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先月(2017年8月)

森のさかなさんのレビュー一覧

投稿者:森のさかな

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本姫椿

2003/07/21 10:43

日常に潜む非日常

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日々の生活の中に、ほんの時折非日常が顔をのぞかせる。これは、そんな非日常を切り取った短編集だ。そしてその非日常には、現実が抱えるつらさや痛みを癒す力を持つものと、平凡な現実を揺らがせる力を持つものがある。存在するはずのない動物、生き残っているはずのない銭湯、手品のように自らの最期を演じたマダム、30年の時を超えて出会う魂、親娘に訪れる競馬をめぐる出会い。これらは、小さな非日常が人々に与えうる力を描いた話だ。もう一つの非日常の力は、別の人生を歩く見えるはずのない人々、全てが悪い方向へ向う時のこれでもかという現実、一夜にして得た謎の大金、を通じて描かれる。
多くの人々は、小説にもならない平凡な人生を歩む。だが、いつでもどこでも誰にでもこうした非日常は潜んでいるのだろう。

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紙の本地下鉄に乗って

2003/07/10 23:28

美しく厳しくそしてせつない真実

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自分が本当に体験していない時代をこうまで生き生きと描ける人は少ないだろう。現代と過去を行き来する主人公真次と共に、様々な時代に引き込まれるリアリティ。真次は、時代を超える度に嫌悪していた父の真実の姿に近づく。しかし、父への葛藤が消えたとき、真次にとってつらいもう一つの真実が現れたのだ。その時共に真実を求めた恋人みち子の行動のせつなさが胸を打つ。

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風のかたみ

2003/07/10 23:10

人は何故巡礼の旅に出るのか

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大人の短編集である。特に表題作がいい。彼女の巡礼の旅はいつまで続くのか。帰る場所を持たずに出た孤独な旅で、彼女はつかの間の癒しを見つけた。絶対の孤独の中にいる彼女にとって、それは求めるべくして求めた幸せの一瞬だったのだろう。でも、幸せは儚いことを彼女は知っている。その一瞬のぬくもりを抱えながら、また巡礼の道をひとり歩むのだ。

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