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紅豆さんのレビュー一覧

投稿者:紅豆

15 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本ゆきだるま

2003/11/20 18:46

色あせないせかい

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

わくわく、どきどき、はらはら、じーん
全部詰まってます。
それでいてラストには子供ながら心がすん、とする切なさを感じたものです。
絵だけで展開するので弟と延々せりふを考えて遊んだことを、今でも覚えています。
お子さんへの贈り物にも、ぜひ♪

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紙の本炎立つ 1 北の埋み火

2003/10/21 19:44

かつて北に、強く美しいひとがいた

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この書評は、「炎立つ」全五巻にたいしてのものです。

読み終わった後、こんな壮大な物語を描ききることのできた高橋克彦氏を、本気で嫉妬しました。
こんなことは初めての経験でした。

物語は、平安時代の東北を舞台に、蝦夷と朝廷の戦の歴史が描かれています。
蝦夷については、征夷大将軍坂之上田村麻呂とアテルイの戦いが有名だが、「炎立つ」はそれより後の時代の物語です。
けして歴史上の有名な人物が登場するわけではないが(源氏くらいかな、有名どころは)、それぞれの思惑を持った「生きている」魅力的な人物がたくさん登場します。

前九年、後三年、
奥州藤原の黄金京、
源平合戦…
教科書では語られることのない、消えた民族の側から見た戦いの歴史は雄雄しく、血湧き肉踊るものであるのに、どこか切ない。
平安の時代から、私たちは変わっていない。
こんなに多くの戦いを経て、多くのものを失って、彼らは、私たちはどこへ行くのだろう?
…なんて感傷的になってしまいました。

ぜひとも五巻まとめて読んでもらいたいです。
長いですが、とてもメリハリの利いた読みやすい構成になっていて読みやすいです。
それに、すべての人物、すべての出来事を覚えている必要もありません(巻末に人物相関図もあるし)。
ニュースや新聞を見るように読んで、ひとつの「時代」を感じてください。
つーか、生きてるうちに読んどけ(命令形(笑))

ちなみに源義経ファンにもおすすめですよ☆

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紙の本月の影影の海 下

2003/10/23 19:00

王道のようでそうじゃない、読む価値ありの傑作ファンタジー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人の顔色を伺いながら生きる高校生陽子のもとに、ある日不思議な男が現れる。
「あなたを迎えに来ました。」

そんな出だしの異世界ファンタジーと聞けば、弱い少女が数々の試練を乗り越えてたくましくなっていく話を想像するかも知れません。
ある意味そのとおりです。
が、その程度が半端ではありません。
「試練」は襲い掛かる怪物だけではなく、…というか怪物など比にならないくらい人間が怖いです。
その結果異世界で一人ぼっちの陽子の「たくましさ」も、シャレにならないものになっていきます。

騙し騙され、盗み盗まれ、殺しそうにも殺されそうにもなりながら、陽子はたくましくなっていく。
しかしそれは「成長」と私たちが普段呼ぶものとは程遠く、獣のように荒んで行くいく陽子。

さあ、彼女の明日はどっちだ!?(笑)

というのが上巻までのあらすじ。
上巻だけ読んで、あまりのダークさに打ちひしがれた方も多いでしょう。
しかし! ここでやめてはいけません!
下巻でやっと光が見えてきますので、我慢して下巻も読みましょう(笑)

陽子がこの世界に来た意味は、ちゃんとあるのです。

個人的にラストが駆け足気味で、「あれあれ??」と言う印象を持ちましたが、それを補って余りある魅力があります。
続編もありますし♪(「風の万里黎明の空」が直接の続編となっています)

