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先月(2017年6月)

まーさんのレビュー一覧

投稿者:まー

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本向日葵の咲かない夏

2005/11/22 22:21

現実はもっと・・・

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ホラーサスペンス大賞特別賞後第1作のこの作品。前作「背の眼」同様、一気に読ませる。帯のとおり、「本気で物語をつくるってのはこういうことさ!」であった。しかも、2回目に読んだときのほうが面白かった。ドンデン!の伏線を確かめつつという楽しみもあるしね。
しかし、「物語」ですまされていけばいいのだが・・・。マスコミをにぎわし続ける、児童虐待・育ちそびれた若者たちがおこす様々な事件。いや、もう若者といえない年齢になっても内深く抱え込まれたゆがみ。「どこかおかしい、どこか狂っている」という思いを抱くのはミチオ=著者だけではなく、私もだ。海面に現れた氷山の下深く、現実は物語をはるかに凌駕していく。
「今夜、あの子を助けに行かなければ明日はもう泣き顔すら見られなくなるかもしれない!」と切羽詰っても実際には何もできない無力な自分。そうやって疲れ果て、おばさんもまた、静かに壊れていく。しかし、人間は再生していけることもある。「生まれ変わった」りしなくても、壊れかけた人間同士でも支えあって生きていくなかでやり直しできることもあるって信じたいよね!秀介君。

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