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夕波千鳥さんのレビュー一覧

投稿者:夕波千鳥

1 件中 1 件~ 1 件を表示

女性たちがそれぞれに望むもの、選んで行く道、そして友情

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 女は結婚をして家庭を守るのが当然という時代の帝国で、初めて女王が誕生する。周囲の扱いや古い慣習、そして国民の不信に対し、虚弱な体という不利を抱えながらも立ち向かう女王・セシリア。そして彼女の友人である主人公のエスティは、自らの結婚に疑問を抱きつつ、セシリアの境遇を思い心を痛めていた。やがて彼女は「家庭の天使」であることを捨て、自立への道を歩み始める。

 登場人物たちはさまざまな立場や個性・価値観を持ち、そして独自に行動している。主人公・エスティはそれらの人々から何かしら学び、時に無謀な行動も取りながらも、悩み成長していく。女性の自立というテーマでみても、人物がそれぞれに違った視点を持ち、エスティもまたその思惑の間で揺れ動く。
 もう一つ、忘れてはならないのが、女同士の友情。といって友情とひとくくりにすると語弊があるかもしれないが、異なる立場に身をおく女性たちの関わり合いも多様。そのなかでもセシリアとエスティとの立場も身分も距離も越えた信頼と親愛に根差した友情は見どころ。
 そして半ばを過ぎてからのある人物の変わりようも見事だった。

 展開への違和感や政治面で物足りない部分もあるかもしれないけれど、読ませてくれる作品だと思います。
 タイトルや表紙で躊躇している方、もしいたなら思い切って手にとってみてはいかがでしょうか。

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