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紙の本お葬式

2003/10/27 11:32

カンペキ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今まで私が書いてきた書評(数少ないですが)の中で、★5つをつけたのはこの本を除くと、「炎立つ」と「月の影影の海」の2冊だけです。
かたや大河原作の大長編、かたや少女レーベル出身ながら絶大な人気を誇り一般レーベルで再発行までされた「十二国記」シリーズの一作目。
好みはあれど、どちらも世に認められた作品と言えます。
さて、
じゃあ「お葬式」は?
正直評価すごーく迷いました。というか評価するのがバカバカしくなるような本です(笑)
私を含め、これを読んだ知り合いはみな読後、ニヤニヤしながら「馬鹿だね(笑)」と言いました。←それにしてもなんて「カッコ・ワライ」が似合う本なんだろう。
バカ小説です。もちろん、いい意味で!
突っ込みドコロは数あれど、それすらあわせてカンペキです。私的に評価は★5つか★1つ(★なし?)のどちらかしかありえません。
こんな本があってもいいじゃない!
何も考えずに読んで、爽快な気持ちでニヤニヤしようじゃない!
そんな本です。

内容全然紹介していませんが、まあ、難しい本じゃないんでとりあえず読んで適当にニヤニヤしてください。
普段本を読まないお友達薦めてみるのもまた一興。

あー一番の突っ込みドコロは「ホラー文庫」からでてることですね。

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日本に生まれてよかったかも、と感じる

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

こたつや布団の中でうとうととしながら、おばあちゃんに話してもらった昔話。
そんな印象をもっています。
話の内容よりも、「話してもらう」ということ自体がうれしい、そんな優しい世界を感じました。

不思議で、得体が知れなくて、少し恐ろしくて、
でも受け入れる。
だからといって博愛主義なわけではない。

主人公のギンコは、「人の子を殺す蟲」を殺そうとした時、「お前たちは悪くない。俺だって悪くない。生きていくためだ」というようなことを言います。
蟲も「なら、仕方ない」と応えました。

「殺す」ということに悩みまくったり、逆に暴力性を過剰にアピールする漫画や映画が多い中、このドライさはかえって新鮮でした。
そしてそれがかえって、「生きる」ことを表しているような気がしました。
違うものたちが同じ場所で生きるのは、難しい。
でも、それでも生きていく。

優しいのに、心にゆっくり響く、そんなお話です。

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心がひりひりするおとぎ話

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「童話物語」なんて直球どまんなかなタイトル、色鉛筆で書かれたような美しい挿絵。
それらに相応しい内容を想像して読み始めると、崖下に突き落とされたかのような気持ちになります。というか、私がそうでした。
物語の冒頭から、きれいな言葉ややさしい理想、そういったものを全部削ぎ落とした剥き出しの感情が、次から次へと洪水のように読み手に押し寄せます。
心がきりきりと痛がるような展開ばかりで、「もう読むのをやめよう」と何度も思ったのに、そのたびに続きが気になってまた読み始めている。
そんなことを何度か繰り返したころ、やっと少女はやさしい言葉に出会います。
「展開としてはありがちかもなー」なんて頭では考えていたのに、私は大泣きしていました。
奇麗事を全部取り除いた世界だからこそ、やさしさが心のまんなかにしみてくる。
そんな気がしました。
ちなみに上下巻セットで買うことをお勧めします。
上巻だけだと救いのなさに本気で落ち込みます(笑)

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紙の本霧のむこうのふしぎな町

2003/11/06 19:28

大人には大人の、子供には子供の、

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本のお勧めの読み方はズバリ「読み聞かせ」!
一人で読むのもいいですが、誰かと共有したい物語です。
ママさんパパさん、おじいちゃんおばあちゃん、ぜひお子さんに読んであげてください。

とはいえ私は小学校のころ一人で読んだんですけど(笑)

先日約10年ぶりにこの本を読んだのですが、「あれ? こんなもんだっけ?」という感想を持ちました。
記憶に残る「霧のむこうのふしぎな町」はもっとたくさんのエピソードがあったような…
きっとそのころの私が、空想の中で物語を創っちゃってたんでしょうね(^^;

