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ライラックさんのレビュー一覧

投稿者:ライラック

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紙の本リネンとかごとヒヤシンス

2005/04/29 01:59

等身大の新しい歳事記

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この手の本はブームなのか、たくさんの方が出版されている。
けれど雅姫さんの本が、やっぱり一番人気だと思う。
それは彼女が、読者と近い目線や感覚をしてるからなのではないだろうか。私もインテリアは、温くてかわいい感じが好きだ。少女ぽくて恥ずかしいけど花柄も好き。
けれども、いわゆるロマンチックでゴージャスすぎるのは興味なしです。雅姫さんは、いいバランスでアンティークを配して、その中に素っ気ないというか、時には無骨すぎるくらいの小物を混ぜこんだりする。
黒いアイアンが印象的なシャンデリア、ボーダーのニットシャツ
さくらんぼ柄のオーレボウル、リネンのカーテンには好きなボタンやビーズを刺繍、濃いミルクティー、毎夏を過ごす秋田の実家……
そんな季節を過ごしてゆくに欠かせない「もの」や「風景」が、写真付エッセイという形で紹介されています。
この本は、季節の移変わりや小さな歳事を大切に過ごしています。
私達が「一年をそんな風に過ごせたらな」と思う事から、等身大と呼ぶべき身近な生活までが網羅してある、新しい歳事記だと思う。
浴衣を着て夏祭り、秋にはどんぐりを拾い、かぼちゃのお料理を作る。クリスマスにはアイシングをかけたクッキーを焼いて使い込んだブランケットにくるまる。巡ってくる春には兎のお雛様でお祝い。
目上の人から季節を大事にとかお話をされると、つい大袈裟に考えてしまい、結局手付かずにしてしまう事が多いけれど、こんな風に気負わずに、日常の延長として楽しむ事ができるならいいなと思えてくる。
特に何かを買いたくなるとか、そういった類いの本ではなくて、
自分のバラバラに買った、テイストの合ってない物達までもが、暮しというフィルターをとおして、ひとつにつながったり、過ぎ行く時間を丁寧に過ごしてみたいと思わせてくれる。
お勧めの一冊です。

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