こすみつけさんのレビュー一覧

ビジネス書にしては、面白く一気に読むことができた。後味もよかった。

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「何々の人」というサブタイトルを付けた、売れ線狙いのビジネス書かと思ったが、表紙の鬼が目を引いたので呼んでみた。内容は一言で言うと、読みやすく面白かった、かつ自分を、自分の会社を振り返ることができました。
　ひとつひとつの章に出てくる事例が、非常に身近に感じられた。タブー集ということなので「してはいけないこと」がかいてある。その「してはいけないこと」は、考えてみると、すべて当たり前のことなのだ。
　やらなくてはいけないことをやっていない、やってはいけないことをやっている。そういう自分や周りの人間に気づかされた。
　著者は「鬼の…」シリーズの染谷和巳（管理者対象のものが多い）ですが、以前の著書よりも読者の門戸を広げたような気がしました。