今はもう、あのころ私の中だけで展開した物語を読むことも、新しく想像することもできないけど、
あの頃は気にもしなかったささやかな描写や、脇役にいちいち心動かされ、まるでまったく違う話を読んだように錯覚しました。

欲を言えば、ボリュームがもっと欲しいのですが、皆さんに出会って欲しい素敵なファンタジーであることは確実です。

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紙の本後宮小説

2003/10/22 17:07

幻の世界に酔う

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アニメは幼いころに見たことがありますが、それ以外何の知識もなく手に取ったので、本当の歴史小説かと何度も疑いました。
それほど巧緻に作られた世界、意図的に「伝記小説」的にしてある文章。
今までに読んだことのないスタイルの物語でした。

お話は簡単に書いてしまうと、古代中国のような国の後宮を舞台にした少女のシンデレラストーリー(ありがち)、と言えないこともありません。
でも、優秀な歴史小説は結末がわかっていても面白いのと同じように、ありがちなのに読まずにはいられない、そんな力がこの物語にはあります。

なによりも、ドライなのにどこか妖艶な香りを放つ、そんな空気感を感じられるのが、この物語の一番の魅力でしょう。

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紙の本掌の中の小鳥

2003/10/21 18:50

ほんの少し優しい気持ちになりたい日に

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

推理とかできないから、ミステリーは苦手…そんな人にこの本を自信を持ってお勧めします!←どこの回し者だ(笑)
私も推理は苦手で、本格的な推理小説ではおいてけぼりになってしまう事がしばしばあるのですが、これは大丈夫です。
推理についていけなくても、そっと手を差し伸べてくれるような丁寧な文章が寄り添ってくれます。

それから、推理以外にも目を離せない要素だらけです。。
たとえば、それぞれ個性的でありながら、不快感を持つほど変わっているわけではない登場人物。つかず離れずさっぱりとしたラブストーリー。

短編集ですので、ちょっと空いた時間に気楽に読んで、ほっ・と優しい気持ちになるのが、私のこの本の読み方です(^^)

北村薫さんの落語家シリーズ、安孫子武丸さんの人形シリーズ好きな方は必読☆

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紙の本春琴抄 改版

2003/10/24 15:13

完璧な美しさに生きる愛

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

これは、春琴と佐助の、静かで激しい愛の物語だ。
しかし、作中二人が睦言を言い合うことはない。
それどころか、肉体関係があり子もできたようだが、二人はけしてそのことに執着しない。

わたしは、この二人は人として何かが欠けているのではないか、という印象をもった。
まるで人形を眺めているような、リアリティに欠けた物語であるのに、なぜか官能的で美しい。
もしかしたら、「完璧な美しさ」は人間には創れないのかもしれない。
人間が生きている以上、醜いこともたくさんおかす(その醜さが人間の、人間たる証なのではないかとも私は思うが)。
一点の曇りもない「美しさ」を創れるのは、生きていないものだけだ。

この作品が世に出た当初、「心理描写がない」「いかに生きるべきかの痛烈な問いかけと訴えがない」と批判されたらしいが、そんなものがこの物語に必要であったとは私は思わない。
彼らはただ美しさの世界に生きる人形だからだ。

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紙の本七つの人形の恋物語 新装版

2003/11/06 20:08

凍えたココロがあげる悲鳴

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

河合隼雄氏の『ファンタジーを読む』での解説を読んでから、「読みたーい!」と思って探していました。
普通の本屋じゃ難しい本も比較的簡単に手に入るネットって素敵v

しかし実際に手元に届いたとき、あまりの絵の怖さに私はひそかに後悔しました。
意を決して読んでみても、なんか文章が淡白で説明的でテンションがガンガン下がる(笑)

「ハズレか…?」という思いが頭の隅をよぎった頃、陰険人形使い(おい)キャプテンコック登場!

