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先月(2017年8月)

一人静かさんのレビュー一覧

投稿者:一人静か

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本この素晴らしき世界に生まれて

2004/03/24 23:24

手話っていいね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 題名があまり偉そうだったので最初、敬遠してたけど、読んでみると、誠実で控えめで、それでいて胸をうつ本だった。主人公は難聴の女の子で、主な舞台は古めかしい図書館。難聴で、発音がへたで話すことに自信のない主人公が謎のお婆さんに古い本を朗読するという設定が妙におもしろい。読んでいる本が古い外国のファンタジーということで、もう一つの話が平行して語られていくがその話も味があってよかった。知人は物足りないといっていたが、このサイドストーリーが目立ちすぎると本筋の話が色あせてみえることになるし、それは仕方のないことだろうと思う。
 じわじわと胸にしみわたってくるように子ども達の心のひだがていねいに語られていく。後半、事件が起きて、一気に佳境に入っていくが、感動的なシーンが立て続けに書き込まれていて、最後まで一気に読んでしまうことになる(少しもったいないような気もするが……)。
 中1の娘に読んでみたらと勧めたが、泣いたらしい。ああ、ひょっとしたら彼女もこの本の主人公のように自分の居場所を探していたのかな、自分は全く気付いていなかったけど、彼女もいろんなことを考えて傷ついていたのかなと親として切なくなった。
 先生が書いた本らしく、きっちりと子どもに希望を持たせるような話にしてくれている。これが嬉しかった。このことが、本の価値を下げることにもなるかもしれないと思うけど、でも、希望を与えてくれる本に出会える事はめったにないし、その意味では、貴重な児童書だと感じている。
 

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