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96rabbitさんのレビュー一覧

投稿者:96rabbit

紙の本麦の海に沈む果実

2004/02/11 01:40

仕事が手につかない。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本の前に「三月は深き紅の淵を」を読んだ。
その4章に巧にちりばめられ、私の中にどっかりと腰を下ろした物語がこの「本当」の三月の物語だ。
恩田ワールドは不思議にいろんなところでリンクしている。このリンクを全て知りたいと思うのは私だけではないだろう。

いろいろ思うところのある人は居ると思う。
しかし、この独特のダークでノスタルジックな雰囲気の中で展開されていくミステリー。閉鎖された特異な学園。ミステリアスな登場人物たち。
仕事をサボって一息に読んでしまえればどんなに幸せだっただろうか(笑)恩田ワールドにどっぷりとつかりきっている私だ。仕事をしている間も理瀬が、麗子が、校長が、ヨハンが…とグルグルと頭を一杯にしている有様だった。仕事にミスが出なかったのが不思議なくらいだ。

こんなに夢中にむさぼるように読んだ本は本当に久しぶりだ。
冷静に考えれば「?」と思う所や、展開に対して思うところもある。しかし、読んでいるときにはそんな事には全く気付きもしないのだ。
ここに恩田陸という作家の巧妙なトリックとも言える筆力が窺えるのではないだろうか。

どなたかも書評に書いていたが、これはぜひ映像にしてもらいたい。しかしその半面で、やっぱり自分の頭の中に作り上げた青の丘を大事にしまっておきたいとも思うのである。

さて次はどれを読もう…?

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紙の本しろいうさぎとくろいうさぎ

2004/01/11 21:26

一番好きな絵本。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私の絵本ランキングの1位を何年も前から独占しているのがこの絵本。
初めて読んだのは確か小学生の頃。
手に入れたのは最近のこと。(しかも英訳のモノ)
それでも初めて読んだ時と同じ感動があるって凄いことだと思う。
素朴だけれど、とっても素敵なお話。何度読んでも読み終えたあとに幸せな気分になれる。
子供に一番最初に読んで聞かせたい絵本です。

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紙の本ぶた

2004/01/11 18:01

郵便屋さんにちがいない。…メソだった。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どれもこれも取り留めのない「ぶた」の日常のエピソード。
その一つ一つがユーモアにあふれていて、でも「そう、そう。」とか「こんなこともあるよね。」とか絶対に頷いてしまう。特に20代の女性は絶対に共感するところがある筈。
そして、「ぶた」がちょっとうらやましくなる。よく考えると変なことしているケド。でも「ぶた」みたいな一日を過ごせたら…? 毎日楽しくてしょうがない。
読み終わって、「ぶた」のマネをちょっとだけしてみる。
一人っきりの部屋で。ちょっと毎日が楽しくなる。

自分次第で日常がいくらでも楽しくなるんだ、と思わせてくれる一冊。
構成と色彩、キャラクターも全てがユーモラス。
つまらないマンガを読むのならこの絵本を読む方がよっぽど面白い。
私の絵本ランキング2位の作品。

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紙の本3びきのぶたたち

2004/01/11 21:51

こぶたじゃありません。「ぶたたち」です(笑)

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ウィーズナーだからこそ描けた絵本です。
この発想! この絵! この展開! この広がり!!
とてもじゃないけど絵本、紙のうえの出来事とは思えないフィールドの広さにびっくりしました。ハタチの娘さんが夢中になって貪るように読んだんだから間違いありません。
二次元にいた主人公達が三次元の世界に飛び出すトコロはもう脱帽。
とってもキュートなぶたたちが自由気侭にお話の世界を渡り歩く…わくわくが止まらず一度読み終えてすぐに最初のページを開いたのを覚えています。
ぺージをめくるたびに驚いて感動して、そして笑わずにはいられません。
絵本の新境地といっても過言ではないと思います。
初めて本屋さんでこの本を手に取った時の衝撃は今でも忘れられません!

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紙の本劫尽童女

2004/05/10 01:19

もうひとりの恩田陸発見!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近恩田ワールドにどっぷりとつかり、彼女の本を目につく端から貪るように読んでいる私はこの作品で、もう一人の「恩田陸」を見つけたように思う。

タイトルの意味と表紙イラストから内容を読み取れないまま読みはじめた。すると、今まで感じて来た彼女の作品ではあまり見られない展開が私をまっていた。
いつもどこかに湿度の高い暗い流れを持っている恩田ワールド。この作品にもどこかその流れは感じられるのだが、実は立派なSFなのだ。
1章の終わりでやっとタイトルの意味が飲み込めた。大筋はよくあるSFだ。
しかし、遥という少女を通して孤独や自分がなんのために生まれたのかという誰もが一度は考える答えのでない葛藤が巧みに織り込まれているように感じられた。この葛藤は遥に特異な能力があることでより浮き彫りにされ、効果的に働いているようにさえ思える。

一息に一冊読み終えてしまった。
最終章のカンボジアでの彼女の痛々しい様子に目を潤ませてしまったのは、じっとそばに寄り添うアレキサンダーと言う素晴らしい相棒と私の無類の犬好きの相乗効果だろうか…(笑)

とにもかくにも満足のいく読書になって幸せな休日であった。

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紙の本三月は深き紅の淵を

2004/02/11 00:58

3章でやられた!と気付いた私…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

はじめは本屋で恩田陸の違う本を探していた。
しかしあったのはこの「三月は深き紅の淵を」だけだった。ちょっと読んでみようと立ち読みした第1章…。買わずに本屋を出られなかった(笑)

2章まで読んで私はすっかり「三月は深き紅の淵を」という存在が曖昧で、ものすごく魅惑的な本を中心とした連作なのだと思い込んでいた。
3章の1ページ目…何かがおかしい。
私が鈍くてこの仕組みに気付くのが遅かったのだろうか? この思い込みをしたのが自分だけでないという事を願おう。
そして3章を読み終えて夢中で4章へ。

そこで私はもう一つの「三月は深き紅の淵を」に夢中になった。
4章にちりばめられた本物の「三月」の物語。理瀬のことで頭が一杯だ。
正直に言ってしまうと、4章の記憶は理瀬にのっとられてしまってあまり覚えていない…。(汗)

どっぷり浸かっていたはずの世界なのに読み終わってしばらくすると、ふと思う。本当に「全部」読んだのだろうか?と。そして、その不安にも似た感情がむくむくと頭をもたげるのだ。
ふわふわとした実体のつかめない本。つかまえたと思ってもいつの間にか逃げてしまう。それでいていつまでもどこかに居座っている本。
それが私にとっての「三月は深き紅の淵を」という物語だ。

さて、理瀬に会いに行こう。

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