前述の解説であらすじや登場人物を知っていたので、「あの陰険男が登場したらテンション下がるどころじゃなくて、読むのやめるかも…」と覚悟していたのに、
なぜか陰険男登場から、急に物語が面白く感じられてきました。
想像以上に陰険で、彼が酷いことを言うと(というか台詞の大半が「酷いこと」です)本気でいらいらしたり怒ったりしたのに、彼が登場しないでムーシュと人形だけでほのぼのとしてると、何かが物足りない、早く出てきてキャプテン! という気持ちになりました。
最後まで読んで、人形とキャプテンの関係を考えて妙に納得しました。
彼は聞こえない悲鳴をあげて、助けを求めていたのかもしれません。

多重人格モノと帯などで紹介されていましたが、そんな特殊なことにしなくたって、人のココロは複雑。
これは、必要に迫られて頑なになってしまった心の、救済の物語と私は感じました。
心理系に興味がある方におすすめかもしれません。

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自傷する少女

2003/11/02 15:20

どうして私の考えてたことが、ここに書かれているんだろう…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近一般にも知られるようになった自傷行為について書かれていますが、小説なのでとても読みやすいです。
でも、とても読みやすいのに、とってもリアル。
私も以前自傷癖がありましたが、そのときの私を見ているように錯覚しました。

自傷は、手首を切るという行為から自殺願望と勘違いされることもありますが、本当は違います。
生きていたい、生きているという証が見たいから、切る、という人が実は多いのです。
自傷を理解するにはうってつけの本です。

また、自傷と言うある意味特異な事例を取り上げているにもかかわらず、それ以外の物語も丁寧に描かれています。

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紙の本アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

2003/10/27 19:03

何よりタイトルが傑作

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

とっても「映画的」な作品です(それもアメリカ映画ね)。
ぱきっとした起承転結とか確立された世界観が、映像化されたら映えるんだろうなあ・と思ってたら既に映画化されていたのね。失礼しました。

機械の心とか命とか、今では映画でも小説や漫画でも珍しくもなんともないテーマですが、この作品はとにかく世界観が秀逸なのです。
冒頭に登場する「感情をコントロールする機械」など、生々しい設定が素敵。
私の頭の中では、竹宮恵子の「地球(テラ)へ」とリンクしました(笑)

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雑学の友?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一般的な福祉のテキストで省かれがちな日本の戦前に触れている、結構貴重な本だと思います。
内容も、「人生50年? うそうそ」
「江戸は、医者が余るほどいた」
「老人を大切にした人には奉行所からご褒美が!」など新鮮なものばかり!
統計や引用も多く、純粋に読み物としてもなかなかおもしろいです。

惜しむらくは…
「江戸」「世相」と銘打ってる割には、内容が佐渡地方に偏っている気がします。
統計分析も、「ん?」と首をひねってしまうようなものが、ちらほら…

でも、一般向け読み物としては新知識、親しみやすさなどなかなか優れていると感じました。

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読む人を選ぶかと

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ううーん…多分はまってしまう人は物凄くはまってしまうんだろうなー、というのが私の感想です。
=私には合いませんでした。

推理小説か。
それともライトノベルか。
最後まで、この小説の位置づけを私の中でどうするか決めかねました。
どっちでもいいじゃん、という方もいらっしゃるかもしれません。
私も普段は「いろんな要素があったほうがお得」とか考えてあまり気にしないのですが、この小説にいたっては、お得感は皆無に等しいです。
ぶっちゃけて言っちゃうと、「どっちにしても半端なんだよ!」と言ったところです。

いえ、推理面は悪くないとは思いますよ。
簡単難しいは読んだ人によると思いますが、特に反則もなく、意表をつくポイントもあります。
じゃあ何故おもしろくないのだろう。
わたしは、全体に漂う「軽さ」が原因だと感じた。
感情移入を誘うだけのリアリティー、それを作るだけの筆力がないのではないかと。

だらだらと批判してしまいましたが、合う人には合うと思います(事実弟ははまってシリーズ全巻集めている…)

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