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レビューアーランキング
先月(2017年8月)

7Upperさんのレビュー一覧

投稿者:7Upper

2 件中 1 件~ 2 件を表示

幽霊ビルの裏には二転三転の裁判があった

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

1972年の千日デパートの火災は、ビルからたくさんのホステスさんが飛び降りた悲惨な火災として強烈に印象に残っていました。
焼け残ったビルが何年も放置され「幽霊ビル」などと呼ばれていたのを覚えています。
ミナミの一等地でこれだけ長い間ビルを遊ばせておく理由がわかりませんでしたが、裏でこんな戦いがあったんですね。しかもその犯人?が中坊さんだったとは!
焼けだされたテナント団体が千日デパートに起こした損害賠償訴訟の弁護団長をしたのが中坊さんで、裁判は証人の出廷妨害、中間判決、ビル取り壊し禁止の仮処分、その取り消し、そのまた取り消し……と、二転三転。なかなかスリリングで、普通の裁判ではこんなことはあまりないんじゃないでしょうか。
「弱いもんが強いもんに勝つには徹底的な戦いしかない」と、依頼人よりも前に進んでしまう姿が、中坊さんの面目躍如です。

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「憲法九条」国民投票

2003/10/21 23:39

九条問題の必須参考書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 憲法九条と自衛隊 ── この矛盾した存在が併存している国日本。
 しかしこの不思議な時代も、「集団的自衛権」という「禁じ手」の登場により、そろそろ限界に達してきているようだ。
 小泉首相のもと、近い将来「改憲」が確実に現実的な政治課題となるだろう。
 そうなった時、私たち国民はこの問題にどう向き合えばいいのか。

 本書は日本国憲法の成立時のエピソードから現実に憲法改正が発議され国民投票が行われるまでの近未来シミュレーションまでをカバーし、単なる解釈論に終始するよくある「九条本」とは一線を画している。
 GHQの上位機関として存在した「極東委員会」の存在や、国会で共産党(野坂参三)が「自衛のための戦争は正しい戦争で、放棄するべきではない」と吉田茂に詰め寄る話など、今まであまり知られなかった興味深い話もある。
 圧巻は、現在活躍する識者(政治家・学者・作家など)数十人の「九条問題」への意見。「右」から「左」まで、雑誌や著書で発表されたさまざまな意見を筆者はコメントを入れることもなく淡々と読者に提示する。読者はこの中にいくつかは自分と同じ意見を見いだせるだろうし、多くの示唆を与えられることになるだろう。

 来るべき「九条改正国民投票」にそなえ、「主権者」たる国民としてこの国をどうするのか……、それを考えるためのテンコモリ参考書としたい、これが著者の狙い(願い?)だろう。

 この本は「改憲派」「護憲派」双方が手にすべき必携本となるに違いない。 

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