体のバラエティの幅がさらにひろがっている。
いうまでもなくキャンギャルだけあってスタイルは完璧、ビキニ中心の水着のセレクトも多種あって良い。キャンギャルらしい健康的なセクシー路線にエロティックな部分をほんの少し加味しているところもうれしい。
 失礼ながら、まだマイナーな部類にいる人だが、逆に、有名アイドルの名前込みでの価値ではなく、一冊の写真集として純粋な価値を、この作品は持っている。派手さはないが、しっかりと作られた名品。知名度のフィルターを通さないナチュラルな魅力を、多くの写真集ファンにおすすめしたい。
 将来的には女優を目指したいらしいが、すくなくともこれだけ変化に富む表情をみせられるというのは、映像方面に進出したさいには、おおきな魅力となると思う。
 基本的に知名度で売れ行きが決まる写真集だが、bk1的にこういった隠れた良質な写真集を推してみてみるのもまたひとつのサービスになるのでは?……といってみるテスト。

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