サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. レビュー
  3. らんくるぼーいさんのレビュー一覧

レビューアーランキング
先月(2017年4月)

らんくるぼーいさんのレビュー一覧

投稿者:らんくるぼーい

2 件中 1 件~ 2 件を表示

幸せを運ぶ小さな柴犬・柴王。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

天使が舞い降り、そしてその場から立ち去った後には幸せが訪れる。柴王は彼が知ってかしらずか、そんな天使のごとき子犬である。そして、健気なヤツでもある。
彼の行く場所ごとに事件とは言わないまでも、暖かな心のエピソードが溢れている。柴王に食べてもらえなかったラーメン屋の若主人は心を入れなおして美味いラーメンを作り出し、幽霊になった屋敷の主人は柴王によく似た子犬を飼えなかった幼少の自分を思い出し成仏していく。そしてまたあるときはネコの家出につき合わされたりもするのだが…、その結末はいつも心が暖かくなる。しかし、柴王はその幸せの中心にいる事をこころよしとせずにまた新しい場所へと歩くのだ。
…柴王に教えられることは、本当に枚挙に暇がないであろう。人の心の暖かさ、強さとやさしさ、生きることの大変さと尊さ。時として現代人の忘れがちなマインドを、この小さな犬が全身で表している。
ただ、彼について気になることがある。彼の求めている飼い主様は、いったいどこにいるのだろう?
その答えは、柴王の心の中のみぞ知る…のか??

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

本を読め、背を向けるな、前を向け。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とにかく、この本には頭をぶん殴られた以上の衝撃を食らった。
「居眠りしながら読む本ではない」と釘を刺された本を読むには、たいていの場合は苦痛が走るもののようだ。それだけの有形無形問わずプレッシャーをかけられて読む本のどこが面白いものかと発狂してしまうのがオチ…という最悪にしてありがちなスパイラルを感じるのではないか…。そんなこんなで、私は書評を書いたり本の紹介なぞが苦手である。もしも私が「文庫本の奥付に解説を…」と依頼されようものなら、たぶんおちゃらけるか、おどけるか、お茶を濁す。たぶん、そうする。−それ以前に、誰も文庫本の解説依頼をしないであろうがー。
そんな私が、今宵はキーボードを叩きまくっている。
通りがかりにあさっての方向から飛んできた野球ボールが後頭部に当たってしまったように手元に入ったこの本が、久しぶりに書評を書かせる気にさせてくれたからである。
表紙からして怪しい男・ターニャ。チョンマゲにスーツにJ・レノンモデルのギブソンギター…、何をしようとしているのか皆目分からない。しかし、そんなスットコドッコイな格好の彼でも…いや、彼こそ本気でこの国を思っていることが手に取れるように分かる。しかも書中でこの国のあり方に対してギターとハープシーコードならぬ、警鐘をがんがん鳴らしているのだ!
我々は何かを見過ごしてはいないだろうか? いや、何かどころではない。大事なことを全部すっぽかしているのではないかと思うくらいだ。新生児の出生率、少年犯罪、政治、経済、愛の概念…。言い出せばきりがないほどの忘れ物…いや、落とし子を落としたままほったらかしにしている、そのくらいに潜在的な危機に瀕しているこの国の現況に目を向け、どうしていきたいかをしっかり見据えているのである。
さらに言うならば、この本の意義としては著者の「若さ」である。政治に無関心であったりしがちな同年代の人間(若年層)に訴えること…。これをあるひとつの形の青春メッセージだと思ってもいいだろう。このメッセージを読み解く読者が、彼の考え方をそれぞれ咀嚼していただけたらよいと思う。少なくとも私なりのそれは、「こりゃ大変だ」と、普段は叩きもしないキーボードをカタカタ始めてしまった…という一言に尽きてしまうのだが。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2 件中 1 件~ 2 件を表示