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コブロシキさんのレビュー一覧

投稿者:コブロシキ

紙の本白と黒 改版

2003/11/08 23:19

私にとって初めての横溝作品となった

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 金田一耕助シリーズの映像(映画、TVドラマ)は好んで観ます。でも文庫を読むのは避けてきました。理由は、文庫本の表紙がおどろおどろしいこと、本編に入る前の前置き(スリーリーテラー的導入部)への違和感、地名などが「岡__村」やS市のように表記されてることの煩わしさ、などです。
 しかし最近、無性に推理小説が読みたくなり何を読もうかと物色した際、本作品は、上記のとっつき難さがなくこれはいいな、と思いました。横溝正史生誕百年記念で文庫の表紙がリニューアルしたのも好感です。

 さて、内容ですが、昭和35年10月11日、時あたかも日本シリーズの開幕から11月初旬の総選挙という時期に新開団地群で起きた事件の物語です。偶然にも私が読んだ今この年この時期にピタリでした。
 「Ladies and Gentlemen」で始まる謎の手紙。殺人事件。誤解と便乗。偶然の行動が招く殺人への動機。それらが絡み合い複雑な事件を紡ぎ上げています。残り数ページで分かる事件の全容。その時に得るカタルシス。
 こんなに複雑な作品を書き上げる作者に改めて脱帽しました。

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