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先月(2017年6月)

コーヒーノキさんのレビュー一覧

投稿者:コーヒーノキ

1 件中 1 件~ 1 件を表示

孔子

2004/02/07 17:45

今思う孔子の教え

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この小説の主人公は、孔子本人ではなくその弟子である。物語は、孔子の死後三十数年たってから、主人公がかつて孔子と過ごした日々を、孔子を研究する人々(孔子研究会)の前で回想し、孔子の残した言動について問答していくものである。作中には、高校時代に授業で出会った(記憶のある)言葉も登場しており、中でも有名な「天命」の解釈には、多くの登場人物が独自の解釈を披露している。この天命という言葉は、授業で聞かされた頃は何ら感動も覚えなかったのだが、今読んでみると宗教とは一味違った厳しい教えであることに改めて気付かされる。宗教には神仏がおり、それらを信ずることによって救われたり成仏したりするのだが、孔子は、人間が正しいと思う道を信じ、それを正しく行おうとも、天は必ずしも救いはしてくれない。天はただ嘉するだけであると言う。当たり前のようだが、なかなかそう思えないのが人間であり、だからこそ孔子は命がけで多くの人に伝えようとしたのだろう。
回想には、孔子を支えた弟子たちも興味深く描かれており、孔子一門が目指した世界に奥行きを持たせている。また、当時の歴史的背景も随所に織り込まれているため、中国史に興味がある方も楽しめると思う。

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