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レビューアーランキング
先月(2017年4月)

春や昔さんのレビュー一覧

投稿者:春や昔

12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本真田太平記 第1巻 天魔の夏

2003/09/07 15:42

題材がいい

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大長編小説である。
著者もこれほど長く連載するつもりがなかったらしいが、
結果、著者の看板小説のひとつになってしまった。
なぜか?
著者の力もさることながら、
考えられるひとつは、真田一族という題材がよかったのだろう。
史実でも魅力的な人間たちが、この小説ではさらに魅力的になっている。
その点、著者には敬意を払わねばならない。
「歴史は物語だ」という見解をする人がいるが、
それが真ならば、この真田太平記は歴史そのものであるような気がする。

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紙の本隋唐演義 1 群雄雌伏ノ巻

2003/11/23 12:57

秦叔宝が三国志の関羽並みの活躍

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第一巻は隋が南朝の陳を滅ぼすあたりから煬帝が即位するまでの物語。
さてさてこれからどのように物語が展開していくのか?
秦叔宝が三国志(三国演義)の関羽並みの活躍で描かれている。
さすが門神である。
この秦叔宝を中心に市井の豪傑たちが描かれていく。
他に李世民誕生のエピソードや隋文帝・楊堅の死の謎など話題は多い。
隋や唐代の物語は日本語訳されたものがあまりないので貴重な一冊だと思う。

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紙の本風よ雲よ 上巻

2003/09/12 01:32

明人から見た明末清初

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主人公は架空の人物だが、『明側から見た明末清初』が語られており、
この点、司馬遼太郎氏の『韃靼疾風録』と好対照で興味をひかれる。
歴史小説というよりはどちらかというと冒険小説の色合いが濃いように思う。
著者の他の作品『旋風に告げよ』と時代が少し重なるところがあるので、
読み比べてみるとおもしろいと思う。

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下手な旅行ガイドブックよりずっと有益

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この本の中で紹介されている中国各都市を著者が訪れた年代は
今となってはだいぶ昔のものになってしまったが、
下手な旅行ガイドブックよりずっと有益であると思う。
この本は中国旅行でずいぶんとお世話になった。(経験談)

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紙の本項羽と劉邦 上巻

2003/09/07 15:27

司馬遷への語りかけ

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最初は「項羽と劉邦かあ、ふ〜ん。」という感じで何気なく読んでいたが、
読んでいるうちに次第に登場人物たちが身近に感じてきて面白かった。
個人的には「韓信とその周辺」の話が面白かった。
さらに著者のあとがきを見て、もう一度読んでみた。
娯楽小説として、また、著者の中国史観として、二度読める作品だと思う。
著者の名前の由来になっている司馬遷への『著者の語りかけ』が
聞こえてくるようだった。
よい作品だと思う。

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紙の本小説十八史略 1

2003/08/25 22:23

楽しそうに書いている

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史実をかなり脚色してあるが、読んでいて著者がこの作品を楽しそうに書いているのがありありと想像できる。著者が他に書いた『中国の歴史』と対比させると面白いと思う。

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モンゴルという国

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「モンゴルという国のただ一員になりさえすれば人種の垣根を越えることが可能だった」
というスタンスで描かれている。
そういう意味ではモンゴル帝国というのはひとつの実験装置だったのかもしれない。
少々概説的ではあるが、全体としてすっきり読めた。

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風よ、万里を翔けよ

2003/09/17 23:20

隋唐演義の番外編

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主人公は民間伝承の人物だが、小説の中ではうまく描かれていると思う。
ただ、概説的な叙述が多いところもあり、
途中で誰が主人公なのかよくわからないところもある。
著者の他の訳本『隋唐演義』の番外編といったところだと思う。
併せて読むとよいと思う。

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紙の本韃靼疾風録 上巻

2003/08/25 22:37

女真族から見た明末清初

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冒険小説のようで面白かった。中軸は清(女真族)側から見た明末清初の動乱という視点で、それが斬新で読みやすかった。

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紙の本鄭成功 旋風に告げよ 上巻

2003/11/23 13:15

複雑な鄭成功像

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鄭成功の一代記。
時代的には陳舜臣氏の『風よ雲よ』の少しあとの年代である。少々つながりがある。
鄭成功をただの英雄としては描かず、民衆の目と対比させて描いているところがいい。
台湾奪取を簡略化して描いているのもわかるような気がする。
だが、架空の人物が多い割に、それを少し活かしきれていない様子。
あと、終わり方が少し中途半端かな?

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紙の本耶律楚材 上 草原の夢

2003/09/15 03:39

モンゴルの宰相

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耶律楚材は著者の好きな人物のひとりとあって
その思い入れがよく出ていると思う。
ただ、ちょっと出来すぎた人物の感がある。
内容的には著者の他の作品の『チンギスハーンの一族』
とかぶっている部分が多いが、耶律楚材ひとりに焦点をあてているので
読みやすいと思う。

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紙の本歳月

2003/08/25 20:30

大久保との決着

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江藤新平と大久保利通が同類の人間であるという視点は非常にわかりやすい。
江藤にもう少し謀略じみたところがあれば、
大久保との決着のつけ方も違った形になっていただろう。

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