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先月(2017年2月)

もも たろうさんのレビュー一覧

投稿者:もも たろう

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紙の本国民の文明史

2004/07/17 10:35

混迷の現代を乗り越える原点の誕生を予感

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

私自身、子供の頃から左右にゆれる思想観と、欧米と日本の古い文化にも、
触れる機会があり、また職業人として職場の中で、新しい産業文化の中に
も、現在は経営者として製造業を預かる実体験の中でも、精神の基軸をど
こにおくべきかの模索を続けてきた。

中国や韓国との仕事上や友人やメルマガでの交流からは、いかに同文同種
ではないかを痛感させられた。

製造業文化としては、単純能率・成果給やMBAなどに代表される欧米の
ドライなビジネス文化と、日本の現場を支えてきた仕事文化の選択にも
頭を悩ましてきた。稲盛和夫の盛和塾の思想は、現実の経営の中で、経営
トップとしての心構えに確信を与えてくれた。

そういう中で、中西輝政の「国民の文明史」に出会った。
日本が、日本文明というヨーロッパ・中国・インド・イスラムなどと
並ぶ独自のしかも一国での文明圏を作ったという指摘は得心が行くもの
であった。指摘の特徴の一つ一つが、多くの実体験に符合する。

日本でも名のある企業は、地方文化・文明の中で精神を育ててきた。
トヨタや三菱など、それぞれに地方の香りがするのである。
欧米哲学スタートで大きく成功した企業を私は現実に知らない。

中西のこの文明史を読んで、多くの疑問が氷解する思いであった。
そして、今の日本でかくも多くの異常な事件が続発することに対しても
理解が出来る。

これからの日本を考える基軸となる可能性のある視点を提供する、
警世の書としてぜひ多くの人に読んでもらいたいと思う。

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