サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. ヒロノ^-^ミサトさんのレビュー一覧

ヒロノ^-^ミサトさんのレビュー一覧

投稿者:ヒロノ^-^ミサト

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本火の鳥(角川文庫) 13巻セット

2003/07/06 08:34

私の好きな漫画

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「一番好きな漫画は何?」と聞かれると困ってしまう。なんて言い続けている私ですが、実はサックリ答えられる漫画があります。なんだか調子が悪いときも、うっかり幸せなときも、やけっぱちな時も、無性にラーメンが食べたくなる時も「火の鳥」だきゃぁ私の心にダイレクトに響いてきます。巨匠・手塚治虫先生の不朽の名作と言うべき「火の鳥」はそりゃ無論、皆さん知ってますよね? 知らない人はいっぺん日本海溝の海底(水深約6km)なんぞにタッチして帰って来てください。
全13巻から成る「火の鳥シリーズ」は一編一編が完成されすぎて、単体の話なのかな?とうっかりしがちですが、実は過去から始まり、そして未来、最後は現代へと永遠に続く「人間の生への執着心」を描いた、スケールでかし!な巨編、まさに漫画の中の漫画、The king of comics(英訳)!なのです。私がこの漫画に出逢ったのは小学生のアトリエスクール。そのころから漫画馬鹿一代をまっとうしていた私は、教室の片隅になぜか大切そうに保管されていたボロボロの漫画「火の鳥」を吸い寄せられるように手に取りました。一気に読み終わり、感じたことは‥‥意味が分からん! これは小学生が読む漫画じゃないのでは? ともかく、やっと理解できだしたのは高校時分でした。アホですか? そこで気付いたのは‥火の鳥=スルメ! 「読めば読むほど味が出る」実際に何度も読んでこそ、深い意味の出てくる漫画だと言うことです。
人間は生きるために資源を使い切り、幾たびも滅び、再生していきます。それでもなお生命に執着し続ける人間。「いつか間違いに気付いて‥‥」という火の鳥の願い。まるで人生のようじゃありませんか! 永遠の命なんぞは夢物語な現実。人類が滅びないように‥‥なんて大袈裟なことは言えませんが、それならば、今生きている事実をかみしめて二度とこない一日一日を決して後悔しないように大切に生きようと努力しよう!と思わせてくれる、そんな素晴らしい漫画なのです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本ヘルタースケルター

2003/08/05 18:19

“面白い”通り越して“凄い”

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

少しずつ暑くなり始めた1996年5月、漫画家の岡崎京子が車にはねられた。

女流漫画家の教祖とも言うべき岡崎京子の漫画と出会ったのは高校生の時。彼女が描く主人公の女の子達はみんな何か抱えていて、淋しがりで、強がりで、弱い。妙にリアルで、エッチで、どこか壊れていて、滅茶苦茶かっこよくて。衝撃を受けました。もちろん全巻読破。だから交通事故の話をテレビのニュースで見て一時回復の見込みがないと言うことを聞いた時は、これから岡崎京子が描く漫画が見れないと思うと本当に哀しかった。
‥‥それから7年。もちろん話題になっていたし、耳にしていました。この「ヘルタースケルター」の単行本化! 販売されてから忙しくて暫く本屋さんにいけてなかった時、友達から「貸してあげようか?」なんて誘惑にも負けず、やっと購入。
期待していた漫画がどうしようもなかったときのあの独特の寂しさなんてひとかけらもなく、読み終わった私は暫く放心。そしてまた読み直し。2、3回はくり返しました。感想は、“面白い”通り越して“凄い”。「ヘルタースケルター」は7年の空白もものともせず、高校生の“綺麗なものは綺麗”と素直に言えた純粋な時代から、はるかにいらない知識ばかり身につけた24歳の私の心に滅茶苦茶ダイレクトに響きました。
漫画の帯に岡崎京子の言葉で「いつも一人の女の子のことを書こうと思っている。いつも。たった一人の。一人ぼっちの。一人の女の子の落ちかたというものを。」と書いてました。彼女は自分の書きたかった女の子を書くことが出来たのでしょうか? 実際私には主人公のりりこがどんなに人に囲まれていても、どんなに好きに生きていようとも“どうしようもなく臆病で、孤独を恐れている、独りぼっちの女の子”だとそう見えました。
「ばらの花がらんらんと咲きこぼれてて、でも風が吹いたら今にも散りそうな‥‥」けれど決して弱さを見せず、最後まで強がりを押し通した、そんなりりこの様な生き方もなんかおかしくないんじゃないかなと。

岡崎京子さん。随分回復されたそうですが 、早く復活して欲しいと心から願っています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2 件中 1 件~ 2 件を表示