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紺屋さんのレビュー一覧

投稿者:紺屋

2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本あした地球がおわる

2003/11/24 00:55

あした地球がおわる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は、主人公の少年コウが、校長室で膝を抱えて「親友」を待つシーンから始まります。続いて駆け込んできた貴也の台詞(「見つけたよ、やっと、人間を!」)の異常さに気づき、すぐに物語にのめりこんでしまいました。
どうやら、その小学校の校舎にいるのは、子どもたち四人だけのようです。他の生徒は? 先生は? 大人は? 町は? 世界はどこへ消えたの? もどかしい気持ちでページをめくり、やがて、あの絶望的な状況を知って、胸がつまりました。
文字通り地球のおわりに直面したら、きっとわたしなら、何も出来ず、震えるだけでしょう。それなのに、彼らは、しっかりと前を見つめ、生きようとしています。最後に走り出す彼らの背中に向かって、大声で思いきり声援を送りたくなりました。がんばれ、がんばれ! と……。
ほんとうの勇気とは何か、静かに問いかけてくる本です。

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紙の本フレンド 空人の森へ

2003/07/19 21:34

フレンド空人の森へ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

三つの短編から構成された物語。それぞれの主人公や登場人物は異なりますが、最後まで読み通した時に、この本の副題の意味が分かるようになっています。

最初の短編「箱」は、いじめが原因で学校へ行けない少年、空人と、あるおじいさんとの出会いについてです。友達の目を避けて一人町を歩いていた空人が目にしたのは、からっぽの段ボールを撫でることによってシュークリームを取り出す、不思議なおじいさん。彼は、段ボールの中に入っていき、消えてしまいます。思わずその中をのぞきこんだ空人が目にしたのは?

二番目は、「星を売る人」。いつも石を投げつけてくる男の子たちから逃げるため、南帆は学校のうさぎ小屋に避難します。ふと気がつくと、南帆は暗い坑道の中にいて……。

最後の一つは、タイトルにもなっている「フレンド」です。友達と揉み合っているうち、教室の三階の窓から落ちてしまった青太。意識を取り戻した時、そばにいたのは親戚と名乗るおじさん。なんと、青太は六年もの間、意識不明だったというのですが。

どの話にも共通するのは、辛い状況を乗り越えていく、強い心。読んでいくうち、単に主人公たちを応援するのではなく、彼・彼女らの心の中に入っていって、一緒に頑張っていくような気持ちになりました。「そうして、みんな幸せに暮らしました」というような、単純なハッピーエンドで終わる本ではありません。しかし、最後のページを閉じた後で、登場人物たちについて、彼・彼女らの冒険について、そして自分について、じっくりと考えるきっかけを与えてくれる本です。これは児童書ですが、子どもだけでなく、大人の読者にもぜひ、手にとってもらいたいと思います。

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